「こんにちわッ、テディちゃでス!
しッ、しまッたァ~ッ!」
「がるる!ぐるがるぅっる!」(←訳:虎です!油断しちゃった!)
こんにちは、ネーさです。
ホントにしまったわ~…
ジロ・ディ・イタリアにかまけていたら
ユヴェントスが久々の黒星を喰らってしまいました。
次節は特大の元気玉を送らねば!と自戒しつつ、
はい、メゲずに読書タイムです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― 鞄が欲しい ――
著者は古山浩一(ふるやま・こういち)さん、2005年9月に発行されました。
『万年筆画家が描いた50のカバン遍歴』と副題が付されています。
「むむゥ、かばんッ!」
「ぐるるる!」(←訳:鞄マニア!)
そうね~、いるのね~、
世の中には鞄マニアさんって。
著者・古山さんは、
画家、絵本作家、随筆家として知られるアーティストさんであり、
とりわけ、万年筆職人さんに関する著作『4本のヘミングウェイ』は
万年筆ユーザー必読の書として有名です。
が、鞄にもこれほど入れ込んでいるのだとは!
「かばんがァ、ぞろぞろッ!」
「がるるる……!」(←訳:山盛りだ……!)
掲載されているのは、
カバンにまつわるエピソード40作品と、
古山さんの筆になるイラスト作品の数々。
イラストは、もちろん古山さん愛用の万年筆と
水彩絵の具で描かれたもので、
すてきにリアルな出来映えです♪
「おしゃしんよりもォ、わかりやすいィでスゥ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:手触りが見える!)
カバン開眼の、そのきっかけとなったのは、
25年前のイタリア旅行であった、と
古山さんは御本の冒頭で語っています。
イタリア人が皆それぞれに使い込んでいる鞄の、
皮革の色合い、風合い。
羨ましい!
悔しい!
「まけられないィぞッ!」
「がるるるるるぅ!」(←訳:見返してやるぅ!)
えーと、何をどう見返すのか不明ですが、
とにかく古山さん、
バチカン美術館のミケランジェロさん作『ピエタ』像に
誓ったのです。
鞄ルネッサンス!!
「やッちゃいまスかッ!」
「ぐっるぅるる!」(←訳:やっちゃおう!)
さっそくローマで買いました。
厚手の皮革、真鍮の口金。
革と金具がこのように、
いっけん無造作にまとめられたバッグを
日本では見たことがなかった……。
「それがァ、はじまりィ!」
「がるるるる?」(←訳:カバン病の?)
フィレンツェの、泥棒市場で見つけたバッグ。
エルメスのオータクロア。
コーチのバッグ。
ルイヴィトンのトランク。
プラダだってマストだ!
「ひええええェ~!」
「ぐぅーるがるる!」(←訳:ビョーキ進行中!)
外国の名店製品だけじゃありません。
日本のカバンもターゲットですよ。
特に、一澤帆布さんに思い入れがあるのでしょうか、
御本の中ほどに収録されている
『一澤帆布物語。』は、
帆布バック好きな御方の心を揺さぶること必定です。
作り手さんの、
ミシンで布を縫ってゆく音が聞こえてくるかのような、
臨場感あふれる文章は、
エンタ度が高く、リズミカル!
「おんがくゥみたいなァ~」
「がるるぐる!」(←訳:カバン讃歌!)
トートバッグ、ショルダーバッグ、
リュックサック、
帽子専用のハットバッグ、
万年筆のためのバッグ……!
「ぼうしィせんようゥ??」
「ぐるるるっる!」(←訳:万年筆用って!)
ジャンルとしては、
エッセイのジャンルに属すると思われますが、
カバン画集としても楽しめる一冊です。
2005年刊行の作品ですので、
古書店さんもしくは図書館で探して、
皆さま、ぜひ、一読を~♪
しッ、しまッたァ~ッ!」
「がるる!ぐるがるぅっる!」(←訳:虎です!油断しちゃった!)
こんにちは、ネーさです。
ホントにしまったわ~…
ジロ・ディ・イタリアにかまけていたら
ユヴェントスが久々の黒星を喰らってしまいました。
次節は特大の元気玉を送らねば!と自戒しつつ、
はい、メゲずに読書タイムです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― 鞄が欲しい ――
著者は古山浩一(ふるやま・こういち)さん、2005年9月に発行されました。
『万年筆画家が描いた50のカバン遍歴』と副題が付されています。
「むむゥ、かばんッ!」
「ぐるるる!」(←訳:鞄マニア!)
そうね~、いるのね~、
世の中には鞄マニアさんって。
著者・古山さんは、
画家、絵本作家、随筆家として知られるアーティストさんであり、
とりわけ、万年筆職人さんに関する著作『4本のヘミングウェイ』は
万年筆ユーザー必読の書として有名です。
が、鞄にもこれほど入れ込んでいるのだとは!
「かばんがァ、ぞろぞろッ!」
「がるるる……!」(←訳:山盛りだ……!)
掲載されているのは、
カバンにまつわるエピソード40作品と、
古山さんの筆になるイラスト作品の数々。
イラストは、もちろん古山さん愛用の万年筆と
水彩絵の具で描かれたもので、
すてきにリアルな出来映えです♪
「おしゃしんよりもォ、わかりやすいィでスゥ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:手触りが見える!)
カバン開眼の、そのきっかけとなったのは、
25年前のイタリア旅行であった、と
古山さんは御本の冒頭で語っています。
イタリア人が皆それぞれに使い込んでいる鞄の、
皮革の色合い、風合い。
羨ましい!
悔しい!
「まけられないィぞッ!」
「がるるるるるぅ!」(←訳:見返してやるぅ!)
えーと、何をどう見返すのか不明ですが、
とにかく古山さん、
バチカン美術館のミケランジェロさん作『ピエタ』像に
誓ったのです。
鞄ルネッサンス!!
「やッちゃいまスかッ!」
「ぐっるぅるる!」(←訳:やっちゃおう!)
さっそくローマで買いました。
厚手の皮革、真鍮の口金。
革と金具がこのように、
いっけん無造作にまとめられたバッグを
日本では見たことがなかった……。
「それがァ、はじまりィ!」
「がるるるる?」(←訳:カバン病の?)
フィレンツェの、泥棒市場で見つけたバッグ。
エルメスのオータクロア。
コーチのバッグ。
ルイヴィトンのトランク。
プラダだってマストだ!
「ひええええェ~!」
「ぐぅーるがるる!」(←訳:ビョーキ進行中!)
外国の名店製品だけじゃありません。
日本のカバンもターゲットですよ。
特に、一澤帆布さんに思い入れがあるのでしょうか、
御本の中ほどに収録されている
『一澤帆布物語。』は、
帆布バック好きな御方の心を揺さぶること必定です。
作り手さんの、
ミシンで布を縫ってゆく音が聞こえてくるかのような、
臨場感あふれる文章は、
エンタ度が高く、リズミカル!
「おんがくゥみたいなァ~」
「がるるぐる!」(←訳:カバン讃歌!)
トートバッグ、ショルダーバッグ、
リュックサック、
帽子専用のハットバッグ、
万年筆のためのバッグ……!
「ぼうしィせんようゥ??」
「ぐるるるっる!」(←訳:万年筆用って!)
ジャンルとしては、
エッセイのジャンルに属すると思われますが、
カバン画集としても楽しめる一冊です。
2005年刊行の作品ですので、
古書店さんもしくは図書館で探して、
皆さま、ぜひ、一読を~♪