「こんにちわッ、テディちゃでッスゥ!
またしてもォ、びッくりィ~!」
「がるる!ぐるがるる~!」(←訳:虎です!仰天だよう~!)
こんにちは、ネーさです。
5月31日、W杯の展望に勝るとも劣らない衝撃が
スポーツ界を駆け抜けました。
レアル・マドリーのジダン監督が辞任……!
欧州サッカー界勢力図の大変動を予感しながらも、
ここで気持ちを切り替え、
本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 薬屋のひとりごと ――
著者は日向夏(ひゅうが・なつ)さん、2014年8月に発行されました。
最近コミック化されて話題になっている同名作品の、
こちらは原作小説です。
現在は第7巻まで刊行されているんですけど、
もしかしたらアニメ化もありそうな勢いですわねえ。
「げんきなァ、ふぁんたじィ~!」
「ぐるがるるるぐるぅ?」(←訳:いやミステリでしょ?)
“中華ファンタジー”と呼ばれるジャンルのフィクションに、
この御本も当てはまるのかもしれません。
時代は、たぶん、ずいぶんと昔むかし。
舞台は、大陸の中央に位置する、とある大国。
大国の首都には皇帝が住まう広大な宮殿があり、
宮殿の奥には後宮がある――
「ふァ~、なァるほどォ~」
「がるるぐるるがる~」(←訳:歴史の共通項だね~)
どこの国の、どんな時代にも、
同じような仕組みがありました。
ひとりの“王”と、
何人、ときには何十人もの“妃”。
この物語の主人公・猫猫(マオマオ)さんも、
“王”の目に留まるべく、
美貌に磨きをかけて後宮へ……
来た、ってことは、決してなく。
「ひどいィはなしィ、なのでス!」
「ぐるるるるるる!」(←訳:さらわれたんだ!)
猫猫さん、森で薬草探しをしていたところを
人さらいに捕まり、
後宮に送り込まれてしまったのです。
そこで、
来たくもない場所に押し込められた猫猫さんが、
えーんえーんと泣き喚いたのかというと?
「……ひょうじょゥ、かわりィなしィ?」
「がるるるるる?」(←訳:泣いてないね?)
猫猫さん、17歳。
17歳の若さなれど、彼女は達観しておりました。
おとなしく働いていれば、
そのうち出られる。
賢くないフリをして、
万事を乗り切ってしまえばいい。
「でもねェ~それはねェ~」
「ぐるがるぐるる?」(←訳:ムリだと思うよ?)
猫猫さんの賢くないフリ作戦、
上手くいっていました。
ええ、或る時点までは。
しかし、彼女は聞いてしまったのです。
宮中のウワサ――
皇帝の御子たちが次々と儚くなるのは
呪いのしわざだという、下女たちのお喋りを。
頭痛、腹痛、吐き気のはてに、重態?
それって呪いじゃないだろう。
おそらく原因は。
「ふァ~、さくせんがァ!」
「がるるぅるるる!」(←訳:バレちゃうよう!)
好奇心を募らせ、
《薬屋》の本性を覗かせたた猫猫さんの、
賢くないフリ作戦は、失敗してしまうのか?
猫猫さんのみならず、
わたしたち読み手の好奇心をも急上昇させる
ファンタジックな、
そしてミステリアスな物語の着地点は?
楽しくもリズミカルな
猫猫さんの後宮《医薬》ミステリ、
週末の読書タイムにおすすめです。
ぜひ!
またしてもォ、びッくりィ~!」
「がるる!ぐるがるる~!」(←訳:虎です!仰天だよう~!)
こんにちは、ネーさです。
5月31日、W杯の展望に勝るとも劣らない衝撃が
スポーツ界を駆け抜けました。
レアル・マドリーのジダン監督が辞任……!
欧州サッカー界勢力図の大変動を予感しながらも、
ここで気持ちを切り替え、
本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 薬屋のひとりごと ――
著者は日向夏(ひゅうが・なつ)さん、2014年8月に発行されました。
最近コミック化されて話題になっている同名作品の、
こちらは原作小説です。
現在は第7巻まで刊行されているんですけど、
もしかしたらアニメ化もありそうな勢いですわねえ。
「げんきなァ、ふぁんたじィ~!」
「ぐるがるるるぐるぅ?」(←訳:いやミステリでしょ?)
“中華ファンタジー”と呼ばれるジャンルのフィクションに、
この御本も当てはまるのかもしれません。
時代は、たぶん、ずいぶんと昔むかし。
舞台は、大陸の中央に位置する、とある大国。
大国の首都には皇帝が住まう広大な宮殿があり、
宮殿の奥には後宮がある――
「ふァ~、なァるほどォ~」
「がるるぐるるがる~」(←訳:歴史の共通項だね~)
どこの国の、どんな時代にも、
同じような仕組みがありました。
ひとりの“王”と、
何人、ときには何十人もの“妃”。
この物語の主人公・猫猫(マオマオ)さんも、
“王”の目に留まるべく、
美貌に磨きをかけて後宮へ……
来た、ってことは、決してなく。
「ひどいィはなしィ、なのでス!」
「ぐるるるるるる!」(←訳:さらわれたんだ!)
猫猫さん、森で薬草探しをしていたところを
人さらいに捕まり、
後宮に送り込まれてしまったのです。
そこで、
来たくもない場所に押し込められた猫猫さんが、
えーんえーんと泣き喚いたのかというと?
「……ひょうじょゥ、かわりィなしィ?」
「がるるるるる?」(←訳:泣いてないね?)
猫猫さん、17歳。
17歳の若さなれど、彼女は達観しておりました。
おとなしく働いていれば、
そのうち出られる。
賢くないフリをして、
万事を乗り切ってしまえばいい。
「でもねェ~それはねェ~」
「ぐるがるぐるる?」(←訳:ムリだと思うよ?)
猫猫さんの賢くないフリ作戦、
上手くいっていました。
ええ、或る時点までは。
しかし、彼女は聞いてしまったのです。
宮中のウワサ――
皇帝の御子たちが次々と儚くなるのは
呪いのしわざだという、下女たちのお喋りを。
頭痛、腹痛、吐き気のはてに、重態?
それって呪いじゃないだろう。
おそらく原因は。
「ふァ~、さくせんがァ!」
「がるるぅるるる!」(←訳:バレちゃうよう!)
好奇心を募らせ、
《薬屋》の本性を覗かせたた猫猫さんの、
賢くないフリ作戦は、失敗してしまうのか?
猫猫さんのみならず、
わたしたち読み手の好奇心をも急上昇させる
ファンタジックな、
そしてミステリアスな物語の着地点は?
楽しくもリズミカルな
猫猫さんの後宮《医薬》ミステリ、
週末の読書タイムにおすすめです。
ぜひ!