「こんにちわッ、テディちゃでス!
くりすますゥまでェ、あとすこしィ!」
「がるる!ぐるるがるるるるぐる!」(←訳:虎です!来週はクリスマス週間!)
こんにちは、ネーさです。
クリスマス用のお買物に忙しい御方もそうでない御方も、
週末の読書タイムには、さあ、
こちらの愉快な“贋作”を、どうぞ~!
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―― ホームズ連盟の事件簿 ――
著者は北原尚彦(きたはら・なおひこ)さん、2014年10月に発行されました。
『The Casebook of Holmes League』と英語題名が付されています。
ええ、御本の題名からもう分かっちゃってますね~♪
「ふァいッ! ほーむずゥさんでス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:ただし偽者の!)
世界中に溢れる《贋作版ホームズ》と《パロディ版ホームズ》作品……
拙ブログでは先日、著者・北原さんによる
BBCドラマ『シャーロック』の変形パロディ作品
『ジョン、全裸同盟へ行く』を御紹介いたしました。
けれど北原さん、
ドラマ『シャーロック』をパロディ化する作業だけでは
飽き足りなかったのでしょうか?
本家コナン・ドイル卿の《ホームズ》シリーズをネタに、
堂々の正統系贋作化に挑みます。
「おおッ! ちゃれんじゃーでスねッ!」
「がるがるー!」(←訳:行け行けー!)
さらに、
銀行に預けておいたワトスン先生の原稿が発掘された、なぁんて
ありきたりな設定ではつまらない――
と言わんばかりに、
この御本にはカラクリが仕掛けられました。
それはすなわち、
《主な登場人物》たちが語り手に変身!
という変化球です。
「むぐゥ! ひねッてまスゥ!」
「ぐるる!」(←訳:魔球だ!)
御本に収録されている第一話
『ケンジントン診療所の怪』では、
正統な贋作を意識してか、
ジョン・H・ワトソン博士が語り手を務めます。
が、第二話の
『読書好きな泥棒』の語り手は
ハドスン夫人!
「えッ? げしゅくのォ、おおやさんッ?」
「がるるる!」(←訳:あの人が!)
語り手になるだけじゃありません。
ハドスン夫人、ホームズさんばりの推理の技を発揮します。
そして、第三話『グレヴィレア屋敷の秘密』では
レストレード警部が!
第四話『バスカヴィル秘話』では
サー・ヘンリー・バスカヴィルが!
「みんなァ、たんていィにィ、なッちゃうゥ??」
「ぐーるるがるるぐる?」(←訳:ホームズさんの影響?)
さらにさらに、
第六話で語り手を務めるのは……
わお!
「ほほゥ! びッくりィ!」
「がるるぅ!」(←訳:驚きぃ!)
いったい語り手さんは誰なのか。
そこだけは、活字マニア/ホームズさんマニアの皆さまが
御自身で確かめてくださいね。
読んでびっくり、
読み終えてウフフ♪な、
6話から成る連作《贋作》集、
ミステリ好きさんにおすすめです!
くりすますゥまでェ、あとすこしィ!」
「がるる!ぐるるがるるるるぐる!」(←訳:虎です!来週はクリスマス週間!)
こんにちは、ネーさです。
クリスマス用のお買物に忙しい御方もそうでない御方も、
週末の読書タイムには、さあ、
こちらの愉快な“贋作”を、どうぞ~!

―― ホームズ連盟の事件簿 ――
著者は北原尚彦(きたはら・なおひこ)さん、2014年10月に発行されました。
『The Casebook of Holmes League』と英語題名が付されています。
ええ、御本の題名からもう分かっちゃってますね~♪
「ふァいッ! ほーむずゥさんでス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:ただし偽者の!)
世界中に溢れる《贋作版ホームズ》と《パロディ版ホームズ》作品……
拙ブログでは先日、著者・北原さんによる
BBCドラマ『シャーロック』の変形パロディ作品
『ジョン、全裸同盟へ行く』を御紹介いたしました。
けれど北原さん、
ドラマ『シャーロック』をパロディ化する作業だけでは
飽き足りなかったのでしょうか?
本家コナン・ドイル卿の《ホームズ》シリーズをネタに、
堂々の正統系贋作化に挑みます。
「おおッ! ちゃれんじゃーでスねッ!」
「がるがるー!」(←訳:行け行けー!)
さらに、
銀行に預けておいたワトスン先生の原稿が発掘された、なぁんて
ありきたりな設定ではつまらない――
と言わんばかりに、
この御本にはカラクリが仕掛けられました。
それはすなわち、
《主な登場人物》たちが語り手に変身!
という変化球です。
「むぐゥ! ひねッてまスゥ!」
「ぐるる!」(←訳:魔球だ!)
御本に収録されている第一話
『ケンジントン診療所の怪』では、
正統な贋作を意識してか、
ジョン・H・ワトソン博士が語り手を務めます。
が、第二話の
『読書好きな泥棒』の語り手は
ハドスン夫人!
「えッ? げしゅくのォ、おおやさんッ?」
「がるるる!」(←訳:あの人が!)
語り手になるだけじゃありません。
ハドスン夫人、ホームズさんばりの推理の技を発揮します。
そして、第三話『グレヴィレア屋敷の秘密』では
レストレード警部が!
第四話『バスカヴィル秘話』では
サー・ヘンリー・バスカヴィルが!
「みんなァ、たんていィにィ、なッちゃうゥ??」
「ぐーるるがるるぐる?」(←訳:ホームズさんの影響?)
さらにさらに、
第六話で語り手を務めるのは……
わお!
「ほほゥ! びッくりィ!」
「がるるぅ!」(←訳:驚きぃ!)
いったい語り手さんは誰なのか。
そこだけは、活字マニア/ホームズさんマニアの皆さまが
御自身で確かめてくださいね。
読んでびっくり、
読み終えてウフフ♪な、
6話から成る連作《贋作》集、
ミステリ好きさんにおすすめです!