こんにちは、ネーさです。
あらっ? 雨? 週末のお天気予報は雨模様、ですか?
高尾山では10月17日に
山伏さんたちによる大護摩供養を中心とする秋季大祭が行われる予定なんですけど~?
「こんにちわッ、テディちゃでス!
あきのォ、おやまはァ、だいこんざつゥ!」
「ぐるる!ぐるがるがるがるるがる!」(←訳:虎です!皆さま足元に御用心して登ってね!)
強力な晴れ男&晴れ女さんが来て下さるといいわね~♪
では、ひよわな私たちは山の麓で読書タ~イム!
本日は、こちらを、どうぞ~!
―― 謙信の軍配者 ――
著者は富樫倫太郎さん、2011年7月に発行されました。
『早雲の軍配者』『信玄の軍配者』に続く《軍配者》シリーズ、
三部作のラストを飾るこの作品には……出るわね、あの御方が!
「でるゥ??」
「がるぐるがるっ?」(←訳:オバケですかぁ?)
もっちろん……
ちがいますーっ!!
登場するのは、あの御方よ!
御本の題名にあるでしょう、『謙信の』と!
そう、上杉謙信公!
えへん、でもね、正確を期すならば、
これは上杉姓を名乗るより以前の物語も含んでいますから、
長尾景虎(ながお・かげとら)さん、とお呼びしなくてはね。
「ふァ~、テディちゃ、おもいだしたでスよッ!
ふうりんかざんッ!」
「がるぐるがるるがるる!」(←訳:大河ドラマの謙信さん!)
NHKの大河ドラマ『風林火山』――
あの映像作品での謙信さんの描かれ方は、
スタイリッシュでエキセントリック、
それだけにとても印象的でした。
しかし、実際の謙信さんは、
もっともっと“変わった御方”であったと言えます。
現代では、あまり知られていないようですが、
謙信公、戦国時代きってのインテリさんだったのです。
「ふァ? いんてりィ~??」
「ぐるぐるがるぐる?」(←訳:IQ高かったんだ?)
武将さんのお家に於いては珍しくないことに、
謙信さんの家庭事情は複雑で、
幼時をお寺に預けられて育ちました。
林泉寺(りんせんじ)という禅宗のお寺の和尚さまは
幼い謙信さんをビシバシと鍛え、
立派な武将に、
ではなく、
立派な教養人に仕立て上げます。
北条早雲、武田信玄、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康……
大勢の戦国大名の誰よりも、
謙信さんは漢詩に長けておりました。
漢詩に長けるとは、
すなわち、漢語を自在に読みこなせることであり、
漢語で書かれた軍略書・戦史・戦記をすらすら読み下せる、
ということでもあります。
軍配者(軍師)さんにとって、
これほど『仕えにくい主君』が他にいたでしょうか。
自分よりも主君の方が戦略史や戦法に詳しい?
そんなお殿さまには、
どんな奇襲・奇策を献じたら満足していただけるのだろう――
「うむむゥ~、いんてりッてェ、たいへんッでスねッ!」
「がるるるるぐるがる~」(←訳:軍師さんも大変だよ~)
軍配者(軍師)養成する機関・足利学校で学んだ三人の青年、
鴎宿、
青渓、
養玉、
彼らがそれぞれ仕える武将たちの命運は、
そして軍配者たる彼らは、
いかにして戦乱の世に立ち向かい、
或いは流されてゆくのか――
歴史好きさん、
戦国時代もの好きな御方は読まなくちゃ!な一冊、
未読の御方は、出来れば発行順にお読み下さいね!
関東を舞台にした戦国時代中期のヒット三部作、
おすすめで~す!
「むッとォ、けんしんさまのォ、でばんをッ!」
「がるぐるるるるがる~!」(←訳:増やしてほしいよう~!)
あらっ? 雨? 週末のお天気予報は雨模様、ですか?
高尾山では10月17日に
山伏さんたちによる大護摩供養を中心とする秋季大祭が行われる予定なんですけど~?
「こんにちわッ、テディちゃでス!
あきのォ、おやまはァ、だいこんざつゥ!」
「ぐるる!ぐるがるがるがるるがる!」(←訳:虎です!皆さま足元に御用心して登ってね!)
強力な晴れ男&晴れ女さんが来て下さるといいわね~♪
では、ひよわな私たちは山の麓で読書タ~イム!
本日は、こちらを、どうぞ~!
―― 謙信の軍配者 ――
著者は富樫倫太郎さん、2011年7月に発行されました。
『早雲の軍配者』『信玄の軍配者』に続く《軍配者》シリーズ、
三部作のラストを飾るこの作品には……出るわね、あの御方が!
「でるゥ??」
「がるぐるがるっ?」(←訳:オバケですかぁ?)
もっちろん……
ちがいますーっ!!
登場するのは、あの御方よ!
御本の題名にあるでしょう、『謙信の』と!
そう、上杉謙信公!
えへん、でもね、正確を期すならば、
これは上杉姓を名乗るより以前の物語も含んでいますから、
長尾景虎(ながお・かげとら)さん、とお呼びしなくてはね。
「ふァ~、テディちゃ、おもいだしたでスよッ!
ふうりんかざんッ!」
「がるぐるがるるがるる!」(←訳:大河ドラマの謙信さん!)
NHKの大河ドラマ『風林火山』――
あの映像作品での謙信さんの描かれ方は、
スタイリッシュでエキセントリック、
それだけにとても印象的でした。
しかし、実際の謙信さんは、
もっともっと“変わった御方”であったと言えます。
現代では、あまり知られていないようですが、
謙信公、戦国時代きってのインテリさんだったのです。
「ふァ? いんてりィ~??」
「ぐるぐるがるぐる?」(←訳:IQ高かったんだ?)
武将さんのお家に於いては珍しくないことに、
謙信さんの家庭事情は複雑で、
幼時をお寺に預けられて育ちました。
林泉寺(りんせんじ)という禅宗のお寺の和尚さまは
幼い謙信さんをビシバシと鍛え、
立派な武将に、
ではなく、
立派な教養人に仕立て上げます。
北条早雲、武田信玄、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康……
大勢の戦国大名の誰よりも、
謙信さんは漢詩に長けておりました。
漢詩に長けるとは、
すなわち、漢語を自在に読みこなせることであり、
漢語で書かれた軍略書・戦史・戦記をすらすら読み下せる、
ということでもあります。
軍配者(軍師)さんにとって、
これほど『仕えにくい主君』が他にいたでしょうか。
自分よりも主君の方が戦略史や戦法に詳しい?
そんなお殿さまには、
どんな奇襲・奇策を献じたら満足していただけるのだろう――
「うむむゥ~、いんてりッてェ、たいへんッでスねッ!」
「がるるるるぐるがる~」(←訳:軍師さんも大変だよ~)
軍配者(軍師)養成する機関・足利学校で学んだ三人の青年、
鴎宿、
青渓、
養玉、
彼らがそれぞれ仕える武将たちの命運は、
そして軍配者たる彼らは、
いかにして戦乱の世に立ち向かい、
或いは流されてゆくのか――
歴史好きさん、
戦国時代もの好きな御方は読まなくちゃ!な一冊、
未読の御方は、出来れば発行順にお読み下さいね!
関東を舞台にした戦国時代中期のヒット三部作、
おすすめで~す!
「むッとォ、けんしんさまのォ、でばんをッ!」
「がるぐるるるるがる~!」(←訳:増やしてほしいよう~!)