♪もうすぐぅ~新年~♪
♪事件とは無縁の新年~♪と
名探偵テディちゃムズが気を抜いていたところへ。
はい、例によって始まっちゃいましたね、2015新春特別企画!
その2!となる今回は……わわっ?
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「居留守は許さんぞっ、テディちゃムズ!」
ベイカー街221Bの扉を蹴り開け、
恐ろしいスピードで階段を上り、
テディちゃムズの部屋へ駆け込んできたのは、
兄のマイクマフト氏。
「かんべんしてよォ~、おにぃちゃんッ!」
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「やかましぃっ!」
さすがの名探偵もマイクマフト氏の押しの強さには敵いません。
ユキノジョン・H・ワトソン博士も、
テディちゃムズの友人の虎くんも
たじたじとなっております。
なぜって、マイクマフト氏ってば、
私が英国政府なのだ!
とか平気で言い切っちゃうクマですからね。
「そうだっ!私が政府だっ!
緊急事態であるぞよ、テディちゃムズ!
世界的な大事件なのだ~!」
テディちゃムズ、なで肩を落として溜め息しました。
お兄ちゃんを言い負かせるクマがどこにいるでしょう?
いない、わよね~…。
「えへんッ、よっく聞けぇ、皆の衆!
《ベアーズ・パディントン設計書》を取り戻すまでは、
お茶もお菓子も平和もないと思え!」
ええ~っ?
お菓子、ないんですかぁ?
「ひどォ~いッ!」
「おにッ!あくまッ!」
「がるぐる!」
弟たちの抵抗も何のその、
テーブルの上に《事件捜査資料》を広げるマイクマフト氏。
うん?
なんですか、これは?
「これはァ……くまッ?」
「……だよねえ?」
「ぐる!」(←訳:うん!)
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「おう!その通り!
ロンドン中に散らばる
《クマのパディントン》くんの像50体。
そのどれかに隠されている
《ベアーズ・パディントン設計書》を、
さあ、テディちゃムズ、
急ぎ発見するのだ!」
「えええッ? 50ッ???」
50体の像、ですって?
大変なことになりました、
あの有名な《六つのナポレベア》事件とは
比較にならない規模と量じゃありませんか。
いったいどうしたら……あらっ?
「ふふんッ、そうかッ♪」
鼻をひくり、瞳をぴかり、とさせる名探偵テディちゃムズ。
早くも手掛かりをつかんだようですけれど、
それは……?
~その3!に続く!~
♪事件とは無縁の新年~♪と
名探偵テディちゃムズが気を抜いていたところへ。
はい、例によって始まっちゃいましたね、2015新春特別企画!
その2!となる今回は……わわっ?
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「居留守は許さんぞっ、テディちゃムズ!」
ベイカー街221Bの扉を蹴り開け、
恐ろしいスピードで階段を上り、
テディちゃムズの部屋へ駆け込んできたのは、
兄のマイクマフト氏。
「かんべんしてよォ~、おにぃちゃんッ!」
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「やかましぃっ!」
さすがの名探偵もマイクマフト氏の押しの強さには敵いません。
ユキノジョン・H・ワトソン博士も、
テディちゃムズの友人の虎くんも
たじたじとなっております。
なぜって、マイクマフト氏ってば、
私が英国政府なのだ!
とか平気で言い切っちゃうクマですからね。
「そうだっ!私が政府だっ!
緊急事態であるぞよ、テディちゃムズ!
世界的な大事件なのだ~!」
テディちゃムズ、なで肩を落として溜め息しました。
お兄ちゃんを言い負かせるクマがどこにいるでしょう?
いない、わよね~…。
「えへんッ、よっく聞けぇ、皆の衆!
《ベアーズ・パディントン設計書》を取り戻すまでは、
お茶もお菓子も平和もないと思え!」
ええ~っ?
お菓子、ないんですかぁ?
「ひどォ~いッ!」
「おにッ!あくまッ!」
「がるぐる!」
弟たちの抵抗も何のその、
テーブルの上に《事件捜査資料》を広げるマイクマフト氏。
うん?
なんですか、これは?
「これはァ……くまッ?」
「……だよねえ?」
「ぐる!」(←訳:うん!)
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「おう!その通り!
ロンドン中に散らばる
《クマのパディントン》くんの像50体。
そのどれかに隠されている
《ベアーズ・パディントン設計書》を、
さあ、テディちゃムズ、
急ぎ発見するのだ!」
「えええッ? 50ッ???」
50体の像、ですって?
大変なことになりました、
あの有名な《六つのナポレベア》事件とは
比較にならない規模と量じゃありませんか。
いったいどうしたら……あらっ?
「ふふんッ、そうかッ♪」
鼻をひくり、瞳をぴかり、とさせる名探偵テディちゃムズ。
早くも手掛かりをつかんだようですけれど、
それは……?
~その3!に続く!~