こんにちは、ネーさです。
日ごと深まる秋……日ごと増す着衣のモコモコ度……
ワンコやニャンコも冬毛への換毛が始まっているようです。
「こんにちわッ、テディちゃでス!
おォッ!
からすうりィ、はッけんッ!」
「がるる!ぐるるるがるぐるー!」(←訳:虎です!朱赤色が映えるねー!)
週末の東京・多摩地域は、お天気いまひとつ?
お出掛けは来週ってことにして、換毛ならぬ衣替え大作戦遂行中の方々も、
しばしの読書タイムでリフレッシュを!
本日ご紹介いたしますのは……
にゃおおんにゃご!(←訳:この一冊ですよ!)
―― 黒猫オルドウィンの冒険 ――
著者はアダム・ジェイ・エプスタインさん&アンドリュー・ジェイコブスンさん、
原著は2010年に、画像の日本語版は2010年11月に発行されました。
英原題は『THE FAMILIARS』、
日本語版には『三びきの魔法使い、旅に出る』と副題が付されています。
「むほゥ~!
にゃんこォがァ、しゅやくゥでスねッ!」
「ぐるがるるるるがるぐる?」(←訳:このニャンコも換毛中?)
彼の名は、オルドウィン。
ええ、オルドウィンくんもバリバリ換毛中!と言いたいところですが、
どうなのかしら~?
生粋の野良ニャンコ、
毎日、街角で残り物やハンパ物を漁る野良ライフを送っているオルドウィンくんには、
換毛でクッションが抜け毛だらけ、とか、
毛並みのお手入れ、とかは二の次、三の次です。
今日はどうやってゴハンを手に入れよう?
第一に考えるのは、そんなことばかり――
オルドウィンくんの生活に変化が起きたのは、
とある偶然がきっかけでした。
『ぼく、この猫にする』
魔法使い見習いの少年・ジャックのひと言で、
オルドウィンくんは、
ジャックくんの《使い魔(ファミリア)》に選ばれちゃったのです。
「ふァみりあァ???」
「がるるぐる?」(←訳:使い魔って?)
魔法使いや、魔女、呪術師が使う動物の相棒が、
使い魔(ファミリア)。
ファミリアは自分の相棒である人間の魔法使いを手助けし、
またファミリア自身も
魔法を駆使する能力を持つ《特別》な動物なのですよ。
ジャックに選ばれてしまったオルドウィンくん、
ポーカーフェイスを保ちつつも、
内心パニック!
とんだかんちがいだ!
おれはただの野良猫で、
特別な能力なんて、ない!
……トラブルに巻き込まれる才能なら、あるけど。
「うむむゥ~、それはァ、こまりましたでスねッ」
「がるるがるぐる~!」(←訳:先行き不安だよう~!)
困ったなぁと思いつつも、
オルドウィンくん、ジャックくんについてゆきます。
何故って、
この人間の少年に『絆を感じた』から。
街での荒んだ暮らしよりも、
魔法使いとその弟子たちとの生活が
好きになってしまったから。
ジャック少年の師匠、偉大なる魔法使い・カルスタッフの家で、
オルドウィンくんは新たな人生、いえ、猫生をスタートさせたのですが――
「じけんッ、でスかッ!」
「ぐるがるっ!」(←訳:事件だねっ!)
児童書に分類されているこの御本は、
もちろん大人が読んでも充分に面白くて、
というよりは、
オルドウィンくんと仲間の使い魔たちの軽妙な掛け合い、
会話の間合いの取り方、
言葉遊びのセンスなど、
大人の方がより理解できるのでは?と思わされます。
また、巻末の訳者あとがきを読めば、
なるほどね~、
そういえば~、
道理で~、
てな具合にニヤリとさせられもいたします。
本国アメリカでは大好評のファンタジー作品、
SF好きさん、
動物好きさんにも、
おすすめ!ですよ~♪
「むほほッ♪
テディちゃにもォ、じつはァ、まほうのォ、のうりょくがァ!」
「がるっぐるる~?!?」(←訳:えっホント~?!?)
「なんとッ!
おひるねェ、はちじかんッ!!」
「……がるがるるがるぐるる~…」(←訳:……それはお昼寝じゃないよ~…)
日ごと深まる秋……日ごと増す着衣のモコモコ度……
ワンコやニャンコも冬毛への換毛が始まっているようです。
「こんにちわッ、テディちゃでス!
おォッ!
からすうりィ、はッけんッ!」
「がるる!ぐるるるがるぐるー!」(←訳:虎です!朱赤色が映えるねー!)
週末の東京・多摩地域は、お天気いまひとつ?
お出掛けは来週ってことにして、換毛ならぬ衣替え大作戦遂行中の方々も、
しばしの読書タイムでリフレッシュを!
本日ご紹介いたしますのは……
にゃおおんにゃご!(←訳:この一冊ですよ!)
―― 黒猫オルドウィンの冒険 ――
著者はアダム・ジェイ・エプスタインさん&アンドリュー・ジェイコブスンさん、
原著は2010年に、画像の日本語版は2010年11月に発行されました。
英原題は『THE FAMILIARS』、
日本語版には『三びきの魔法使い、旅に出る』と副題が付されています。
「むほゥ~!
にゃんこォがァ、しゅやくゥでスねッ!」
「ぐるがるるるるがるぐる?」(←訳:このニャンコも換毛中?)
彼の名は、オルドウィン。
ええ、オルドウィンくんもバリバリ換毛中!と言いたいところですが、
どうなのかしら~?
生粋の野良ニャンコ、
毎日、街角で残り物やハンパ物を漁る野良ライフを送っているオルドウィンくんには、
換毛でクッションが抜け毛だらけ、とか、
毛並みのお手入れ、とかは二の次、三の次です。
今日はどうやってゴハンを手に入れよう?
第一に考えるのは、そんなことばかり――
オルドウィンくんの生活に変化が起きたのは、
とある偶然がきっかけでした。
『ぼく、この猫にする』
魔法使い見習いの少年・ジャックのひと言で、
オルドウィンくんは、
ジャックくんの《使い魔(ファミリア)》に選ばれちゃったのです。
「ふァみりあァ???」
「がるるぐる?」(←訳:使い魔って?)
魔法使いや、魔女、呪術師が使う動物の相棒が、
使い魔(ファミリア)。
ファミリアは自分の相棒である人間の魔法使いを手助けし、
またファミリア自身も
魔法を駆使する能力を持つ《特別》な動物なのですよ。
ジャックに選ばれてしまったオルドウィンくん、
ポーカーフェイスを保ちつつも、
内心パニック!
とんだかんちがいだ!
おれはただの野良猫で、
特別な能力なんて、ない!
……トラブルに巻き込まれる才能なら、あるけど。
「うむむゥ~、それはァ、こまりましたでスねッ」
「がるるがるぐる~!」(←訳:先行き不安だよう~!)
困ったなぁと思いつつも、
オルドウィンくん、ジャックくんについてゆきます。
何故って、
この人間の少年に『絆を感じた』から。
街での荒んだ暮らしよりも、
魔法使いとその弟子たちとの生活が
好きになってしまったから。
ジャック少年の師匠、偉大なる魔法使い・カルスタッフの家で、
オルドウィンくんは新たな人生、いえ、猫生をスタートさせたのですが――
「じけんッ、でスかッ!」
「ぐるがるっ!」(←訳:事件だねっ!)
児童書に分類されているこの御本は、
もちろん大人が読んでも充分に面白くて、
というよりは、
オルドウィンくんと仲間の使い魔たちの軽妙な掛け合い、
会話の間合いの取り方、
言葉遊びのセンスなど、
大人の方がより理解できるのでは?と思わされます。
また、巻末の訳者あとがきを読めば、
なるほどね~、
そういえば~、
道理で~、
てな具合にニヤリとさせられもいたします。
本国アメリカでは大好評のファンタジー作品、
SF好きさん、
動物好きさんにも、
おすすめ!ですよ~♪
「むほほッ♪
テディちゃにもォ、じつはァ、まほうのォ、のうりょくがァ!」
「がるっぐるる~?!?」(←訳:えっホント~?!?)
「なんとッ!
おひるねェ、はちじかんッ!!」
「……がるがるるがるぐるる~…」(←訳:……それはお昼寝じゃないよ~…)