「こんにちわッ、テディちゃでス!
いつだッてェ、はくしゅゥ~!」
「がるる!ぐるがるるる!」(←訳:虎です!感謝なのです!)
こんにちは、ネーさです。
医療従事者の方々、
社会インフラを支えてくださっている全ての方々に、
今日も感謝の拍手を送ります。
そして、山下達郎さんがラジオ番組で言っていたように、
《冷静と寛容》を肝に銘じながら、
さあ、読書タイムでリラックスも!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫
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―― 歩道橋シネマ ――
著者は恩田陸(おんだ・りく)さん、
2019年11月に発行されました。
4月15日には映画化された『蜜蜂と遠雷』が
ブルーレイ・DVDになって発売!とのことですが、
こちらは短編18作品が収録された短編集です。
「おもむきィ、いろいろッ!」
「ぐるがる!」(←訳:制限なし!)
ファンタジーあり、SF系あり、
ミステリあり……と、
バラエティ豊かな構成は、
著者・恩田さんの企み、でしょうか。
作品の題名が並ぶ目次を眺めて、
どれから読もう?
とっつきやすいのはどれかな?
なぁんて迷ったりしますが、
ここは、やっぱり。
「じゅんばんにィ~!」
「がるるる!」(←訳:収録順に!)
御本のいちばん最初に収められているのは、
『線路脇の家』。
物語の語り手《私》は、
米国人画家エドワード・ホッパーさんの作品
『線路脇の家』を見、
ひっかかりを感じます。
代表作『ナイトホークス』など、
“いかにもアメリカらしい“風景や情景を描いたホッパーさんの、
数ある作品の中でも、
この『線路脇の家』には
特別な上にも特別な伝説がある――
そう、アルフレッド・ヒッチコックさんの傑作
『サイコ』のモデルになったのは、
『線路脇の家』の家そのもの。
固く閉ざされた窓、
入り口がどこかもはっきりしない、
人の気配がない家……。
「うゥ~んッ? でもォ??」
「ぐるがるぐるぅ?」(←訳:気のせいかなぁ?)
《私》がひっかかりを感じた原因は、
既視感でした。
どこかでこの家を見たことがある。
米国ではなく、ここ日本で、
《私》はこの家を見た――
いったいどこでだろう?
「うむむむむゥ~……あッ!!」
「がるるるる!」(←訳:思い出した!)
《私》が思い出した『線路脇の家』とは、
その在り処とは。
ノスタルジーと
不思議な高揚感がせめぎあう『線路脇の家』、
必読の快作です!
そして、
『蜜蜂と遠雷』ファンの方々におすすめしたい
『春の祭典』、
もしかしたら江戸川乱歩さんへのオマージュ?な
『楽譜を売る男』、
コミカルな寸劇調の
『トワイライト』、
18作品のオオトリを飾る表題作
『歩道橋シネマ』、
どれも読みごたえあり!ですが、
著者・恩田さん御自身による
『あとがき』も
ひとつの作品のようで、
印象に残ります。
「どれもォ、ゆにィーくゥ!」
「ぐるるるるがる~る!」(←訳:それぞれに面白~い!)
短編好きな活字マニアさんに
手に取っていただきたい万華鏡のような18景は、
ミステリ好きさんにもおすすめですよ。
ぜひ、覗いてみてくださいね~♪
いつだッてェ、はくしゅゥ~!」
「がるる!ぐるがるるる!」(←訳:虎です!感謝なのです!)
こんにちは、ネーさです。
医療従事者の方々、
社会インフラを支えてくださっている全ての方々に、
今日も感謝の拍手を送ります。
そして、山下達郎さんがラジオ番組で言っていたように、
《冷静と寛容》を肝に銘じながら、
さあ、読書タイムでリラックスも!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫

―― 歩道橋シネマ ――
著者は恩田陸(おんだ・りく)さん、
2019年11月に発行されました。
4月15日には映画化された『蜜蜂と遠雷』が
ブルーレイ・DVDになって発売!とのことですが、
こちらは短編18作品が収録された短編集です。
「おもむきィ、いろいろッ!」
「ぐるがる!」(←訳:制限なし!)
ファンタジーあり、SF系あり、
ミステリあり……と、
バラエティ豊かな構成は、
著者・恩田さんの企み、でしょうか。
作品の題名が並ぶ目次を眺めて、
どれから読もう?
とっつきやすいのはどれかな?
なぁんて迷ったりしますが、
ここは、やっぱり。
「じゅんばんにィ~!」
「がるるる!」(←訳:収録順に!)
御本のいちばん最初に収められているのは、
『線路脇の家』。
物語の語り手《私》は、
米国人画家エドワード・ホッパーさんの作品
『線路脇の家』を見、
ひっかかりを感じます。
代表作『ナイトホークス』など、
“いかにもアメリカらしい“風景や情景を描いたホッパーさんの、
数ある作品の中でも、
この『線路脇の家』には
特別な上にも特別な伝説がある――
そう、アルフレッド・ヒッチコックさんの傑作
『サイコ』のモデルになったのは、
『線路脇の家』の家そのもの。
固く閉ざされた窓、
入り口がどこかもはっきりしない、
人の気配がない家……。
「うゥ~んッ? でもォ??」
「ぐるがるぐるぅ?」(←訳:気のせいかなぁ?)
《私》がひっかかりを感じた原因は、
既視感でした。
どこかでこの家を見たことがある。
米国ではなく、ここ日本で、
《私》はこの家を見た――
いったいどこでだろう?
「うむむむむゥ~……あッ!!」
「がるるるる!」(←訳:思い出した!)
《私》が思い出した『線路脇の家』とは、
その在り処とは。
ノスタルジーと
不思議な高揚感がせめぎあう『線路脇の家』、
必読の快作です!
そして、
『蜜蜂と遠雷』ファンの方々におすすめしたい
『春の祭典』、
もしかしたら江戸川乱歩さんへのオマージュ?な
『楽譜を売る男』、
コミカルな寸劇調の
『トワイライト』、
18作品のオオトリを飾る表題作
『歩道橋シネマ』、
どれも読みごたえあり!ですが、
著者・恩田さん御自身による
『あとがき』も
ひとつの作品のようで、
印象に残ります。
「どれもォ、ゆにィーくゥ!」
「ぐるるるるがる~る!」(←訳:それぞれに面白~い!)
短編好きな活字マニアさんに
手に取っていただきたい万華鏡のような18景は、
ミステリ好きさんにもおすすめですよ。
ぜひ、覗いてみてくださいね~♪