テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

♪ムクムクな動物&昆虫たちの国へ♪

2008-08-03 13:46:13 | ブックス
 お祭り最終日の東京は多摩、八王子から、こんにちは、ネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでェ~スゥ!
 きょうもォ、おこしィいただきィありがとォございまスゥなのでスッ♪」

 さあ、本日はお祭りに相応しい、楽しい御本を選んでみました。
 さっそく御紹介いたしましょう、こちらを、どうぞ~!



               ―― STEIFF ――
               シュタイフ・アニマルズ


 
 構成と文は飯田尚子さん、編集は石井麻衣子さん、’05年9月に発行されました。
 『シュタイフ』――はい、そうです!
 ぬいぐるみ好きな御方は知っておられますね。
 あの!『シュタイフ』社さんです。

「わほッ♪ しんせきィ~♪」

 親戚かどうかは保証しかねますが、
 『シュタイフ』さんは世界で最も有名なテディベア製作会社さん。
 《シュタイフ・ベア》といえばテディベア好きさんたちの憧れです。
 
「そォでス!
 これくたーさんもォ、おォぜいィ、いるのでスゥ!」

 その『シュタイフ』さんで作られているのは、実は、
 テディベアだけではありません。
 この御本の、表紙を見ただけでお分かりかもしれませんが、
 こちらは、

「かめれおん~くん♪なのでェス!」

 ですね。
 カメレオンくんの背には、カタツムリくんも乗っております。
 他に、オオカミやアナグマ、リスにフクロウ、コアラ、キリン……
 全ページに『シュタイフ』さんの工房でうまれた動物たちが満載です。
 
「くろひょうゥ、いるかァ、にしきごいィもォ、いるでス!
 でもォ!
 いッちばんはァ、
 てでぃべあァ~!!」

 そんな《シュタイフベア》にも悲しい歴史がありました。
 100年ほども昔のこと。
 世界で初めて作られたテディベア『Bear55PB』たちの乗った船は、
 新大陸へ向かう途中で転覆してしまったのです。
 三千ものテディたちが、波間に散りました……。

「ぐすんッ、ひげきィなのでスゥ……」

 が、テディ界版《タイタニックの悲劇》を乗り越え、
 新たな《シュタイフベア》さんたちがアメリカ各地で大人気となったのです!
 成長した『シュタイフ』社さんは、
 現在は、ドイツ南部のギンゲンに立派な本社とミュージアムを構え、
 毎年ごと、ニューモデルの《シュタイフ・アニマルズ》が
 世界中の子どもたちのもとへ旅立ってゆきます……。

 最大は、200cmのディスプレイ用シロクマくんから、
 最小は、動物なら6cmのハリネズミくん、
 昆虫なら5cmのテントウムシくんまで。
 目印は『Steiff』のタグ、そしてボタン。
 専門店でなら、彼らに会えるかも、しれませんね?

「あえるとォ、いいでスねッ♪」

 なお、この御本でのデータは2005年当時のものです。
 販売されるアニマルズは年毎にデザインが異なるようですので、
 最新モデルを知りたいわ!という御方は、
 お店や『シュタイフクラブジャパン』へお問い合わせ下さい。

 では、ぬいぐるみコレクターさんでなくとも大いに楽しめるこの御本で、
 暫し夢の国へ~♪

「よいゆめェ、みてちょッ♪」
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