「こんにちわッ、テディちゃでス!
あかねこちゃんッ、いちおしィ~なのでス!」
「がるる!ぐるるがるるるる~!」(←訳:虎です!食べてみたいよね~!)
こんにちは、ネーさです。
今期最強のおすすめアニメは、
木曜夜11時56分よりTBS系で放送されている
『ラーメン赤猫』!
ニャンコたち手作りのラーメンを堪能したら、、
さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 神と王 《亡国の書》 ――
著者は浅葉なつ さん、2021年12月に発行されました。
書店さんの文庫コーナーでは、
↓こんな風に帯をかけられて、書架に並んでいますよ。
「おッ! めぢからァ、つよしィ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:ドラマの予感!)
帯に大きく記されていますように、
著者・浅葉さんは、
大人気作《神様の御用人》の著者さんでもありますね。
モフモフしっぽの、恐ろしいけれど親しみも感じられた
日本古来の神さまたちを中心とした物語から一転、
浅葉さんが新たに描き出すのは、
¨異世界¨を舞台にしたファンタジー作品、
とのことですが……?
「いきなりィ、たたかいィ!」
「がるぐる??」(←訳:侵略戦争??)
歴史学者の慈空(じくう)さんは、
いえ、学者といっても駆け出しの、
まだお若い学者さんなのですが、
今はもう、古書を読み解き、研究する暇もありません。
慈空さんの生国・弓可留(ゆつかる)国は、
ほんの数日前、
隣国・沈寧(じんねい)に襲撃され、
王を失い、
国政の要人たちも失って、
呆気ないほど容易く¨滅亡¨してしまいました。
「とつぜんのォ、うらぎりィ……!」
「ぐるるがっるるる!」(←訳:友好国だったのに!)
必死の思いで弓可留を脱出し、
慈空さんがやって来たのは、
万莉和(まりわ)という国。
優れた学者であった父が
かつて定宿にしていた老舗旅館に身を寄せ、
どうにか日々をしのいでいる慈空さんの心は、
不安に揺らいでいます。
故国は、もうない。
明日からどうする?
いや、いま――こうしている今さえ、
どうしていいのか、分からない……。
「しィッ! きをォつけてッ!」
「がるぐる!」(←訳:誰か来る!)
見知らぬ者たちの影が、
宿屋を取り囲もうとしています。
危険を感じ、
慈空さんが逃げ込んだのは、
地元の者たちも避ける
魔が棲むという森……?
「やばいィでスゥ~!」
「ぐるがっるぐるがる!」(←訳:一難去ってまた一難!)
『古事記』からインスピレーションを得て誕生した
異世界ファンタジーは、現在、
『謀りの玉座』
『主なき天鳥船』
と第3巻まで刊行されています。
うち続く戦乱の中で
学者のタマゴ・慈空くんの運命はどうなっちゃうのか?
ガンバだ慈空くん!走れ~!
と応援しながら、
ファンタジー好きな活字マニアの皆さま、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪