「こんにちわァ、テディちゃでスゥ!
そろそろォ~おおづめェでスかッ♪」
「がるる!ぐるるがる?」(←訳:虎です!優勝は誰に?)
こんにちは、ネーさです。
2016ジロ・ディ・イタリアは波乱続き!
無名の選手さんがステージ優勝したり、
ペースメイカーさんがトップでゴールしちゃったり、
先読みできない展開です。
本日の読書タイムで御紹介いたしますのは、
“読みにくい”ジャンルに敢えて挑戦!という
勇気あふれる一冊ですよ。
さあ、こちらを、どうぞ~♪
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―― はじめての哲学 ――
著者は石井郁夫(いしい・いくお)さん、画はヨシタケシンスケさん、
2016年2月に発行されました。
はいっ、哲学です、
ネーさが書き間違えしたワケじゃありませんよ。
美味しいケーキを求めて
未知のお菓子屋さんを訪ねるのと同じように、
踏み込んでみましょう、《哲学》の世界へ!
「てッ、てつがくゥ~…!」
「ぐるるるる!」(←訳:五里霧中だ!)
いえ、慌てる必要はありませんとも。
御本の題名に『はじめて』とありますでしょ?
哲学初心者さんでも、
ゆったりと迎え入れてくれる
ふところの広い文章と画が
私たち読み手を導いてくれます。
哲学を学ぶ――
というより、
14人の哲学者の人生をたどりながら、
彼らの思想を学ぶ哲学入門書。
↑これが、この御本のスタンスです。
「つまりィ、てつがくぶんやのォ~」
「がるる?」(←訳:偉人伝?)
哲学史偉人伝の始まりは、
まずは王道に則り、
古代ギリシャがスタートラインとなります。
紀元前479年、
ギリシャ半島に侵攻したペルシア軍を撃退されます。
そうして、都市国家アテネは
《偉大な50年》と呼ばれる黄金時代を謳歌することになり、
ソクラテスさん→プラトンさん→アリストテレスさんの3人が
現代にまで影響を及ぼす
《叡智》の塔を築き上げました。
「あはァ! ありすとてれすさんッ、いいかもッ!」
「ぐるるがるる~!」(←訳:分かりやすい~!)
裕福なお家に生まれ、
プラトンさん主宰の学園で勉強し、
アレクサンドロス王の家庭教師となるも、
動物好きの海洋学者であり、
世界初の動植物園を造った――
哲学者さんよりも博物学者さんだわね。
「こだいぎりしゃッてェ~、ぐろーばるゥ!」
「がるるぐるがる!」(←訳:時代の先端だよ!)
古代ギリシャを舞台とする第一章の次は、
近代哲学が芽吹いた時代へ。
ルネサンス、といっても
イタリアではなくイギリスのルネサンス時代に
著者・石井さんは筆を進めます。
《知は力なり》と著したベーコンさん。
一方、ドイツではデカルトさんが
《我思う、ゆえに我あり》と言い、
カントさんは学生に問われ、
《人間とは何かを具体的に知ることが、
すべての学問の出発点なのだ》
と答えます。
「うむゥ! だんだんッ!」
「ぐるがるるぐっるるる!」(←訳:哲学らしくなってきた!)
ヘーゲルさん、
ショーペンハウエルさん、
ニーチェさん……
著者・石井さんによる学者さんたちの略伝は、
哲学という小路を形作るレンガのひとつひとつを
あらためて磨き、
光を当てているかのようです。
こうして、ヒトは学んできた――
いえ、まだまだ学び足りていないようですが。
「これからもォ、てつがくのォみちはァ、つづきまスゥ!」
「が~っる!」(←訳:ず~っと!)
哲学の祖・タレスさんから、
20世紀の実存主義者・サルトルさんまで。
ヨシタケシンスケさんのイラストがとても楽しくて
ついふらふら~っと読み進んでしまう
魅惑の哲学入門書、
歴史好きさん
伝記モノ好きな御方にもおすすめです。
もちろんフィクション好きな活字マニアさんも、
ぜひ、一読してみてくださいな♪
そろそろォ~おおづめェでスかッ♪」
「がるる!ぐるるがる?」(←訳:虎です!優勝は誰に?)
こんにちは、ネーさです。
2016ジロ・ディ・イタリアは波乱続き!
無名の選手さんがステージ優勝したり、
ペースメイカーさんがトップでゴールしちゃったり、
先読みできない展開です。
本日の読書タイムで御紹介いたしますのは、
“読みにくい”ジャンルに敢えて挑戦!という
勇気あふれる一冊ですよ。
さあ、こちらを、どうぞ~♪

―― はじめての哲学 ――
著者は石井郁夫(いしい・いくお)さん、画はヨシタケシンスケさん、
2016年2月に発行されました。
はいっ、哲学です、
ネーさが書き間違えしたワケじゃありませんよ。
美味しいケーキを求めて
未知のお菓子屋さんを訪ねるのと同じように、
踏み込んでみましょう、《哲学》の世界へ!
「てッ、てつがくゥ~…!」
「ぐるるるる!」(←訳:五里霧中だ!)
いえ、慌てる必要はありませんとも。
御本の題名に『はじめて』とありますでしょ?
哲学初心者さんでも、
ゆったりと迎え入れてくれる
ふところの広い文章と画が
私たち読み手を導いてくれます。
哲学を学ぶ――
というより、
14人の哲学者の人生をたどりながら、
彼らの思想を学ぶ哲学入門書。
↑これが、この御本のスタンスです。
「つまりィ、てつがくぶんやのォ~」
「がるる?」(←訳:偉人伝?)
哲学史偉人伝の始まりは、
まずは王道に則り、
古代ギリシャがスタートラインとなります。
紀元前479年、
ギリシャ半島に侵攻したペルシア軍を撃退されます。
そうして、都市国家アテネは
《偉大な50年》と呼ばれる黄金時代を謳歌することになり、
ソクラテスさん→プラトンさん→アリストテレスさんの3人が
現代にまで影響を及ぼす
《叡智》の塔を築き上げました。
「あはァ! ありすとてれすさんッ、いいかもッ!」
「ぐるるがるる~!」(←訳:分かりやすい~!)
裕福なお家に生まれ、
プラトンさん主宰の学園で勉強し、
アレクサンドロス王の家庭教師となるも、
動物好きの海洋学者であり、
世界初の動植物園を造った――
哲学者さんよりも博物学者さんだわね。
「こだいぎりしゃッてェ~、ぐろーばるゥ!」
「がるるぐるがる!」(←訳:時代の先端だよ!)
古代ギリシャを舞台とする第一章の次は、
近代哲学が芽吹いた時代へ。
ルネサンス、といっても
イタリアではなくイギリスのルネサンス時代に
著者・石井さんは筆を進めます。
《知は力なり》と著したベーコンさん。
一方、ドイツではデカルトさんが
《我思う、ゆえに我あり》と言い、
カントさんは学生に問われ、
《人間とは何かを具体的に知ることが、
すべての学問の出発点なのだ》
と答えます。
「うむゥ! だんだんッ!」
「ぐるがるるぐっるるる!」(←訳:哲学らしくなってきた!)
ヘーゲルさん、
ショーペンハウエルさん、
ニーチェさん……
著者・石井さんによる学者さんたちの略伝は、
哲学という小路を形作るレンガのひとつひとつを
あらためて磨き、
光を当てているかのようです。
こうして、ヒトは学んできた――
いえ、まだまだ学び足りていないようですが。
「これからもォ、てつがくのォみちはァ、つづきまスゥ!」
「が~っる!」(←訳:ず~っと!)
哲学の祖・タレスさんから、
20世紀の実存主義者・サルトルさんまで。
ヨシタケシンスケさんのイラストがとても楽しくて
ついふらふら~っと読み進んでしまう
魅惑の哲学入門書、
歴史好きさん
伝記モノ好きな御方にもおすすめです。
もちろんフィクション好きな活字マニアさんも、
ぜひ、一読してみてくださいな♪