「こんにちわッ、テディちゃでス!
いッぷくのォ~せいりょうざいィ!」
「がるる!ぐるがるるる!」(←訳:虎です!心のオアシス!)
こんにちは、ネーさです。
明るい話題がなかなか見出せない毎日の中、
NHK朝ドラ『エール』で光り輝くのは、
古川雄大さん演じる“ミュージックティーチャー”こと
御手洗先生!
明日も登場してくださるかしら?
とワクワクしながら、
さあ、ここからは読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― ドイル傑作集 Ⅱ 海洋奇談編 ――
著者はアーサー・コナン・ドイルさん、
日本で独自に編まれた新潮文庫版の傑作集Ⅱは、
1958年に初版が発行されました。
先日ご紹介しました『傑作集Ⅰミステリー編』に続いての、
こちらは『海洋奇談編』です。
「えいこくゥはァ、しまぐにィ、なのでス!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:つまり海洋国家!)
ヴィクトリア朝の英国は、
大、いえ、超が付く海洋国家でした。
世界の西と東を、
北と南をつなぐ大型船が、
莫大な富を王都ロンドンへ持ち帰ってゆく……
人も、物も、行き来する……
そうして幾千幾万の航海が繰り返されれば、
船乗りさんたち、船客さんたちも、
不可思議な事件のひとつやふたつに
遭遇することもあるでしょう。
御本の冒頭を飾る
『縞のある衣装箱(The Striped Chest)』は、
まさにそんな“海上の謎”がテーマです。
「むッ! ぜんぽうゥにィ、みゆるゥはァ~…」
「がるる?」(←訳:難破船?)
大西洋の荒波の彼方に、
メアリー・シンクレア号が発見したのは、
人影がなく、
今にも沈んでしまいそうな
二橋帆船(にしょうはんせん)。
遺棄された漂流船か、とも見えましたが、
バークレイ船長は
接舷を命じました。
「たしかめなくちゃッ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:生存者の有無!)
船旗は逆さになっていて、
それはすなわち、
遭難、を意味します。
いったいこの船で何が起こったのか、
怪しみながら調査を開始した船長さんや航海士さんたちは、
或る部屋で立ち止まりました。
そこにあったのは。
普通の船員用衣装箱よりも
かなり大きい箱――
白と赤の縞模様の箱。
もしや、この奇妙な箱が……?
「そうなんのォ、げんいんッ??」
「がるるぐる!」(←訳:不穏な空気!)
遭難線からメアリー・シンクレア号へと
移送された縞模様の箱の中身は、
はたして……?
《海のロマン》というよりも、
《スタートレック》シリーズを想わせるような、
ミステリアスな海洋譚は
読み手のハートをぐいっと掴みます♪
他に、
『ポールスター号船長』、
『たる工場の怪』、
なんと日本が舞台の奇作『ジェランドの航海』、
『J・ハバクク・ジェフスンの遺書』、
『あの四角い小箱』と、
短編6作品で構成されるこの御本、
海洋小説好きな活字マニアさんには
熱烈おすすめですよ。
「おおうなばらのォ~」
「ぐるるがる!」(←訳:不思議千万!)
ホームズさんは出て来ませんけれど、
ドイルさんのファンの方々は、
ぜひ、手に取ってみてくださいね♫
いッぷくのォ~せいりょうざいィ!」
「がるる!ぐるがるるる!」(←訳:虎です!心のオアシス!)
こんにちは、ネーさです。
明るい話題がなかなか見出せない毎日の中、
NHK朝ドラ『エール』で光り輝くのは、
古川雄大さん演じる“ミュージックティーチャー”こと
御手洗先生!
明日も登場してくださるかしら?
とワクワクしながら、
さあ、ここからは読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― ドイル傑作集 Ⅱ 海洋奇談編 ――
著者はアーサー・コナン・ドイルさん、
日本で独自に編まれた新潮文庫版の傑作集Ⅱは、
1958年に初版が発行されました。
先日ご紹介しました『傑作集Ⅰミステリー編』に続いての、
こちらは『海洋奇談編』です。
「えいこくゥはァ、しまぐにィ、なのでス!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:つまり海洋国家!)
ヴィクトリア朝の英国は、
大、いえ、超が付く海洋国家でした。
世界の西と東を、
北と南をつなぐ大型船が、
莫大な富を王都ロンドンへ持ち帰ってゆく……
人も、物も、行き来する……
そうして幾千幾万の航海が繰り返されれば、
船乗りさんたち、船客さんたちも、
不可思議な事件のひとつやふたつに
遭遇することもあるでしょう。
御本の冒頭を飾る
『縞のある衣装箱(The Striped Chest)』は、
まさにそんな“海上の謎”がテーマです。
「むッ! ぜんぽうゥにィ、みゆるゥはァ~…」
「がるる?」(←訳:難破船?)
大西洋の荒波の彼方に、
メアリー・シンクレア号が発見したのは、
人影がなく、
今にも沈んでしまいそうな
二橋帆船(にしょうはんせん)。
遺棄された漂流船か、とも見えましたが、
バークレイ船長は
接舷を命じました。
「たしかめなくちゃッ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:生存者の有無!)
船旗は逆さになっていて、
それはすなわち、
遭難、を意味します。
いったいこの船で何が起こったのか、
怪しみながら調査を開始した船長さんや航海士さんたちは、
或る部屋で立ち止まりました。
そこにあったのは。
普通の船員用衣装箱よりも
かなり大きい箱――
白と赤の縞模様の箱。
もしや、この奇妙な箱が……?
「そうなんのォ、げんいんッ??」
「がるるぐる!」(←訳:不穏な空気!)
遭難線からメアリー・シンクレア号へと
移送された縞模様の箱の中身は、
はたして……?
《海のロマン》というよりも、
《スタートレック》シリーズを想わせるような、
ミステリアスな海洋譚は
読み手のハートをぐいっと掴みます♪
他に、
『ポールスター号船長』、
『たる工場の怪』、
なんと日本が舞台の奇作『ジェランドの航海』、
『J・ハバクク・ジェフスンの遺書』、
『あの四角い小箱』と、
短編6作品で構成されるこの御本、
海洋小説好きな活字マニアさんには
熱烈おすすめですよ。
「おおうなばらのォ~」
「ぐるるがる!」(←訳:不思議千万!)
ホームズさんは出て来ませんけれど、
ドイルさんのファンの方々は、
ぜひ、手に取ってみてくださいね♫