テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ ニャンコたちの、不思議100選 ~

2020-04-09 22:26:10 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 いちにィ~さんしィ!」
「がるる!ぐぅ~るっ、がるるぅ!」(←訳:虎です!にぃ~にっ、さんしぃ!)

 こんにちは、ネーさです。
 運動不足気味な外出自粛生活に必要なのは……
 ラジオ体操第2!
 いえ、第1でもいいんですけどね、
 本気を出して第2をやってのけると、
 けっこうヘトヘトになりますわ。
 仕上げにふくらはぎのマッサージなどしながら、
 本日の読書タイムは、こちらの御本を、
 さあ、どうぞ~♪

  



 ―― 今泉先生教えて! 一度は猫に聞いてみたい 100のこと ――



 著者は今泉忠明(いまいずむ・ただあき)さん、
 イラストは森松輝夫(もりまつ・てるお)さん、
 2020年2月に発行されました。
 【誰もが知りたかった猫の行動図鑑】と副題が付されています。

 新型コロナウィルス流行のため、
 どうにも重苦しい雰囲気の中……
 私ネーさ、こんな話を
 SNSで拾いましたよ。

   あるワンちゃん、
   外出を控えた人間の家族がみんな家にいるのが、
   もう嬉しくてたまりません。
   家族それぞれの部屋を回って、
   ずっと尻尾を振っていたのに、
   あら? 
   急に振るのを止めてしまいました。
   どうしたのかと病院に連れていったら、
   ドクターが言うには。
  
    捻挫です。

   嬉しくて振り過ぎちゃったのね、尻尾を。

「ぷふふッ♫」
「ぐるるっ♪」

 ワンコの尻尾が捻挫、って……
 マジか!
 シッポって捻挫するものなのか!
 そんなに嬉しかったのか……!
 か、可哀想に……

 と驚き、同情しつつも、
 申し訳ないことに大笑いしちゃいましたが、
 ええ、はい、
 “やらかしてくれる”のは、
 ワンコだけではありません。

 もっちろん、
 ニャンコもやっちゃいますとも。

「ほほゥ! にゃんこもォ?」
「がるるぐるる?」(←訳:どんな具合に?)

  猫は壁にぶつかっても、
  何もなかったかのように
  毛づくろいしてますけど、
  痛くないんですか?

 という問いに、
 動物学者である著者・今泉さんは答えます。

  痛いですよ。
  でも、恥ずかしいから
  毛づくろいしているのです。
  (中略)
  失敗の照れ隠しみたいなもので、
  気分を立て直しているのです。

「てれかくしィ!?!」
「ぐぅるるるがるるるる!」(←訳:ニャンコも照れるんだ!)

  猫って、
  結構失敗をするいきものですか?

 という問いには、

  猫は一匹だけで暮らしていますから、
  狩りの失敗が結構あります。
  狩りの成功率は1割ですから。

「ふァ? いちわりィ??」
「……がるるぐるる!」(←訳:……意外に低いぞ!)

  どんな猫でもよろこぶ撫でかたは、ありますか?

 の答えは、

  まず、嫌がる場所を知っておきましょう。
  お腹、尻尾、手足、肉球ですね。

 そして、
 ”うれしい撫でかた”の見本図3種が
 紹介されています。

「そうだッたのでスかァ~♪」
「ぐるるがるるる!」(←訳:勉強になります!)

 100個のQ&Aの中には、
 えっ!そうだったの!と
 感心させられたり、
 常識と思っていたものが実は誤解だったりして、
 ときには申し訳なくなってしまいます。
 
 人間の眼からは
 可愛らしく見える仕種や行為も、
 ニャンコの身からしてみれば、
 あんまり楽しくなかったり。

「そんちょうゥ、しましょゥ!」
「がるるるる!」(←訳:お互いにね!)

 ニャンコたちの、
 本当の姿とは?
 真情とは?

 面白くてためになる
 猫たちの不思議100選、
 大人さんもチビッ子ちゃんたちも、
 ぜひ、覗き見してみてくださいね。
 おすすめですよ~♫

   
コメント
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