こんにちは、ネーさです。
前回記事では、ロンドンオリンピックについてちょこっと触れましたが、
現地では、オープニンセレモニーで
誰が(どのバンドが)歌うのか?が話題になっているそうですよ。
「こんにちわッ、テディちゃでス!
テディちゃがァ、みたいィのはァ、
こーるどぷれいィのォ、おにいさんたちッ!」
「がるる!ぐるるがるぐるるるがる~!」(←訳:虎です!アデルさんの歌ききたい~!)
クリスさん率いるコールドプレイ?
勢いに乗るアデルさん?
大御所P・マッカトニーさんかも?
とPOPミュージック界は賑やかですが、
クラシック音楽の世界もパワフルです♪
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 小澤征爾さんと、音楽について話をする ――
著者は小澤征爾さん×村上春樹さん、2011年11月に発行されました。
さあ、腰を据えて音楽……ではなく、
ふたりのマエストロのお話に聞き入る時間です!
「ようこそッ、まえすとろォ!」
「がるぐるるる!」(←訳:耳を澄ませて!)
「きかなくちゃッ!」
ヨーロッパ、南北アメリカ、アジア各地を飛び回り、
多忙を極めるマエストロ・小澤征爾さん。
作家の村上春樹さんは、ボストン暮らしを機に、
お仕事とは関係なく、まったくのプライヴェートで
小澤さんと知り合いました。
ふたりが会ってお話しするときは、
お酒のグラスを傾けながら、
音楽以外の事柄を語り合うことが多かったのだそうですが――
皆さま御存知のように、
大病に罹ってしまった小澤さんは
手術と、療養、リハビリの日々を強いられることとなりました。
指揮台には立てず、
おそらくはお医者さまの指示による制限事項も
山ほどあったであろう《養生》の時間を、
マエストロは新たな挑戦と冒険のときへと変えてゆきます。
「むらかみせんせとォ、たいだんッ、でスねッ!」
「ふたりでィ、ぼうけんッ!」
御二方の『対話』は、
編集者さんが作家さんにインタビューする……なぁんてレベルじゃありません!
ツーといえばカー!なテンポで、
音楽に関する御話が、
作曲家さんに対する想いが、
新人時代の小澤さんを何くれとなく気遣ってくれた巨匠さんたちの思い出が、
ポンポンポンと溢れては跳ね、跳ねては転がり、
行間に音符が刻まれてゆきます!
まるで近代音楽史そのもの!
「おんがくッてェ、すごいィでスねッ!」
「がるるぐるっがる!」(←訳:のめり込んじゃう!)
デビュー時のエピソード、
スカラ座での初オペラ指揮とブーイング、
カラヤンさんバーンスタインさんに可愛がられたこと、
スイスでのセミナー……
当人しか知り得ない(語り得ない)
貴重な上にも貴重な、小澤さんの回想譚。
そして、村上さんの筆による解説と、
巻末には小澤さん著の『あとがきです』も!
なんと贅沢な!と溜め息させられるこの御本は、
読めば読むほど
生(ライブ)の音楽を聴きたい!
レコードやCDの音も悪くないのだろうけれど、
でも生きた音を!
楽器が奏でる生の音を聴かせて!
そう叫びたくなる強い力を持っている一冊です。
「おんがくのォ、ちからッ!」
「がるるぐるぐるるがる!」(←訳:音楽を愛する御二方の力!)
小澤さんの快癒&復活を全力で祈ります!
活字マニアの皆さまも、一読の後は、どうか小澤さんにエールを!
前回記事では、ロンドンオリンピックについてちょこっと触れましたが、
現地では、オープニンセレモニーで
誰が(どのバンドが)歌うのか?が話題になっているそうですよ。
「こんにちわッ、テディちゃでス!
テディちゃがァ、みたいィのはァ、
こーるどぷれいィのォ、おにいさんたちッ!」
「がるる!ぐるるがるぐるるるがる~!」(←訳:虎です!アデルさんの歌ききたい~!)
クリスさん率いるコールドプレイ?
勢いに乗るアデルさん?
大御所P・マッカトニーさんかも?
とPOPミュージック界は賑やかですが、
クラシック音楽の世界もパワフルです♪
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 小澤征爾さんと、音楽について話をする ――
著者は小澤征爾さん×村上春樹さん、2011年11月に発行されました。
さあ、腰を据えて音楽……ではなく、
ふたりのマエストロのお話に聞き入る時間です!
「ようこそッ、まえすとろォ!」
「がるぐるるる!」(←訳:耳を澄ませて!)
「きかなくちゃッ!」
ヨーロッパ、南北アメリカ、アジア各地を飛び回り、
多忙を極めるマエストロ・小澤征爾さん。
作家の村上春樹さんは、ボストン暮らしを機に、
お仕事とは関係なく、まったくのプライヴェートで
小澤さんと知り合いました。
ふたりが会ってお話しするときは、
お酒のグラスを傾けながら、
音楽以外の事柄を語り合うことが多かったのだそうですが――
皆さま御存知のように、
大病に罹ってしまった小澤さんは
手術と、療養、リハビリの日々を強いられることとなりました。
指揮台には立てず、
おそらくはお医者さまの指示による制限事項も
山ほどあったであろう《養生》の時間を、
マエストロは新たな挑戦と冒険のときへと変えてゆきます。
「むらかみせんせとォ、たいだんッ、でスねッ!」
「ふたりでィ、ぼうけんッ!」
御二方の『対話』は、
編集者さんが作家さんにインタビューする……なぁんてレベルじゃありません!
ツーといえばカー!なテンポで、
音楽に関する御話が、
作曲家さんに対する想いが、
新人時代の小澤さんを何くれとなく気遣ってくれた巨匠さんたちの思い出が、
ポンポンポンと溢れては跳ね、跳ねては転がり、
行間に音符が刻まれてゆきます!
まるで近代音楽史そのもの!
「おんがくッてェ、すごいィでスねッ!」
「がるるぐるっがる!」(←訳:のめり込んじゃう!)
デビュー時のエピソード、
スカラ座での初オペラ指揮とブーイング、
カラヤンさんバーンスタインさんに可愛がられたこと、
スイスでのセミナー……
当人しか知り得ない(語り得ない)
貴重な上にも貴重な、小澤さんの回想譚。
そして、村上さんの筆による解説と、
巻末には小澤さん著の『あとがきです』も!
なんと贅沢な!と溜め息させられるこの御本は、
読めば読むほど
生(ライブ)の音楽を聴きたい!
レコードやCDの音も悪くないのだろうけれど、
でも生きた音を!
楽器が奏でる生の音を聴かせて!
そう叫びたくなる強い力を持っている一冊です。
「おんがくのォ、ちからッ!」
「がるるぐるぐるるがる!」(←訳:音楽を愛する御二方の力!)
小澤さんの快癒&復活を全力で祈ります!
活字マニアの皆さまも、一読の後は、どうか小澤さんにエールを!