テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 《袖》に見る今昔 ~

2014-12-06 21:25:20 | ブックス
「こここッこんにちわッ、テディちゃでス!
 あれはァ~ゆきィ?!?」
「がるる!ぐるる!」(←訳:虎です!雪かも!)

 こんにちは、ネーさです。
 ここ東京・八王子でも小雪が舞った今日は(すぐ雨にかわりましたが)、
 読書タイムをお休みして、展覧会情報をお送りしますよ。
 夏は涼しく、冬はあったかな美術館の中で、
 12月最初の週末を過ごすのはいかがでしょうか~♪

  



               ―― 誰が袖図 ――



 東京都港区南青山の根津美術館にて、
 会期は2014年11月13日~12月23日(月曜休館)、
 『―描かれたきもの―』と日本語副題が、
 『Tagasode Screens  The Kimono as Painting Theme』と英語題名が付されています。

「おきものォ、でスかッ?」
「ぐるるがるる?」(←訳:着物の屏風絵?)

  

 『誰が袖』は『たがそで』と読みます。

 
 古文の授業風に現代語訳するならば
 『これは誰の袖(衣服)なのか』。

  

 展覧会のチラシ(フライヤー)には

 
   『誰が袖図』には、秘められた室内空間を覗き見て、
   そこに掛けられた美しい衣装を愛で、
   薫きしめられた香りをイメージし、
   ひいてはそれを着る人の面影をしのぶ、
   そんな多層的な趣向が備わっています。

 と、あるんですけど、
 私ネーさ的には、

 
 いやいや、これはファッションプレートでしょう!
 『ヴォーグ』や『バザー』、『anan』『SPUR』『MORE』のような
 ファッション誌と一緒なのよ!
 って言いたいわ!

「ふぁッしょんざッしィ~??」
「がるるぅ?」(←訳:これがぁ?)

 都(みやこ)でいま流行している着物ってどんなのかしら?
 今年の最新流行は?と、
 常に最先端を追い求める地方都市の女性たちのために、
 絵師さんが描いたファッション画がこの、
 『誰が袖図』だったと思うのよ。

「ふァ~? そうなのかなァ~?」
「ぐるがるるぐるぅるがる?」(←訳:昔の女性もオシャレ好き?)

 現代のオシャレ好きさんも、
 ぜひ、描かれた和の衣装の美を観に行ってみてくださいね♪
 なお、根津美術館では

  

 『婚礼衣装』(展示室2)、
 『館蔵の名碗20撰』(展示室5)、
 『霜月の茶会』(展示室6)
 も同時開催されています。
 
「きぶんはァ、すでにィ~」
「がるる!」(←訳:お正月!)




  
   さあ、ここで可愛いオマケ画像もどうぞ~!
  
  『グリコ』さんの
  《ビスコ ミニパック ココア味》には、くまモンちゃんのにっこり顔~♪♪
  「こらぼォ、でスねッ!」
  「ぐるがる!」(←訳:満開笑顔!)

  では皆さま(寒過ぎるけど)穏やかな休日を!



コメント
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