テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

その本屋さんへは、叡電に乗って。

2011-10-10 23:13:09 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 夕空にきれいなお月さまが浮かぶ今日10月10日……
 9日夜には急な大雨となって、どうなることかと心配いたしましたが、
 祝日は、やっぱり晴れでなくちゃ♪♪

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 はんぷくゥよことびッ!」
「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!筋力測定っ!)

 ……インドア派の私ネーさのハートにグサリと突き刺さる御言葉、ありがとうございます。
 はい、インドア派はインドア派らしく、
 スポーツの秋なれど読書タイム敢行!
 本日は、こちらを、どうぞ~!

  


            
             ―― 本屋の窓からのぞいた{京都} ――


 
 著者は恵文社一乗寺店の皆さん、2010年11月に発行されました。
 『恵文社一乗寺店の京都案内』と副題が付されています。
 
 活字マニアの皆さまには、あらためて説明の必要もなかろうかと存じますが、
 恵文社さんは、
 本屋さんの枠を超えた本屋さん。
 2008年には英国ガーディアン紙で
 “世界のブックストアベストテン”に選出されたこともある
 全活字マニアあこがれの本屋さんですね♪

「うむッ、テディちゃもォ、ひょうばんはァ、かねがねッ♪」
「がるぐるるるぐるがるるる!」(←訳:行ってみたい本屋さん№1だよ!)

 恵文社のスタッフさんは、

 “本にまつわるあれこれのセレクトショップ”

 と、御自身のお店を形容しておられます。
 
 一般書店さんで扱っているのと変わりない書籍、
 一般書店さんではまず見かけることのない絶版本、
 アーティストさん自作の冊子、
 本屋さんに合うBGMのCD、
 年末年始に行われる古書の即売イベントなどなど。
 たくさんの顔を持つ恵文社一乗寺店さんは、
 なるほど、
 セレクトショップと呼称するのが
 いちばん似合っているのかもしれませんね。

「えほんもォ、いいねッ♪」
「がるるぐるがる!」(←訳:マンガもあるよ!)

 そんな恵文社一乗寺店さんの窓に映るのは、
 名所旧跡とはちょっと異なる京都。
 京都に住まう地元の人なら知っている、
 でも観光客さんにはあまり知られていない風景や、
 一乗寺界隈に在って
 恵文社のスタッフさんたちが日頃から親しんでいるお店。

 そして、恵文社さんに係わりのあるクリエイターさんたちも
 紹介されています。
 
「こうやッてェ、さいこうのォほんやさんはァ、つくられるゥッ!」
「がるるるぐるがるぐる♪」(←訳:さりげなくカッコいいね♪)

 ステキにカッコ良く、
 本好きを魅了してやまない本屋さんが造った御本からは、
 京都という町への大きな愛情も感じられます。
 本が好きで~京都が好きで~♪な活字マニアさん、
 何処かにいい本屋さんはないか?とお探しの方々に、
 これだ!と
 おすすめしたい一冊ですよ!

「しゃしんもォ、いいあじィ、だしてまスゥ!」
「がるぐるがるるるぐーる!」(←訳:では、叡電に乗って、出発進行ー!)
コメント
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