「こんにちわッ、テディちゃでス!
がくがくゥ~ぶるぶるッ!」
「がるる!ぐるるる~!」(←訳:虎です!怖いよう~!)
こんにちは、ネーさです。
台風7号の雨風に、
げっそり疲れ果てた一日の締めくくりは、
さあ、読書タイムでリラックス!ですよ。
本日も、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― MASTER キートン ――
著者は、勝鹿北星(かつしか・ほくせい)さん、
浦沢直樹(うらさわ・なおき)さん、
コミックス初版第1巻は1989年に発行されました。
前々回より御紹介しております
《MASTER キートン》シリーズ、
前回記事では
シリーズ全体を象徴するかのような名作を
ピックアップしてみたのですけれど、
キートンさんの行動力は
サスペンスフルな社会派作品だけに収まりません。
「たのしィ~おはなしィ、ありまス!」
「ぐるるる!」(←訳:笑いもね!)
コミックス第5巻の
CHAPTER5『すべての人に花束を』は、
平賀=キートン・太一さんのお父上である
平賀太平さんが大活躍するメロドラマ(!!)です。
キートンさんが留守をしている家に訪ねてきたのは、
美しい女性。
愛犬リックが雷の晩に行方不明になってしまった、
幼馴染みの太一ちゃんは
探偵をしていると聞いたので……と言う彼女に、
太平さんは約束します。
なんとかしましょう。
犬なら、太一より私の方が断然詳しい。
ワンコ探しに取り掛かる太平さんの相棒は、
セントバーナードとチャウチャウのMIXワンコ
太助くん。
太助くんの鼻(嗅覚)にかかれば、
リックくん探索もアッという間……ですよね?
「むふふふッ?」
「がるるぐるるるぅ?」(←訳:上手く行くかなぁ?)
コミックス第6巻の
CHAPTER8『アザミの紋章』は、
歴史ミステリ好きな方々におすすめですよ。
日本の神社に伝わる
17世紀の古い懐中時計。
蓋に刻まれている紋章を読み解いてゆけば、
そこには昔日の英国と日本をつなぐ
遠大なロマンが……?
「さすがはァ~がくしゃさんッ!」
「ぐるがる~!」(←訳:面目躍如~!)
そして、シリーズ全作品の中で、
私ネーさが最推しするのは、
コミックス第4巻の
CHAPTER6『穏やかな死』。
絶対解体不可能な爆弾を作る、と評判の
IRAのテロリスト。
彼にとって、元SASのキートンさんは仇敵です。
そんな二人が手を組んで、
成し遂げようとしているのは……
あと数分で爆発する爆弾の解体?
場所はショッピングセンターの中心部、
周囲には多くの買い物客が……!
どうするキートンさん!!
「めいさくゥなのでスよゥ!」
「がるるぐるる~!」(←訳:映画化したい~!)
一時期は入手困難となっていた
《MASTER キートン》コミックスは、
現在、『MASTER キートン 完全版 コミック 全12巻完結セット』
が刊行されています。
電子書籍版もありますので、
お好きな方法で、
ぜひ、キートンさんの世界を覗いてみてくださいね♪
(初版時のコミックスと、完全版コミックでは
全体の巻数が異なっているため、
ここでご紹介した作品の収録巻にも
ズレが生じているようです。
どうかご注意くださいませ)