こんにちは、ネーさです。
てくてくてく……歩け歩け、美味しい新米をた~くさん食べちゃったぶん、
カロリーを消費しなくちゃ!
と、代謝UPを目指して、今日も、てくてくてく……。
「こんにちわッ、テディちゃでス!
うむゥ~…テディちゃもォ、あるこうッ!」
「がるる!ぐるるぐるがるがるるる!」(←訳:虎です!ボクも歩いてシェイプアップ!)
本気で歩くと、結構なハードワークですよね。
でも、ここに、
ヒョイっと飛ぶ! ササっと駆ける! ツツーっと登る!
それくらい、お手のもの~♪という御方がおりますよ。
本日は、そんな運動神経抜群の主人公さんが登場する物語を、
さあ、どうぞ~!
―― 完盗オンサイト ――
著者は玖村(くむら)まゆみ さん、2011年8月に発行されました。
この御本は、第57回江戸川乱歩賞受賞作品!
玖村さんのデビュー作品でもあるのですね♪
「おォッ! らんぽしょゥッ!」
「ぐるる!がるがるがるるぐるぐるる!」(←訳:すごいや!おめでとうございます!)
本当にすごいわね!と拍手しながら、
でも、ちょいっと首をひねっちゃうのは……
オンサイト、って、何のことでしょ?
聞いた憶えがありませんね。
IT関係の特殊な用語かしら?
暗号、ってのもありそうね。
でなければ、著者・玖村さんの造語……?
その答えは、読み進むうち、明らかになります。
――クライミングに『オンサイト』っていう言葉があるんです――
主人公の、水沢浹(みずさわ・とおる)くんは言うのでした。
―― 一度もトライしたことのないルートを、初見で完登(かんとう)する――
それが、オンサイト。
「ほわわァ~、くらいみんぐゥ!」
「がるぐるるがるがる?」(←訳:崖や絶壁を登るの?)
浹くん、小柄で、アタマは金髪、定収入のない若輩くんですけれど、
一流のクライマーなのでした。
一度もトライしたことのないルートを、初見で完登すること。
一切の情報を持たず、登り切ること。
誰かに誘導されたり、
他人が登っているのを目にした後で登るのは、
オンサイトではない。
それゆえ、オンサイトは非常に難しい。
いま、浹くんの視界を
登るべき壁が占めています。
東京都心部にあって、
広大な森を従え、
人々が畏敬の念をもって望み見るその地は……
皇居。
「えええェ~ッ??」
「がるぐるるっ?」(←訳:じゃあ、お堀をっ?)
いったい、何が彼を駆り立てるのか?
どんな思いが彼を動かしているのでしょう?
ミステリを細分化するならば、
どうやって?
いったい誰が?
何故こんな?
などの、幾種類かの《?》ジャンルに分かれますが、
この御本は、
『なんでまた?』な色合いが濃いようです。
なんでまた、浹くん、君はそんなことを?
どうしてそんな?そこまで?
御本の帯や、
ネット書店での粗筋紹介には、
浹くんが何をしようとしているのか、
しっかり明記されちゃっているのですが、
拙ブログでのお喋りはここまで!
完登?
いいえ、完盗に挑む浹くんの、
クールなオンサイトぶり、
スポーツ好きな活字マニアさんに、
ミステリもエンタも大好き!な御方に、おすすめですよ~♪
「のぼれッ!
おやつのォ、かくしばしょッ、めざしてッ!」
「がるるぐるがるがるるー!」(←訳:不屈の闘志でガブリー!)
そこは本棚ですー!
お菓子じゃないのよっ齧らないでー!
てくてくてく……歩け歩け、美味しい新米をた~くさん食べちゃったぶん、
カロリーを消費しなくちゃ!
と、代謝UPを目指して、今日も、てくてくてく……。
「こんにちわッ、テディちゃでス!
うむゥ~…テディちゃもォ、あるこうッ!」
「がるる!ぐるるぐるがるがるるる!」(←訳:虎です!ボクも歩いてシェイプアップ!)
本気で歩くと、結構なハードワークですよね。
でも、ここに、
ヒョイっと飛ぶ! ササっと駆ける! ツツーっと登る!
それくらい、お手のもの~♪という御方がおりますよ。
本日は、そんな運動神経抜群の主人公さんが登場する物語を、
さあ、どうぞ~!
―― 完盗オンサイト ――
著者は玖村(くむら)まゆみ さん、2011年8月に発行されました。
この御本は、第57回江戸川乱歩賞受賞作品!
玖村さんのデビュー作品でもあるのですね♪
「おォッ! らんぽしょゥッ!」
「ぐるる!がるがるがるるぐるぐるる!」(←訳:すごいや!おめでとうございます!)
本当にすごいわね!と拍手しながら、
でも、ちょいっと首をひねっちゃうのは……
オンサイト、って、何のことでしょ?
聞いた憶えがありませんね。
IT関係の特殊な用語かしら?
暗号、ってのもありそうね。
でなければ、著者・玖村さんの造語……?
その答えは、読み進むうち、明らかになります。
――クライミングに『オンサイト』っていう言葉があるんです――
主人公の、水沢浹(みずさわ・とおる)くんは言うのでした。
―― 一度もトライしたことのないルートを、初見で完登(かんとう)する――
それが、オンサイト。
「ほわわァ~、くらいみんぐゥ!」
「がるぐるるがるがる?」(←訳:崖や絶壁を登るの?)
浹くん、小柄で、アタマは金髪、定収入のない若輩くんですけれど、
一流のクライマーなのでした。
一度もトライしたことのないルートを、初見で完登すること。
一切の情報を持たず、登り切ること。
誰かに誘導されたり、
他人が登っているのを目にした後で登るのは、
オンサイトではない。
それゆえ、オンサイトは非常に難しい。
いま、浹くんの視界を
登るべき壁が占めています。
東京都心部にあって、
広大な森を従え、
人々が畏敬の念をもって望み見るその地は……
皇居。
「えええェ~ッ??」
「がるぐるるっ?」(←訳:じゃあ、お堀をっ?)
いったい、何が彼を駆り立てるのか?
どんな思いが彼を動かしているのでしょう?
ミステリを細分化するならば、
どうやって?
いったい誰が?
何故こんな?
などの、幾種類かの《?》ジャンルに分かれますが、
この御本は、
『なんでまた?』な色合いが濃いようです。
なんでまた、浹くん、君はそんなことを?
どうしてそんな?そこまで?
御本の帯や、
ネット書店での粗筋紹介には、
浹くんが何をしようとしているのか、
しっかり明記されちゃっているのですが、
拙ブログでのお喋りはここまで!
完登?
いいえ、完盗に挑む浹くんの、
クールなオンサイトぶり、
スポーツ好きな活字マニアさんに、
ミステリもエンタも大好き!な御方に、おすすめですよ~♪
「のぼれッ!
おやつのォ、かくしばしょッ、めざしてッ!」
「がるるぐるがるがるるー!」(←訳:不屈の闘志でガブリー!)
そこは本棚ですー!
お菓子じゃないのよっ齧らないでー!