テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 展望の《いつか》 ~

2020-04-26 23:30:11 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ふァいィ! みなさんッ、そのォちょうしィでスッ!」
「がるる!ぐるる~!」(←訳:虎です!いいぞ~!)

 こんにちは、ネーさです。
 都内の感染判明数が13日ぶりに100人を下回ったとの報道に、
 思わず拳を握りしめました。
 ここで気を緩めちゃいけないけど、
 自粛の効果が出ている……!
 と前向きに考えながら、
 さあ、本日の読書タイムは、
 こちらの御本を、どうぞ~♪

  



 ―― 全国 大人になっても行きたい わたしの絵本めぐり ――



 株式会社G.B.から2020年3月に発行されたこの御本は、
 編集者さん、ライターさん、文筆家さん、デザイナーさん、
 作家さん、書店経営者さんたち25人が執筆を担当しています。
 『Ehon Meguri』と副題が付されているように、
 北海道から沖縄までの
 《行ってみたい絵本屋さん》119軒が紹介されているんですよ。

「あうゥ! ほんやさんッ!!」
「ぐるるるがるる~る!」(←訳:恋しいよ本屋さ~ん!)

 活字マニアの私たちにとって
 いっちばんキツいのは、そこね……
 図書館は休館で、
 駅ビルの中にあるお気に入りの本屋さんは
 お休みで……。

 ああ、早く世の中が落ち着いて
 本屋さんがオープンしないものかと、
 私たちだけでなく、
 大勢の活字マニア諸氏が
 切望しておられるでしょう。

 そして、
 絵本の読み聞かせを愛する
 パパさん&ママさん&絵本好きさんたちは、
 新刊の絵本が欲しいわ!
 絵本専門店めぐりをしたいぃ!
 と待ち焦がれていることでしょう。

「とびらをォ、あけてェ~…」
「がるるぐる!」(←訳:書架の国へ!)

 この御本に掲載されている
 書店さんや絵本の専門店さんは、
 県境を越えてでも行く価値のあるお店ばかりです。

 また、近年は、
 ギャラリーやライブラリー機能のあるテーマパークも
 各地に増えていて、
 たとえば、
 本文38ページには――

「あッ! このォおうちィはッ!」
「がーるるぐるーる!」(←訳:ムーミントロール!)

 《ムーミンバレーパーク》(埼玉県飯能市)は、
 皆さま御存知の『ムーミン』をテーマにした
 2019年オープンの施設です。

 パーク内には『ムーミン』の原作者
 トーベ・ヤンソンさんの原画が展示されている
 建物もあるんですよ。

 もう一ヶ所、埼玉県で注目したいのは、
 さいたま市の《鉄道博物館》内の
 キッズライブラリー。

 ライブラリーの閲覧席は、
 特急列車で実際に使用されていた座席シート。
 窓の外には本物の走行車が見え、
 蔵書は『きかんしゃトーマス』
 『しんかんくん』他、鉄道絵本が大充実!

「ふァ~…たのしそうゥ~…」
「ぐるるるる!」(←訳:面白そうだ!)

 長野県の
 『軽井沢 絵本の森美術館』
 『イルフ童画館』。

 お店の内装がファンタジックな
 大阪府四条畷市の
 『ギャラリー&カフェ ズーロジック』。

 島根県の津和野には、
 ええ、『安野光雅美術館』もありますね。

「わァおォ! あんのォさんッ!」
「がるるぐるる!」(←訳:建物がすてき!)

 電子書籍も悪くはない、んですけれど、
 やっぱり絵本は、
 紙の書籍で眺めたい・読みたいものです。

 そうして、出来れば、
 この自粛期間、
 たいへんな思いをしておられるだろう実店舗の書店さん、
 臨時休館になっているギャラリーやミュゼを
 応援したい……!

「しこくゥ、きゅうしゅうゥ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:沖縄のお店もね!)

 いつか、自由に、心ゆくまで、
 本屋さん&絵本屋さんめぐりをする日を夢見て、
 活字マニアの皆さま、
 ぜひ、一読してみてくださいな♪ 
 



  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする