「こんにちわッ、テディちゃでス!
すーぱーむーんッ、なのでスゥ!」
「がるる!ぐるるがっる!」(←訳:虎です!最大級だって!)
こんにちは、ネーさです。
今日4月7日から明日8日にかけて夜空にかかるのは、
今年最大の満月!なのだそうですよ。
お家の窓やベランダから、
スペシャルなスーパームーンを探してみてくださいね♪
では、お月さま観察が完了したら、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~!
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―― サブキャラたちの日本昔話 ――
著者は斉藤洋(さいとう・ひろし)さん、
絵は広瀬弦(ひろせ・げん)さん、
2018年7月に発行されました。
先日ご紹介しました『サブキャラたちのグリム童話』の、
姉妹編とも言える作品です。
「あはァ! さんたろうゥ~!」
「ぐるるるるがっるる!」(←訳:太郎さんがいっぱい!)
CMですっかり有名になってしまった
日本昔話界の“三太郎”といえば、
浦島太郎さんに、
桃太郎さんに、
金太郎さん。
3人それぞれ、
ここであらためて説明するまでもない
超有名な物語の主人公さん、ですよね。
そう、主人公。
主人公さんがいる、ということは、
すなわち、
脇役さんもそこにいる、ということで。
「あなどるゥなかれッ!」
「がるるるぐっるるがるるる!」(←訳:脇役さんあっての主役さん!)
この御本で、
昔むかし……と物語を回想するのは、
3人の、おっと、
人じゃないかもしれませんけど、
3人のサブキャラさんたちです。
一『浦島太郎』では、
竜宮国右大将の玄武(げんぶ)さん。
二『桃太郎』では、
イヌの源三郎(げんざぶろう)さん。
三『金太郎』では、
クマの金太郎さん。
そして、この3サブキャラさんには、
或る共通項があって。
「きょうつうゥ??」
「ぐるるる?」(←訳:何だろう?)
カメさん、イヌさん、クマさん。
彼らに共通しているのは、
知力。
人間ではないからといって、
彼らは賢くない、なぁんて思っちゃいけませんよ。
カメさんは、イヌさんは、そしてクマさんも、
一歩引いた立ち位置から、
主人公さんたちの行動を静かに見詰めます。
脇役にして傍観者である彼らが目撃した
主人公たちの“真意”とは?
「むむゥ! ふかいィ~!」
「がぅっるぐるる!」(←訳:ちょっと切ない!)
私ネーさのおすすめは、
クマの金太郎さんが語る『金太郎』のおはなし。
♪まさかり担いだ金太郎さん~♪の、
童謡は広く知られていても、
金太郎さんとは何者なのか、
何事を為したのか、
そのあたりまできちんと知っているのは、
足柄山がある神奈川県近域の方々以外には
あんまり……。
「いませんッでスねェ~…」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:たぶんいないかも!)
クマさんは、ゆっくり語り明かします。
遠い日、足柄山で起きたこと。
金太郎さんの出発点とは。
幼い少年が選んだ道とは。
青年となった彼を待つものとは。
読み終えてみれば、
金太郎さんの昔話がもっと好きになるに違いない
“珠玉の一篇”です。
「きッとォ、あなたもォ~」
「がるるるぐるぅ!」(←訳:大好きになるぅ!)
『サブキャラたちのグリム童話』と同じく
大人な活字マニア諸氏にも
チビッ子ちゃんたちにも楽しめるこの御本、
皆さま、ぜひ、一読してみてくださいね~♪
すーぱーむーんッ、なのでスゥ!」
「がるる!ぐるるがっる!」(←訳:虎です!最大級だって!)
こんにちは、ネーさです。
今日4月7日から明日8日にかけて夜空にかかるのは、
今年最大の満月!なのだそうですよ。
お家の窓やベランダから、
スペシャルなスーパームーンを探してみてくださいね♪
では、お月さま観察が完了したら、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~!

―― サブキャラたちの日本昔話 ――
著者は斉藤洋(さいとう・ひろし)さん、
絵は広瀬弦(ひろせ・げん)さん、
2018年7月に発行されました。
先日ご紹介しました『サブキャラたちのグリム童話』の、
姉妹編とも言える作品です。
「あはァ! さんたろうゥ~!」
「ぐるるるるがっるる!」(←訳:太郎さんがいっぱい!)
CMですっかり有名になってしまった
日本昔話界の“三太郎”といえば、
浦島太郎さんに、
桃太郎さんに、
金太郎さん。
3人それぞれ、
ここであらためて説明するまでもない
超有名な物語の主人公さん、ですよね。
そう、主人公。
主人公さんがいる、ということは、
すなわち、
脇役さんもそこにいる、ということで。
「あなどるゥなかれッ!」
「がるるるぐっるるがるるる!」(←訳:脇役さんあっての主役さん!)
この御本で、
昔むかし……と物語を回想するのは、
3人の、おっと、
人じゃないかもしれませんけど、
3人のサブキャラさんたちです。
一『浦島太郎』では、
竜宮国右大将の玄武(げんぶ)さん。
二『桃太郎』では、
イヌの源三郎(げんざぶろう)さん。
三『金太郎』では、
クマの金太郎さん。
そして、この3サブキャラさんには、
或る共通項があって。
「きょうつうゥ??」
「ぐるるる?」(←訳:何だろう?)
カメさん、イヌさん、クマさん。
彼らに共通しているのは、
知力。
人間ではないからといって、
彼らは賢くない、なぁんて思っちゃいけませんよ。
カメさんは、イヌさんは、そしてクマさんも、
一歩引いた立ち位置から、
主人公さんたちの行動を静かに見詰めます。
脇役にして傍観者である彼らが目撃した
主人公たちの“真意”とは?
「むむゥ! ふかいィ~!」
「がぅっるぐるる!」(←訳:ちょっと切ない!)
私ネーさのおすすめは、
クマの金太郎さんが語る『金太郎』のおはなし。
♪まさかり担いだ金太郎さん~♪の、
童謡は広く知られていても、
金太郎さんとは何者なのか、
何事を為したのか、
そのあたりまできちんと知っているのは、
足柄山がある神奈川県近域の方々以外には
あんまり……。
「いませんッでスねェ~…」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:たぶんいないかも!)
クマさんは、ゆっくり語り明かします。
遠い日、足柄山で起きたこと。
金太郎さんの出発点とは。
幼い少年が選んだ道とは。
青年となった彼を待つものとは。
読み終えてみれば、
金太郎さんの昔話がもっと好きになるに違いない
“珠玉の一篇”です。
「きッとォ、あなたもォ~」
「がるるるぐるぅ!」(←訳:大好きになるぅ!)
『サブキャラたちのグリム童話』と同じく
大人な活字マニア諸氏にも
チビッ子ちゃんたちにも楽しめるこの御本、
皆さま、ぜひ、一読してみてくださいね~♪