「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
みましたでスゥ! ふるさとのォ、しーえむゥ!」
「がるる!ぐるがるるぐるるる!」(←訳:虎です!最高でした薫堂さん!)
こんにちは、ネーさです。
熊本応援の60秒CMをTVの報道番組で拝見して
じ~んわり……
ええもう、今日も遠投しちゃいますからね!
「とどけェ、げんきだまァ!」
「ぐるぅるっ!」(←訳:とりゃあっ!)
ついでにもうひとつ、
今年は九州地方の梅雨入りが遅れますように、と祈りつつ、
では、ここからは読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― フランスの美しい村を歩く ――
著者は寺田直子(てらだ・なおこ)さん、2016年2月に発行されました。
『Les plus beaux villages de France』と仏語題名が付されています。
ジャンルとしては、トラベル・ガイド本であり、
旅のエッセイ本であり、写真集でもあり――
「そのォぜェ~んぶゥをォ、ぜいたくにィ~」
「がるぅっる!」(←訳:ムギュっと!)
「まとめちゃッたのでス!」
私ネーさ、
きれいな風景だなぁ~、
フランスって美景の国なんだなぁ~、と
この御本に載っている写真の数々に見惚れていたのですが、
複雑な思いも抱きました。
去年のパリでの事件以降、
日本からフランスへ行く航空便は空席が多い、とか。
それは、観光大国フランスにとって
少なからぬ打撃でしょう。
また、九州で観光業に携わっている方々も
今回の震災で同じような苦境にあるのだとしたら、
他人事ではありません。
美しい風景、
美しいものを、
支え、維持してゆくのは人間、です。
「まちやァ、むらがァきれいィなのはァ~」
「ぐるがるるるるぐる!」(←訳:人が住んでいるから!!)
この御本の中で
トラベル・ジャーナリストの著者・寺田さんが巡るのは、
まさしく、日本でいえば九州や信越を想わせる、
首都からは遠く離れた地域です。
パリも、リヨンも、
マルセイユも、登場しません。
モン・サン・ミッシェルは、
日本人にいちばん知られている場所でしょうけれど、
それ以外の土地は、一般の旅行者さんには、ほぼ無名……。
「だッてェ、それがァ、だいじィなんだもんッ!」
「がるるるぐぅるるがる!」(←訳:小さな村じゃないとね!)
1982年に発足した《フランスの最も美しい村》協会が定める
“フランスで最も美しい村”の名は、
人口が2000人以下で、都市化されていない地域であること。
歴史的建造物、自然遺産を含む保護地区を
最低2ヶ所以上保有していること。
協会が定める基準での歴史的遺産を保有すること。
歴史遺産の活用、開発、宣伝、イベント企画などを
積極的に行う具体的事案があること。
等の条件をクリアしなければ得られません。
「うきゃッ! きびしィ~でス!」
「ぐるがる!」(←訳:難関だね!)
そうして選ばれた“美しい村”は、
なるほどね、本当に美しくて、
でも、ただ美しいだけではない、んです。
巡礼街道の聖地、コンク。
《フランスの最も美しい村》協会設立の契機となった
コロンジュ・ラ・ルージュ村。
文豪アルベール・カミュさんゆかりの
ルールマラン村。
詩人ジャン・コクトーさんの日時計がある
コアラーズ村。
ピーター・メイルさん著のベストセラー『南仏プロヴァンスの12か月』で
一躍有名になってしまったメネルブ村。
「あはァ! それはッ!」
「がるるるるぐるぅ!」(←訳:聞いたことあるぅ!)
美しくも、個性豊かな村々を、
著者・寺田さんはレンタカーで訪ねます。
そう、観光ルートからは外れてる村が殆どなので、
辿り着くのもタイヘンなのですよ。
ちょっと油断して時刻が遅くなると、
観光案内所はクローズしちゃう。
冬季は営業していないお店も多いし、
でもぉ……
地元の人にレストランは美味しい~!
「そこはァ、やぱりィ~」
「ぐるるるる!」(←訳:おフランス!)
パリは出てこないフランスの旅の記録。
観光大国でありながら、
農業大国でもあるその国土の、
緑の、土の、美しさ。
さあ、旅のトップシーズンがやってこようとしています。
フランスへ旅行の予定がある御方はぜひ、
予定がない御方も、
寺田さんが語る絵画にも負けない美しい村のお話を、
手に取ってみてくださいね。
眼福になること、うけ合いです♪
みましたでスゥ! ふるさとのォ、しーえむゥ!」
「がるる!ぐるがるるぐるるる!」(←訳:虎です!最高でした薫堂さん!)
こんにちは、ネーさです。
熊本応援の60秒CMをTVの報道番組で拝見して
じ~んわり……
ええもう、今日も遠投しちゃいますからね!
「とどけェ、げんきだまァ!」
「ぐるぅるっ!」(←訳:とりゃあっ!)
ついでにもうひとつ、
今年は九州地方の梅雨入りが遅れますように、と祈りつつ、
では、ここからは読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― フランスの美しい村を歩く ――
著者は寺田直子(てらだ・なおこ)さん、2016年2月に発行されました。
『Les plus beaux villages de France』と仏語題名が付されています。
ジャンルとしては、トラベル・ガイド本であり、
旅のエッセイ本であり、写真集でもあり――
「そのォぜェ~んぶゥをォ、ぜいたくにィ~」
「がるぅっる!」(←訳:ムギュっと!)
「まとめちゃッたのでス!」
私ネーさ、
きれいな風景だなぁ~、
フランスって美景の国なんだなぁ~、と
この御本に載っている写真の数々に見惚れていたのですが、
複雑な思いも抱きました。
去年のパリでの事件以降、
日本からフランスへ行く航空便は空席が多い、とか。
それは、観光大国フランスにとって
少なからぬ打撃でしょう。
また、九州で観光業に携わっている方々も
今回の震災で同じような苦境にあるのだとしたら、
他人事ではありません。
美しい風景、
美しいものを、
支え、維持してゆくのは人間、です。
「まちやァ、むらがァきれいィなのはァ~」
「ぐるがるるるるぐる!」(←訳:人が住んでいるから!!)
この御本の中で
トラベル・ジャーナリストの著者・寺田さんが巡るのは、
まさしく、日本でいえば九州や信越を想わせる、
首都からは遠く離れた地域です。
パリも、リヨンも、
マルセイユも、登場しません。
モン・サン・ミッシェルは、
日本人にいちばん知られている場所でしょうけれど、
それ以外の土地は、一般の旅行者さんには、ほぼ無名……。
「だッてェ、それがァ、だいじィなんだもんッ!」
「がるるるぐぅるるがる!」(←訳:小さな村じゃないとね!)
1982年に発足した《フランスの最も美しい村》協会が定める
“フランスで最も美しい村”の名は、
人口が2000人以下で、都市化されていない地域であること。
歴史的建造物、自然遺産を含む保護地区を
最低2ヶ所以上保有していること。
協会が定める基準での歴史的遺産を保有すること。
歴史遺産の活用、開発、宣伝、イベント企画などを
積極的に行う具体的事案があること。
等の条件をクリアしなければ得られません。
「うきゃッ! きびしィ~でス!」
「ぐるがる!」(←訳:難関だね!)
そうして選ばれた“美しい村”は、
なるほどね、本当に美しくて、
でも、ただ美しいだけではない、んです。
巡礼街道の聖地、コンク。
《フランスの最も美しい村》協会設立の契機となった
コロンジュ・ラ・ルージュ村。
文豪アルベール・カミュさんゆかりの
ルールマラン村。
詩人ジャン・コクトーさんの日時計がある
コアラーズ村。
ピーター・メイルさん著のベストセラー『南仏プロヴァンスの12か月』で
一躍有名になってしまったメネルブ村。
「あはァ! それはッ!」
「がるるるるぐるぅ!」(←訳:聞いたことあるぅ!)
美しくも、個性豊かな村々を、
著者・寺田さんはレンタカーで訪ねます。
そう、観光ルートからは外れてる村が殆どなので、
辿り着くのもタイヘンなのですよ。
ちょっと油断して時刻が遅くなると、
観光案内所はクローズしちゃう。
冬季は営業していないお店も多いし、
でもぉ……
地元の人にレストランは美味しい~!
「そこはァ、やぱりィ~」
「ぐるるるる!」(←訳:おフランス!)
パリは出てこないフランスの旅の記録。
観光大国でありながら、
農業大国でもあるその国土の、
緑の、土の、美しさ。
さあ、旅のトップシーズンがやってこようとしています。
フランスへ旅行の予定がある御方はぜひ、
予定がない御方も、
寺田さんが語る絵画にも負けない美しい村のお話を、
手に取ってみてくださいね。
眼福になること、うけ合いです♪