こんにちは、ネーさです。
昨日の風雨を乗り越え、今日もサクラちゃんは咲いてくれました~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/42/34ead446b0efbf634da64e3647e1875d.jpg)
「こんにちわッ、テディちゃでス!
いまがァ、さいこうのォ、みごろッ♪」
「がるる!がるぐるる~る!」(←訳: 虎です!桜餅くださ~い!)
サクラの下で桜餅、
イチゴ大福や抹茶アイスクリームもいいわね!
では本日は、サクラ見物おやつの友に、
こちらの絵本はいかがでしょうか~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ad/07dd9bc4315498abacfdb0ca0b51f008.jpg)
―― 泣いた赤鬼 ――
文は浜田廣介さん、画は浦沢直樹さん、2011年12月に発行されました。
1933年に発表された浜田さんの童話『泣いた赤おに』に、
新たな“映像”の風を吹き込んだのは
『20世紀少年』『PLUTO』の漫画家・浦沢尚樹さん!
プロデュースは『MASTERキートン』『PLUTO』他で
浦沢さんと共同制作をしておられる長尚志さん!
「わぽゥ! ごーるでんとりおッ、でスゥ!」
「がるっるー!」(←訳:すっごーい!)
表紙の赤鬼さんのお顔からして、
浦沢さんの画だわ!と
ファンの方々には分かっちゃいますね。
浦沢さんタッチの、赤鬼さん!
「まッかでス!」
「がるぐるる!」(←訳:ツノもある!)
画は間違えようのない浦沢さん流《鬼》、
けれども、物語には何の変更も加えられていません。
童話作家・浜田さんの作品そのまま、
ヒトとの交流を求める赤鬼の、
喜びと悲しみのものがたり――
「こころのォやさしィ、おにのォ、うちでス!」
「ぐるるがるぐるがるる!」(←訳:ドナタモオイデクダサイ!)
赤鬼をたすけるために、
友人の青鬼がしたこととは……。
文字(文章)だけで読む『泣いた赤おに』では、
人間(人間界)と鬼の差違、
鬼のこころの優しさが
印象に残ります。
が、こうして絵本に生まれ変わった『泣いた赤鬼』を手にしてみると、
読後感を占めるのは別種の印象です。
ヒトと鬼の差違?
いやいや、そんなのどぉってことない!
百人いれば百様の顔かたち!
みんなそれぞれ、違っていてもオッケーでしょう♪
大事なのは、違いじゃなくて、
顔とかカッコとか生まれ育ちじゃなくて、
何をしたか、ってこと。
青鬼は、何をしたか?
赤鬼のために?
赤鬼は、何をしたか?
青鬼を想って――
「あかおにさんはァ、なきましたでスッ!」
「がるぐるる……がるる!」(←訳:青鬼さんも……たぶん!)
有名な童話ですから、
私たち読み手は知っています。
どんな結末が待っているかを、知っています。憶えています。
それでも、ページを捲る手を止められません。
赤鬼の涙から、
眼を逸らすことは出来ません。
ともに、青鬼を想わずにはいられません。
漫画好きさんも
絵本好きさんも、
童話好きさんも、ぜひ!
山の向こうの赤鬼の家をお訪ねくださいな~♪
「どなたもォ、おいでくださいィッ!」
「がるっぐる!」(←訳:マッテマス!)
昨日の風雨を乗り越え、今日もサクラちゃんは咲いてくれました~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/42/34ead446b0efbf634da64e3647e1875d.jpg)
「こんにちわッ、テディちゃでス!
いまがァ、さいこうのォ、みごろッ♪」
「がるる!がるぐるる~る!」(←訳: 虎です!桜餅くださ~い!)
サクラの下で桜餅、
イチゴ大福や抹茶アイスクリームもいいわね!
では本日は、サクラ見物おやつの友に、
こちらの絵本はいかがでしょうか~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ad/07dd9bc4315498abacfdb0ca0b51f008.jpg)
―― 泣いた赤鬼 ――
文は浜田廣介さん、画は浦沢直樹さん、2011年12月に発行されました。
1933年に発表された浜田さんの童話『泣いた赤おに』に、
新たな“映像”の風を吹き込んだのは
『20世紀少年』『PLUTO』の漫画家・浦沢尚樹さん!
プロデュースは『MASTERキートン』『PLUTO』他で
浦沢さんと共同制作をしておられる長尚志さん!
「わぽゥ! ごーるでんとりおッ、でスゥ!」
「がるっるー!」(←訳:すっごーい!)
表紙の赤鬼さんのお顔からして、
浦沢さんの画だわ!と
ファンの方々には分かっちゃいますね。
浦沢さんタッチの、赤鬼さん!
「まッかでス!」
「がるぐるる!」(←訳:ツノもある!)
画は間違えようのない浦沢さん流《鬼》、
けれども、物語には何の変更も加えられていません。
童話作家・浜田さんの作品そのまま、
ヒトとの交流を求める赤鬼の、
喜びと悲しみのものがたり――
「こころのォやさしィ、おにのォ、うちでス!」
「ぐるるがるぐるがるる!」(←訳:ドナタモオイデクダサイ!)
赤鬼をたすけるために、
友人の青鬼がしたこととは……。
文字(文章)だけで読む『泣いた赤おに』では、
人間(人間界)と鬼の差違、
鬼のこころの優しさが
印象に残ります。
が、こうして絵本に生まれ変わった『泣いた赤鬼』を手にしてみると、
読後感を占めるのは別種の印象です。
ヒトと鬼の差違?
いやいや、そんなのどぉってことない!
百人いれば百様の顔かたち!
みんなそれぞれ、違っていてもオッケーでしょう♪
大事なのは、違いじゃなくて、
顔とかカッコとか生まれ育ちじゃなくて、
何をしたか、ってこと。
青鬼は、何をしたか?
赤鬼のために?
赤鬼は、何をしたか?
青鬼を想って――
「あかおにさんはァ、なきましたでスッ!」
「がるぐるる……がるる!」(←訳:青鬼さんも……たぶん!)
有名な童話ですから、
私たち読み手は知っています。
どんな結末が待っているかを、知っています。憶えています。
それでも、ページを捲る手を止められません。
赤鬼の涙から、
眼を逸らすことは出来ません。
ともに、青鬼を想わずにはいられません。
漫画好きさんも
絵本好きさんも、
童話好きさんも、ぜひ!
山の向こうの赤鬼の家をお訪ねくださいな~♪
「どなたもォ、おいでくださいィッ!」
「がるっぐる!」(←訳:マッテマス!)