テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

明治のひとは。

2016-05-04 22:12:25 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ♪ぶんぶんッ♪」
「がるる!ぐーるっ♪」(←訳:虎です!ぶーんっ♪)

 こんにちは、ネーさです。
 ここのところ、私たちがよく聴いているのは
 マイア・ヒラサワさんの『Boom!』。
 《JR九州/祝!九州キャンペーン》のCMソングです。
 乗ってみたいぞ九州新幹線!と思わせてくれるこの楽曲は
 You Tubeでも視聴できますので、皆さまも御覧くださいね。
 では、Boom!とハミングしつつ、
 本日は読書をサボって展覧会情報を、どうぞ~!

  



          ―― 黒田 清輝 ――



 東京・上野の東京国立博物館 平成館にて、
 会期は2016年3月23日~5月15日(月曜休館)、
 『Master of Modern Japanese Painting:The 150th Anniversary of his Birth』
 と付されている英語題名からもお分かりのように、
 画家・黒田清輝さんの生誕150年を記念する特別展です。

「あッ! このえェ、しッてるでスゥ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:教科書で見たよ!)

  

 1866年(慶応2年)生まれの
 黒田清輝(くろだ・せいき)さんの生涯は、
 近代化してゆく日本の歴史と
 多くの点でシンクロしています。

 生地は、鹿児島――
 お父さまは島津藩士さんの黒田清兼さん。
 その後、5歳のとき(明治4年/4871年)に
 伯父・黒田清綱さんの養嗣子となり、
 12歳の頃には
 本格的に洋画を習い始めて、
 明治17年(1884年)、
 フランスへ留学、するのですが。

 その留学の、当初の目的は……
 法律修学?

「でもォ、でしいりィ~しちゃッたでス!」
「がるるるるる!」(←訳:画家さんにね!)

 黒田さん、20歳(明治19年/1886年)。
 画家のラファエル・コランさんに師事、
 翌年には、入学した法律学校を退学。
 本気で!
 画家を目指します。

「おおォ~! ちゃれんじゃーさんでスよゥ!」
「ぐるぐる!」(←訳:行け行け!)

 27歳で(明治27年/1893)
 ソシエテ・ナショナル・デ・ボザールのサロンに入選した黒田さん、
 ついに帰国!

 しかし――
 
  

 明治の日本は、はたして、
 画家・黒田さんにとって居心地の良い場所だったのでしょうか。

 日本の洋画界に新風を吹き入れ、
 東京美術学校で西洋画の教育を任されても、
 裸体画を描くたびに、
 新聞上で酷評されたり、
 警察と衝突したり。

「なかなかァ、たいへんッ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:時代との闘いだ!)

 闘い続けて、
 32歳で東京美術学校の教授に(明治31年/1898年)。
 41歳で、第一回文展審査委員長に(明治40年/1907年)。
 53歳で帝国美術院会員に(大正8年/1919年)、
 54歳にして貴族院議員当選(大正9年/1920年)。
 没年は大正13年(1924年)……
 58歳、でした。

「ふうゥ~ッ!」
「ぐるる~!」(←訳:濃ゆい~!)

 画業修学の時代から、
 近代日本の、
 洋画アカデミズムを形成する指導者として
 一家を成す時代まで。

 生誕150年を記念する
 国立博物館初の大規模な回顧展には
 『読書』や『婦人像』、
 重要文化財の『湖畔』、
 同じく重要文化財の『智・感・情』など
 黒田さんの代表作が揃います。
 師コランさん、
 同年代の画家、浅井忠さん、青木繁さんたちの作品等も
 展示されていますよ。

「ごうかァけんらんッ!」
「がるぅ~!」(←訳:贅沢ぅ~!)

 明治の絵画が好きな御方は、
 ぜひ、上野のトーハクへお出掛けを♪
  
 


   さて、今日のオマケ画像は美味しいモノで!
   
   いただきもの、なんですけれど、
   んまあっ!↑この箱は!
   
   「あいすくりーむゥ!!」
   「ぐるがるるる!」(←訳:31アイスだ!)
   
   同封のパンフによれば、
   イチオシは『ポッピングシャワー☆パチキャンMAX』!
   「うきゃッ!ぱちぱちィ!」
   「がるるるるぐる!」(←訳:パチパチが2倍!)
   倍増のパチパチキャンディ入りアイスクリーム、
   美味しさと面白さに笑えます!

コメント
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