冬ってしぶといわね~と思わせる3月の幕開けとなった東京・多摩地方から
こんにちは、ネーさです。
ふぅ~、寒い!
「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるる!ぐるぐるがーるる!」(←訳:虎です!皆さま風邪引かないでね!)
さあ、本日の読書タイムは、
風邪じゃないんだけれど、
なんかもーおアタマが痛くなっちゃうぅ~…という
ファンキーな一冊を御紹介いたしましょう。
こちらを、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/02/91408bf414a29ddf7e59a02de3641e45.jpg)
―― アー・ユー・テディ? ――
著者は加藤実秋さん、2010年10月に発行されました。
渋谷のホストクラブ『インディゴ』を舞台にした人気ミステリシリーズで名高い加藤さんが
この御本で探偵役に抜擢したのは……
ぬいぐるみの、
いえ、あみぐるみの、
クマ!
「わほォ♪
くまくまくまァ~ッ♪♪」
「がるがるぐるるる?」(←訳:わあ、テディベアなの?)
むくむくファーのテディベアとは、
ちょこっと違う、クマさん、なんですよ。
御本の中では何度も、ぬいぐるみ、と呼ばれちゃったりしてますが、
毛糸で編みあげられたこの種類の子たちは、
手芸の分野では
あみぐるみ、と称します。
山瀬和子(やませ・かずこ)さんは
代官山駅近くのフリマで
そのクマを見つけました。
いえ、見つけるっていうより、
目が合ってしまったんですね。
――連れてって――
そんな声が脳裏に響いては、
もう素通りは出来ないじゃありませんか。
「そうでスゥ!
だッこしてあげてェくださいッ!」
「がるがるぐるる!」(←訳:うんうん、そうしてあげて!)
うちの子におなり!
ミルクティー色の頭部・胴体・手足、
手足の先はスカイブルー、
黒い目玉はガラス製。
300円で、和子さん、そのあみぐるみクマくんをお買い上げです。
「ありがとうゥッ!」
「ぐるがるぐるぐるるーる!」(←訳:良い人に逢えて良かったね!)
命名、ミル太。
(ミルクティー色だから)
自分の部屋の棚に飾って、
いい感じだわ、と満足する和子さん。
が、そこに、聞こえてきたのは、
おい!
……野太い声です。
え? 誰?
この部屋には私しかいないのに、
えっ? えええっ???
まさか!
「まさかァ??」
「がるるるっる?」(←訳:クマくんがっ?)
……クマくん、でした。
見た目にそぐわない、と混乱しつつも和子さんに思わせたその声は、
ミル太が発した声、だったのです。
わあん、可愛いミル太が!
こんなにカワイイのに!
中身は、おっさんだったなんてー!
「…………」
「……ぐるるるっ??」(←訳:……おっさん??)
おしゃれでキュートなあみぐるみクマには、
実は、おっさんの魂が宿っていた、とは?
衝撃にうちのめされる和子さんを、
クマはさらに追い詰めます。
俺は刑事だ! いや、刑事だった、んだ!
手掛けていた事件を、
俺に代わってお前が解決しろー!
「…………」
「……がるるーるがるる……」(←訳:……そんなこと言われてもー……)
あみぐるみクマと和子さんの二人三脚、
ガラスの目玉はいった何を見つめ、見出すのでしょうか?
かわゆくも、サスペンステイストをたっぷり盛りこんだ
クマミステリ!
全国のクマ好きさん、必読ですよ~♪
あらっ?
テディちゃ、何か言いたそうね?
どうぞ、言いたいことがあるなら言ってごらんなさいな!
我慢はよくないわよ!
「…………テディちゃ、おッさんじゃないィでスゥ~ッ!!!!」
こんにちは、ネーさです。
ふぅ~、寒い!
「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるる!ぐるぐるがーるる!」(←訳:虎です!皆さま風邪引かないでね!)
さあ、本日の読書タイムは、
風邪じゃないんだけれど、
なんかもーおアタマが痛くなっちゃうぅ~…という
ファンキーな一冊を御紹介いたしましょう。
こちらを、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/02/91408bf414a29ddf7e59a02de3641e45.jpg)
―― アー・ユー・テディ? ――
著者は加藤実秋さん、2010年10月に発行されました。
渋谷のホストクラブ『インディゴ』を舞台にした人気ミステリシリーズで名高い加藤さんが
この御本で探偵役に抜擢したのは……
ぬいぐるみの、
いえ、あみぐるみの、
クマ!
「わほォ♪
くまくまくまァ~ッ♪♪」
「がるがるぐるるる?」(←訳:わあ、テディベアなの?)
むくむくファーのテディベアとは、
ちょこっと違う、クマさん、なんですよ。
御本の中では何度も、ぬいぐるみ、と呼ばれちゃったりしてますが、
毛糸で編みあげられたこの種類の子たちは、
手芸の分野では
あみぐるみ、と称します。
山瀬和子(やませ・かずこ)さんは
代官山駅近くのフリマで
そのクマを見つけました。
いえ、見つけるっていうより、
目が合ってしまったんですね。
――連れてって――
そんな声が脳裏に響いては、
もう素通りは出来ないじゃありませんか。
「そうでスゥ!
だッこしてあげてェくださいッ!」
「がるがるぐるる!」(←訳:うんうん、そうしてあげて!)
うちの子におなり!
ミルクティー色の頭部・胴体・手足、
手足の先はスカイブルー、
黒い目玉はガラス製。
300円で、和子さん、そのあみぐるみクマくんをお買い上げです。
「ありがとうゥッ!」
「ぐるがるぐるぐるるーる!」(←訳:良い人に逢えて良かったね!)
命名、ミル太。
(ミルクティー色だから)
自分の部屋の棚に飾って、
いい感じだわ、と満足する和子さん。
が、そこに、聞こえてきたのは、
おい!
……野太い声です。
え? 誰?
この部屋には私しかいないのに、
えっ? えええっ???
まさか!
「まさかァ??」
「がるるるっる?」(←訳:クマくんがっ?)
……クマくん、でした。
見た目にそぐわない、と混乱しつつも和子さんに思わせたその声は、
ミル太が発した声、だったのです。
わあん、可愛いミル太が!
こんなにカワイイのに!
中身は、おっさんだったなんてー!
「…………」
「……ぐるるるっ??」(←訳:……おっさん??)
おしゃれでキュートなあみぐるみクマには、
実は、おっさんの魂が宿っていた、とは?
衝撃にうちのめされる和子さんを、
クマはさらに追い詰めます。
俺は刑事だ! いや、刑事だった、んだ!
手掛けていた事件を、
俺に代わってお前が解決しろー!
「…………」
「……がるるーるがるる……」(←訳:……そんなこと言われてもー……)
あみぐるみクマと和子さんの二人三脚、
ガラスの目玉はいった何を見つめ、見出すのでしょうか?
かわゆくも、サスペンステイストをたっぷり盛りこんだ
クマミステリ!
全国のクマ好きさん、必読ですよ~♪
あらっ?
テディちゃ、何か言いたそうね?
どうぞ、言いたいことがあるなら言ってごらんなさいな!
我慢はよくないわよ!
「…………テディちゃ、おッさんじゃないィでスゥ~ッ!!!!」
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