こんにちは、ネーさです。
昨日の雨で、やはりサクラのお花はずいぶん落ちちゃったなぁ~と
溜め息……
でも、サクラちゃん、きれいな晴れ姿を見せてくれて、ありがとう!
「こんにちわッ、テディちゃでス!
うッとりのォひとときをォ、ありがとうッ!」
「がるる!ぐるるがるがるるがるぐる!」(←訳:虎です!短くとも楽しい花の宴でした!)
ここ東京近辺では、
儚い春の花のまつりはピークを越えてしまいましたが、
本日ご紹介いたしますのは、
画布の中に刻まれた《永遠の美》を追跡する一冊です。
活字マニアさんもアート好きさんも、
さあ、こちらを、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/68/f7039a8b9a47079d6f8a39b57a604290.jpg)
―― フェルメール 光の王国 ――
著者は福岡伸一(ふくおか・しんいち)さん、2011年8月に発行されました。
写真は小林廉宜(こばやし・やすのぶ)さんが担当されています。
2011年後半に評判をよんだ美術研究書ですから、
もう読んだよ~!という御方もおられることでしょうね。
「ふぇるめーるさんッ!
ただいまァ、だいせんでんちゅゥッ!」
「がるるるるぐーるぐるるる!」(←訳:新聞にドカーンと載ってたよ!)
そうなのですよね~、
6月に東京都美術館で開催予定のマウリッツハイス美術館展の宣伝が
かつてない規模で行われていて、
ファンとしては逆に、
大丈夫なのかしら~?と思ってしまいます。
『真珠の耳飾りの少女』は、
本当に日本に来るのかしら……?
著者・福岡さんは
フェルメールさんの作品が来日するのを
待ってはいませんでした。
作品に会うべく、
オランダへ、アメリカ東海岸へ、
フランスへ、英国へ、ドイツへと
美術館を訪ねて回ります。
「ふむふむッ、けんきゅうのォためでスねッ!」
「がるぐるる~!」(←訳:世界一周だ~!)
フェルメール作品のためなら
世界何十周をも辞さない福岡さんですが、
実は、専門は美術ではありません。
なんと――
生物学者さん!
「せいぶつがくゥ???」
「がるぐるるるっ?」(←訳:理系さんなのっ?)
著書『生物と無生物のあいだ』(2007年刊)は
サントリー学芸賞と中央公論新書大賞をダブル受賞し、
ベストセラーになりました♪
そんな第一級の生物学者さんの思考と、
17世紀フランドルの画家さんの作品が
どのように結びつくのでしょう?
画材?
保存法?
劣化?
それとも真贋鑑定?
大きな渦が中心へ収斂してゆくように、
フェルメール作品を鑑賞する福岡さんの旅は、
終章の『ある仮説』に向けて
少しずつ速度を増してゆきます。
フェルメールさんが生きた時代の『科学』のうねり、
そのうねりの一端に、
もしや彼――ヨハネス・フェルメールさんが、
比類なき観察家であったこの画家さんが
係わっていたのではないか……?
「ふむむゥ!
ふぇるめーるさんのォ、なぞがァ、またひとつゥ!」
「がるるる!」(←訳:増えたね!)
美術を専門にしている学者さんではないからこそ、
見えてくる事象の数々と、
冷静でいながら情感豊かな考察。
各作品の図版や、
世界に名高い美術館の写真もとても美しく、
“旅”の御本としてもおすすめできる傑作です!
フェルメールマニアさん&アート好きさんは、ぜひ~♪
「いつかはァ、いッてみたいィ~!」
「がるぐるるがるるーぐるる!」(←訳:世界一周フェルメール巡りの旅!)
では、パスポートを握りしめ、光の王国へ!
昨日の雨で、やはりサクラのお花はずいぶん落ちちゃったなぁ~と
溜め息……
でも、サクラちゃん、きれいな晴れ姿を見せてくれて、ありがとう!
「こんにちわッ、テディちゃでス!
うッとりのォひとときをォ、ありがとうッ!」
「がるる!ぐるるがるがるるがるぐる!」(←訳:虎です!短くとも楽しい花の宴でした!)
ここ東京近辺では、
儚い春の花のまつりはピークを越えてしまいましたが、
本日ご紹介いたしますのは、
画布の中に刻まれた《永遠の美》を追跡する一冊です。
活字マニアさんもアート好きさんも、
さあ、こちらを、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/68/f7039a8b9a47079d6f8a39b57a604290.jpg)
―― フェルメール 光の王国 ――
著者は福岡伸一(ふくおか・しんいち)さん、2011年8月に発行されました。
写真は小林廉宜(こばやし・やすのぶ)さんが担当されています。
2011年後半に評判をよんだ美術研究書ですから、
もう読んだよ~!という御方もおられることでしょうね。
「ふぇるめーるさんッ!
ただいまァ、だいせんでんちゅゥッ!」
「がるるるるぐーるぐるるる!」(←訳:新聞にドカーンと載ってたよ!)
そうなのですよね~、
6月に東京都美術館で開催予定のマウリッツハイス美術館展の宣伝が
かつてない規模で行われていて、
ファンとしては逆に、
大丈夫なのかしら~?と思ってしまいます。
『真珠の耳飾りの少女』は、
本当に日本に来るのかしら……?
著者・福岡さんは
フェルメールさんの作品が来日するのを
待ってはいませんでした。
作品に会うべく、
オランダへ、アメリカ東海岸へ、
フランスへ、英国へ、ドイツへと
美術館を訪ねて回ります。
「ふむふむッ、けんきゅうのォためでスねッ!」
「がるぐるる~!」(←訳:世界一周だ~!)
フェルメール作品のためなら
世界何十周をも辞さない福岡さんですが、
実は、専門は美術ではありません。
なんと――
生物学者さん!
「せいぶつがくゥ???」
「がるぐるるるっ?」(←訳:理系さんなのっ?)
著書『生物と無生物のあいだ』(2007年刊)は
サントリー学芸賞と中央公論新書大賞をダブル受賞し、
ベストセラーになりました♪
そんな第一級の生物学者さんの思考と、
17世紀フランドルの画家さんの作品が
どのように結びつくのでしょう?
画材?
保存法?
劣化?
それとも真贋鑑定?
大きな渦が中心へ収斂してゆくように、
フェルメール作品を鑑賞する福岡さんの旅は、
終章の『ある仮説』に向けて
少しずつ速度を増してゆきます。
フェルメールさんが生きた時代の『科学』のうねり、
そのうねりの一端に、
もしや彼――ヨハネス・フェルメールさんが、
比類なき観察家であったこの画家さんが
係わっていたのではないか……?
「ふむむゥ!
ふぇるめーるさんのォ、なぞがァ、またひとつゥ!」
「がるるる!」(←訳:増えたね!)
美術を専門にしている学者さんではないからこそ、
見えてくる事象の数々と、
冷静でいながら情感豊かな考察。
各作品の図版や、
世界に名高い美術館の写真もとても美しく、
“旅”の御本としてもおすすめできる傑作です!
フェルメールマニアさん&アート好きさんは、ぜひ~♪
「いつかはァ、いッてみたいィ~!」
「がるぐるるがるるーぐるる!」(←訳:世界一周フェルメール巡りの旅!)
では、パスポートを握りしめ、光の王国へ!