こんにちは、ネーさです。
ここ東京・多摩地域はいま大雨が降っておりますよ~!
「こんにちわッ、テディちゃでス!
さッきはァ、かみなりさまもォごろごろッ!」
「がるる!ぐるがるっがるるっ!」(←訳:虎です!お天気ぃ不安定過ぎっ!)
梅雨のハシリって、こんな感じでしょうか?
では、せめて心は落ち着かせて、読書タ~イム!
本日は、近頃ちょっと珍しいかも?なファンタジー物件を、どうぞ~!
―― 王都の二人組 ――
著者はマイケル・J・サリヴァンさん、原著は2007年に、日本語版は2012年3月に発行されました。
英原題は『THE CROWN CONSPIRACY』、
『盗賊ロイス&ハドリアン』と日本語副題が付されています。
「と~う~ぞ~く~ゥ??」
「がるるるぐるるっ!」(←訳:泥棒さんですかっ!)
ええ、盗賊です。泥棒です。
んまあ!ドロボーですって?!?
前科何犯なの?指名手配中なの?
なぁんてパニックしちゃいそうになりますが、
その必要はないみたいですよ。
だって、ここは――この物語は、
いずことも知れぬ別世界での出来事なんですから。
「あはッ♪
ふぁんたじィーでスかッ♪」
「がるぐるるがるーぐるー!」(←訳:剣と魔法のストーリー!)
著者・サリヴァンさんが描くのは、
《エランの世界》。
大陸があり、
海があり、
群島があって、
大河が流れ、
いくつもの王国が反目しあったり、
宗教戦争やら陰謀やら……
つまりは、私たちが生きているこの世界と大差はない世界、ってことですね。
大男のハドリアンさんは、
背中に大剣ひとふり、
腰にもふたふりの剣を携える剣術派さんで、
元は軍人さんであるようです。
相棒のロイスさんは、
やや小柄で、
髪と眼は黒、服装も黒一色。
彼らが、《リィリアの盗賊》と呼ばれる二人組です。
「ぬすんじゃうのでスねッ!」
「がるぐる~??」(←訳:でも何を~??)
お金? 宝石?
いえいえ、そんな分かりやすいモノじゃありません。
例えば、或る人物から受けた今回の依頼内容は。
王宮の礼拝堂に隠した剣を、
秘密裡に、盗み出してもらいたい。
「ふァ?? いみィふめいィでスッ!」
「がるぐるるる?」(←訳:どういうこと?)
その剣を処分してしまわないと、
剣の持ち主と決闘する羽目になるのだと聞かされて、
ハドリアンさんの心が動きます。
難しい仕事とは思われないし、
何より報酬は莫大だ!と
相棒のロイスさんを説得して、
盗賊二人組は王宮に忍び込みます。
鍵をちょちょいっと開けた彼らが
礼拝堂で発見したのは――
「むむゥ!
あやしィ~!」
「がるるぐるるがるぐるがる!」(←訳:怪しい依頼に怪しい王宮!)
凄腕の盗賊二人組が飛び込んじゃった冒険とは、はたして――?
本国アメリカでは大人気で、
既にシリーズ6作目が発表されているという《ロイス&ハドリアン》の物語は、
ヘヴィでダークな異世界ファンタジーとは異なる、
ライトでコメディ映画のような掛け合いもあって、
深刻になり過ぎないファンタジー作品です。
昔むかしのハリウッド製剣劇シネマをも想わせる冒険譚、でもありますね。
クラシック映画好きさんには
気に入っていただけるかも~♪
「ゆけゆけッ、ちゃんばらッ!」
「がるるぐるがるる!」(←訳:魔法も大盤振舞いで!)
ファンタジー好きさんは、ぜひ一読を!
ここ東京・多摩地域はいま大雨が降っておりますよ~!
「こんにちわッ、テディちゃでス!
さッきはァ、かみなりさまもォごろごろッ!」
「がるる!ぐるがるっがるるっ!」(←訳:虎です!お天気ぃ不安定過ぎっ!)
梅雨のハシリって、こんな感じでしょうか?
では、せめて心は落ち着かせて、読書タ~イム!
本日は、近頃ちょっと珍しいかも?なファンタジー物件を、どうぞ~!
―― 王都の二人組 ――
著者はマイケル・J・サリヴァンさん、原著は2007年に、日本語版は2012年3月に発行されました。
英原題は『THE CROWN CONSPIRACY』、
『盗賊ロイス&ハドリアン』と日本語副題が付されています。
「と~う~ぞ~く~ゥ??」
「がるるるぐるるっ!」(←訳:泥棒さんですかっ!)
ええ、盗賊です。泥棒です。
んまあ!ドロボーですって?!?
前科何犯なの?指名手配中なの?
なぁんてパニックしちゃいそうになりますが、
その必要はないみたいですよ。
だって、ここは――この物語は、
いずことも知れぬ別世界での出来事なんですから。
「あはッ♪
ふぁんたじィーでスかッ♪」
「がるぐるるがるーぐるー!」(←訳:剣と魔法のストーリー!)
著者・サリヴァンさんが描くのは、
《エランの世界》。
大陸があり、
海があり、
群島があって、
大河が流れ、
いくつもの王国が反目しあったり、
宗教戦争やら陰謀やら……
つまりは、私たちが生きているこの世界と大差はない世界、ってことですね。
大男のハドリアンさんは、
背中に大剣ひとふり、
腰にもふたふりの剣を携える剣術派さんで、
元は軍人さんであるようです。
相棒のロイスさんは、
やや小柄で、
髪と眼は黒、服装も黒一色。
彼らが、《リィリアの盗賊》と呼ばれる二人組です。
「ぬすんじゃうのでスねッ!」
「がるぐる~??」(←訳:でも何を~??)
お金? 宝石?
いえいえ、そんな分かりやすいモノじゃありません。
例えば、或る人物から受けた今回の依頼内容は。
王宮の礼拝堂に隠した剣を、
秘密裡に、盗み出してもらいたい。
「ふァ?? いみィふめいィでスッ!」
「がるぐるるる?」(←訳:どういうこと?)
その剣を処分してしまわないと、
剣の持ち主と決闘する羽目になるのだと聞かされて、
ハドリアンさんの心が動きます。
難しい仕事とは思われないし、
何より報酬は莫大だ!と
相棒のロイスさんを説得して、
盗賊二人組は王宮に忍び込みます。
鍵をちょちょいっと開けた彼らが
礼拝堂で発見したのは――
「むむゥ!
あやしィ~!」
「がるるぐるるがるぐるがる!」(←訳:怪しい依頼に怪しい王宮!)
凄腕の盗賊二人組が飛び込んじゃった冒険とは、はたして――?
本国アメリカでは大人気で、
既にシリーズ6作目が発表されているという《ロイス&ハドリアン》の物語は、
ヘヴィでダークな異世界ファンタジーとは異なる、
ライトでコメディ映画のような掛け合いもあって、
深刻になり過ぎないファンタジー作品です。
昔むかしのハリウッド製剣劇シネマをも想わせる冒険譚、でもありますね。
クラシック映画好きさんには
気に入っていただけるかも~♪
「ゆけゆけッ、ちゃんばらッ!」
「がるるぐるがるる!」(←訳:魔法も大盤振舞いで!)
ファンタジー好きさんは、ぜひ一読を!