テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

春のチョコボ♪

2012-01-21 23:11:45 | 美味
 こんにちは、ネーさです。
 寒~いけれど、週末ですよ~♪

「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
 しゅうまつとォいえばッ!」
「がるる!ぐるがるがるる~がる!」(←訳:虎です!イエスおやつタ~イム!)
「やほほッ♪
 きょうのォ、おやつゥはァ、これでスかッ♪♪」

  

 はい、こちらは、

 《プリングルズ 期間限定 スモーキーベーコン味》ですね。

「がるるっぐるる~!」(←訳:こっちも良さそ~!)

  

 はいはい、こちらは、同じく、

 《プリングルズ 期間限定 オニオンガーデンサラダ味》!

「ぽてとちッぷゥ~、だァ~いィすきィ~!」
「がるがるぐるぐるる!」(←訳:ぱくぱく食べちゃう!)

 ノンノン、ちょいっと待った!
 私ネーさ、プリングルズは大好きなんですけど、
 本日のメーンエベントおやつは、
 実は、そちらじゃなくて、こちらなのよ!!
 はーい、注目!

  

 『森永製菓』さんの
 《大人もチョコボール 濃い抹茶&ココアビスケット》!

 新発売の新作です!

「おッ!きょろちゃんだッ!」
「ぐるがる~!」(←訳:久しぶり~!)

 このところ『チョコボール』の金銀エンゼルさま探しをサボっちゃっておりますが、
 コンビニで新作チョコボールを見かけたら、
 やっぱり実食してみなくちゃね!
 しかも《大人の抹茶味》ですって?
 
「ほッとけませんッ!」
「ぐるぐるがる!」(←訳:ワクワクだよ!)

 さあ、では御一緒に!
 新作チョコボールを、いただきまーす!

「いただきまスゥ~ぱくちょッ!」
「ぐるるがるがるがるる~ぐるっ!」(←訳:ボクもいただきます~パクっ!)

 ココアビスケットを
 抹茶の色合いの抹茶チョコレートでコーティング。
 お茶の香りがするチョコレート菓子は……
 ほほぅ、これが大人のお味!
 甘さを押さえ、
 抹茶のすっきりした苦味を強調!
 
「ほんとにィ、あまくないィッ!」
「がるるるぐるがるぐるる!」(←訳:お子ちゃまには難しいお味かも!)

 新春らしくお茶の香りも清々しい、
 グリーンティーチョコボール、美味しゅうございます!
 チョコボールファンの方々は必食ですよ~♪
 緑茶の成分には風邪予防の効果もあるそうですから、
 冬にもってこい!なお菓子かもしれませんわね。

「みんなでェ、ぱくぱくッ♪」
「がるるぐるがるるる!」(←訳:さらば風邪ウィルス!)

 梅見しながら食べたくなる可愛いおやつ、
 ご馳走さまでした!
 では皆さま、
 悪い菌どもをブッとばして、
 穏やかな休日を~!
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誰よりも怪獣を愛す。

2012-01-20 23:24:49 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 雪の予報が出ていた今日の東京地域、
 結局、殆ど積雪はなかったようですが……
 さっむ~い~っ!!

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 すとーぶのォそばッ、はなれたくないィでス!」
「がるるー!ぐるがるるがるるるぐる!」(←訳:虎ですー!室内でも息が白くなるよ!)

 そうね、怪獣映画のように、
 吐く息がボワーっと……ん?
 怪獣?怪獣といったら……
 はーい、本日の読書タイムは、もう怪獣一色!のこちらを、どうぞ~!

  


 
            ―― トワイライト・テールズ ――


 
 著者は山本弘さん、2011年11月に発行されました。
 以前に御紹介いたしました山本さんの作品『MM9』――
 台風や地震と同様に自然災害の一種として《怪獣による災害》が存在する世界を舞台とする、
 意欲的なSF作品の、
 この御本は続編……というか、姉妹編、になります。

「かッ、かいじゅうゥ~!」
「がるぐっるっ?」(←訳:出てくるのっ?)

 この世界では、怪獣が当たり前に生息しているのですから
 ええ、出てきますとも!
 ただ、まあね、出てこられちゃうと、大変です。
 なんてったって怪獣ですから、
 歩くだけでビルは壊れるし、家は潰されちゃうし、
 田んぼは泥沼になり、
 高速道路はペシャンコにされてしまいます。
 なので、出来得れば怪獣さんには、
 密林の奥や火山の火口、深海あたりで、
 静かにしていてもらいたい、んですよね。

 でももし、
 不幸にして不運にも、怪獣が出現した場合には
 気象庁が誇る《特異生物対策室》の出番!
 自前の飛行艇やロケット砲を持って……はいませんけれど、
 知恵と勇気で怪獣災害と闘う、
 いわばウルトラ警備隊のような青年たちの活躍を描いたのが
 『MM9』でした。

「ふァいッ! だいかつやくゥでしたでスゥ!」
「がるるぐるぐるがるがる!」(←訳:きっと今回もやってくれるよ!)

 そうね!
 今度はどんな大冒険をやってくれるのかしら♪と
 期待して御本を開いてみれば……あら? あらら?
 《特異生物対策室》は……出番なし?

「えェ~ッ??」
「がるぐる~??」(←訳:そうなの~??)

 この御本――『トワイライト・テールズ』に登場するのは、
 怪獣と闘う人々、
 ではなく、
 怪獣が居る世界に暮らすふつうの人びと。

 怪獣と闘うことを役目としていない彼らが、
 怪獣と出逢ってしまったら……?

 彼らにとって、
 怪獣とは何なのか?
 怪獣に、彼らはどのような感情を抱いているのか?

 『MM9』が『ウルトラ警備隊』のアナザーサイドストーリーだとしたら、
 こちらの『トワイライト・テールズ』は
 『ウルトラQ』、
 あるいは
 確か昔の米国のTV番組にありましたよね、
 『トワイライトゾーン』という
 SFとファンタジーが混在する作品群――
 あの世界観に近いもの、だと申せましょうか。

「れーざーこうせんはァ、でてこないィけどッ!」
「ぐるがるるるがる!」(←訳:山ほどミステリアス!)

 また、SF好きさんは
 読み始めればすぐお分かりになることでしょう、
 この御本全体が、
 或る有名な《巨匠》さんへのオマージュである、と!

 あの《巨匠》さんの、
 あの名作、この傑作も、
 この御本のあちこちに形を変えて潜んでいます。
 影法師のようにひっそりと、
 蜃気楼のようにゆらゆらと……。

「もふゥ?
 きょしょうさんッてェ、だれェでスかッ?」
「がるぐるるぐるがるるぐる!」(←訳:皆が知ってるあの御方だよ!)
「むッ! そうかッ!」

 敢えてタネ明かしは、いたしません。
 活字マニアの皆さま&SFマニアさんは、
 どうか御自分の眼で発見なさって下さいな♪
 怪獣を、恐竜を、
 誰より愛するあの巨匠さんへの恋歌を! 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信じる者は?

2012-01-19 23:33:45 | ブックス
「こッ、こんにちわゥ、テディちゃでス!
 わぴゃーッ!たいへんでスよゥッ!」
「がるる!がるるるぐるぐるる!」(←訳:虎です!白いダルマ出現だよ!)

 こんにちは、ネーさです。
 白いダルマさん、って……天気予報の雪だるまマークのことですね。
 関東一帯、1月20日は雨か雪、と予想されている箇所が多いようです。
 雪に弱い東京ですから――

「みなさまッ、あしもとにィ、ちゅうゥいッ、しましょゥ!」
「ぐるーがるーぐるるるがるがる!」(←訳:スノーブーツ欲しくなっちゃう!)

 では、本日の読書タイムは、
 悪天候で外出できないかも?な日に備えての一冊を
 さあ、どうぞ~!

  


 
           ―― 仰天カルト・ムービー100 ――



 洋泉社MOOKとして2011年10月に発行されました。
 執筆者は(五十音順に)、青井邦夫さん、アサダアツシさん、池田敏さん、
 石熊勝己さん、江戸木純さん、岡本淳史さん、尾崎一男さん、須賀隆さん、
 長野辰次さん、長谷川町蔵さん、真魚八重子さん、モルモット吉田さん。
 『映画の必修科目01』とシリーズ名が付されています。

「ぎょぎょぎょッ!
 はではでェなァ、ひょうしィでス!」
「ぐるるがるるがる~!」(←訳:なんてニギヤカな~!)

 ドぎつくて、派手ッコな表紙に、
 うわっ?と引いてしまいそうになりますが、
 ここでメゲてはなりません。
 ググっと踏ん張り、
 とにもかくにも、読んでみようではありませんか。
 カルト・ムービーって、いったい、なぁに?

「えェ~とォ、こわいィのとかッ?」
「ぐるぐるるがるるる?」(←訳:ワケ分かんないのとか?)

 恐怖映画、難解で幻想的な映画、
 或いはスプラッタや残虐モノ、等の、
 しばしば『B級』と分類される映画作品がカルト・ムービーなのだ、と
 なんとな~く思ってしまう……。

 でもね、そうとは言い切れぬようです。

 この御本では、カルト映画を、
 
 『特定のジャンルには関係なく、万人受けはしなくても、
  一部の熱狂的なファンに支持されている作品のこと』
 
 と定義しています。

「ふむふむッ、それではァ~」
「ぐるがるるがるぐるる!」(←訳:意外な作品もありそう!)

 モノクロ映画に時代から60年代、
 70年代、80年代 90年代、00年代、と時代ごとに分けられた各章で
 紹介されているのは、
 ホラー映画や不条理劇もありますが、
 『冒険者たち』(1967フランス/監督=ロベール・アンリコさん)
 『サイレント・ランニング』(1972米国/監督=ダグラス・トランブルさん)
 などの、“文芸”に類する作品も目立ちます。

 つまり、カルト映画って、間口が広いものなんですね。
 ヒットしたとか、公開当時は不評だったとかは、関係なし。
 深夜の上映や、
 名画座で特集されたり、
 TVの吹き替え放送で注目され、
 徐々に人気となって、
 多くのクリエイターに影響を与え、
 現在も新たな『信者』を産み出し続ける奇作怪作傑作たち!

「むッ? ききィかいかいィッ?」
「ぐるるがるがるる!」(←訳:やっぱりヤバそう!)

 ほほほ、そうですね。
 載ってますよ~♪
 こりゃヤバいっしょ!な名作も迷作も!

 カルト映画といえばこれ!
 『ロッキー・ホラー・ショー』(1975英国/監督=ジム・シャーマンさん)。
 音楽、衣装、役者さんたち、どれをとっても素晴らしいわ!

 『モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン』(1979英国/監督=テリー・ジョーンズさん)。
 すべてが伝説!
 モンティ・パイソン好きな方々にはバイブル!

 『パルプ・フィクション』(1994米国/監督=クエンティン・タランティーノさん)。
 変テコなのにオシャレ?
 いやー、ユマ・サーマンさんの美しいこと!

 そして、我が愛する『ブルース・ブラザーズ』(1980米国/監督=ジョン・ランディスさん)!

「うむむッ、わからなくもォ、ないィでスゥ!」
「ぐるるがるーるるがるる!」(←訳:ジョン・ベルーシ最高だよ!)

 封切られたばかりの新作映画もよいのですけれど、
 昔むかしの、
 しかもトンデモナイ作品って、ものすごいんです!
 何がどう物凄いかは……
 この御本の秀逸な解説とコラムから推測なさってください!
 そうして、
 これだ!と感じる作品を見つけたら、
 はいっ、自宅で鑑賞会を!

「だんぜんのォ、おすすめはァ~」
「がるるーぐるるーる!」(←訳:ブルース・ブラザーズ!)

 映画マニアさん必読!の御本ですよ~♪
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワンダー“旅”おやつ♪

2012-01-18 23:14:26 | 美味
 こんにちは、ネーさです。
 ふぅ~う、
 お正月気分も抜けて、やっといつもの日常が戻ってみたわ~…♪という貴方!
 いやいやまだまだ!
 旧暦で正月祝を行う風習がある地域では、
 今年は1月23日がお正月なんですって!

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 わほほゥ♪ これからァ、おしょうがつゥでスかッ♪」
「がるる!ぐるる~がるるるぐるる!」(←訳:虎です!いいな~二度目のお正月!)

 そのお正月といえば、
 帰省や旅行のハイシーズンでもありますが……
 いただいちゃいましたよ!
 旅のおみやげを色々と♪
 ちょっとだけご紹介いたしますとね、

 まず、こちらは~♪
 
  

 『日本一おかき処 播磨屋本店』さんの、おかき各種!

「すッ、すごいィなまえェのォ、おみせッ!」
「がるぐるるるぅ!」(←訳:でも美味しそぅ!)

 兵庫県豊岡市にあるお店、だそうですよ。
 画像の『のりおかき』『はりま焼』の他に、
 カレー味のおせんべい『華麗満月』も好評だとか~♪

 そして、こちらも!

  

 『京都・宇治 式部郷(しきぶのさと)』さんの
 《ショコラあられ 恋ひ舟(こいふね)》!

 小粒あられをチョコレートコーティングしたお菓子は
 近年、珍しいものではなくなりましたが、
 これは……画像で判るでしょうか?
 チョコレートが、紫色!?!

「ひゃふゥ! まかふしぎィ!」
「がるるるぐるるがるぐる?」(←訳:紫チョコって何のお味なの?)

 紫は、ブルーベリー味のチョコレート、と聞きました。
 現在は、ミルクチョコ・ピンクチョコ・抹茶チョコ、と3種類のお味の
 《ショコラあられ》が販売されているようです♪

 他にも、
 ハワイならこれ!なマカデミアナッツチョコレートや、
 山形の銘菓《おしどりミルクケーキ サクサクミルクチップ》も
 いただいちゃったんですよ~♪♪

「たいりょうばたッ、あげようゥッ♪」
「ぐるるがるがるる!」(←訳:おやつがいっぱい!)


 ではここで、
 おやつ&プチ読書タ~イム!
 楽しい《旅》の御本を、は~い、どうぞ~!
 
   

  
        ―― 女おとな旅ノート ――

 
 著者は堀川波さん、2011年11月に発行されました。
 今度の旅行に何を持ってゆくべきかしら?
 旅の記録はどんな形で残すのがベスト?
 どんなおみやげが喜ばれるかな~♪
 そんな疑問に答えてくれる“旅の指針BOOK”ですよ。

「おやつをォ、おいしくゥいただきながらァ~」
「がるるるがるぐるるっ♪」(←訳:お読みくださいねっ♪)
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

― ヴェールの彼方に、偉人たちが ―

2012-01-17 23:38:59 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 今日1月17日は、阪神大震災より17年……
 関東ではお昼過ぎに地震があり、
 哀しい暗合にいっそう心が痛みました。

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 なまずさんッ、もうあばれないでくださいッ!」
「がるる!ぐるぐるがるがるー!」(←訳:虎です!お鎮まりあれー!)

 震災後は、
 歴史書や地層・地形に残された地震災害痕跡の再調査が進んでいるようですが、
 では、本日の読書タイムも歴史関連の御本を!
 こちらを、どうぞ~!

  


 
           ―― 危険な世界史 運命の女篇 ――


 
 著者は中野京子さん、2011年10月に発行されました。
 大ヒットとなった『怖い絵』シリーズ、
 そして、やっぱり大好評なのが、こちらの『危険な世界史』シリーズです!

「ひょうしはァ~、えりざべーとォこうひさまッ♪」
「ぐるがるるがるがるる~!」(←訳:もう憶えちゃったよね~!)

 この御本は、著者・中野さんが
 朝日新聞公式ブログ『ベルばらKidsプラザ』に寄稿した
 『世界史レッスン』と『世界史レッスン《映画篇》』をもとに構成されたものです。

「えいがッ??」
「がるるがるぐる~?」(←訳:絵画じゃなくて~?)

 ええ、映画です。
 ムーヴィーで、シネマで、フィルムです♪
 
 第一章『騒がしい時代』は美術評論、
 それが、
 第二章『映画が騙る世界史』に突入すると、
 中野さんの筆は明らかに映画評論家に変身変容いたします!

「むむゥ!
 でもォ、なぜェ、えいがッ?」
「がるぐるるるぐるがるる~?」(←訳:なぜ美術じゃなくて映画なの~?)

 《歴史》は、
 映画製作者さんたちにとってはネタの宝庫なのですよ。
 そこには、偉大な王さまがいて、
 美男美女もいて、勇敢な英雄がいて、
 悲劇の将軍や王子さまもいる……
 逆説的に言えば、
 “まるで映画の主人公になるために生まれてきたような人たち”。

 著者・中野さんは、ドラマの主役となった偉人たちを、
 現代の視点から、
 彼らが存在した当時の視点からも、
 冷静かつ公平に眺めます。

 ルキノ・ヴィスコンティさんの『ルートヴィヒ 神々の黄昏』で描かれた、
 皇妃エリザベートと
 従弟のルートヴィヒ二世。

 トリュフォーさんの『アデルの恋の物語』のモデルとなったのは、
 文豪ヴィクトル・ユゴーさんの次女アデルさんの生涯。

 ケン・ラッセルさんの『恋人たちの曲/悲愴』は
 音楽家チャイコフスキーさんと
 富豪の後援者・メック夫人の“すれ違い”の悲劇……

「みんなァ、れきしじょうのォ、ゆうめいじんッでスねッ!」
「がるるぐるがるるーるぐる!」(←訳:イザベル・アジャーニさんきれい!)

 そして中野さん、
 『怖い絵』で日本画に踏み込むことはありませんでしたが、
 この御本では日本映画を取り上げてくださいましたよ!

「えェッ? にほんのォ??」
「がるる~ぐるがるる?」(←訳:どんな映画だろう~?)
 
 三池崇史さんの『十三人の刺客』で
 観る者の憎しみの的となった
 冷酷にして残忍無比、狂気のお殿さまは……実在していた!
 史実によれば、
 その振る舞いたるや、
 凶行というしかありません……!

 増村保造さんの『華岡青洲の妻』では、
 妻の心を動きを
 ひっそりと、
 しかし説得力をもって推し量ります。
 麻酔の実験台となった女性たちの、ほんとうの想い、とは……?

「うわわァ~、にほんえいがァもォ、すごいッ!」
「がるるぐるる!」(←訳:凄くで怖くて!)

 ひんやりした怖さだけでなく、
 ときにはほっこりと温かく、
 また、ヒースの野のように荒々しく、美しく。

 歴史を愛する活字好きさん、
 スペクタクル映画も恋愛映画も歴史書も大好き!な御方、
 『怖い絵』ファンの方々に
 おすすめの一冊です!
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南の島で見る夢は。

2012-01-16 23:24:47 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 祝!2012ロードレースシーズン開幕!
 自転車競技ファンにとっては嬉しい季節の到来ですよ~♪

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ……こんなにィ、さむいィのにッ、じてんしゃッ??」
「がるーる!ぐるぐるるがるー!」(←訳:虎でーす!タイヤも凍りそうー!)

 御安心めされ♪
 南半球は、いまが夏!
 オーストラリアを舞台に行われる『ツアー・ダウンアンダー2012クラシック』が
 今年のプロツアー初戦なのです。
 強豪チーム『サクソバンク』所属の日本人選手・宮澤崇史さんの活躍に期待だわ!
 さあ、そこで!
 本日の読書タイムは、
 ロードレースをテーマにした作品の数々で知られる、
 こちらの作家さんの新作を御紹介いたしましょう~!

  


 
              ―― ホテル・ピーベリー ――


 
 著者は近藤史恵さん、2011年11月に発行されました。
 『HOTEL PEABERRY』と英題名が付されています。
 ロードレースに題材をとった近藤さんの作品『サクリファイス』『エデン』『サヴァイヴ』とは異なり、
 この御本に自転車は出てまいりませんが……

「ではァ、しゅじんこうさんはッ?」
「がるる?」(←訳:背景は?)

 そこは、日本ではないけれど、
 日本の文化が感じられなくもないところ。
 日本人を見かけたり、
 日本語を耳にすることもあります。

 常夏の島、
 というイメージが強いその地は――

 ハワイ。

「わはッ♪ はわいィ~♪」
「がるる~ぐるる~!」(←訳:アロハ~マハロ~!)

 ブーゲンビリア咲き、
 虹かかる青空と、
 火山、フラ、サーフィン、ホエールウォッチング、パラセール、
 免税ショッピング!
 ……いえいえ、そうじゃありません。

 この御本に出てくるハワイは、
 観光カラーに染まったホノルルを中心とするハワイではないのです。

 ホノルルが在るオアフ島から、
 飛行機で一時間。
 ハワイ島の空港に降り立ったのは、
 木崎淳平(きざき・じゅんぺい)くん。

「さいとしーいんぐゥッ?」
「がるるるぐる!」(←訳:ハイ観光です!)

 木崎くん、観光客さんではあるのですが……
 どうも様子がヘンです。
 もし女性だったら、
 センチメンタルジャーニーとでも評されそうな風情、ですねえ?

「せッかくのォ、はわいィ~なんでスからァ~!」
「ぐるるるぐるがるー!」(←訳:もっと楽しもうよー!)
  
 ホテル・ピーベリー――
 旅行好きの友人から教えられ、
 木崎くんが予約したホテルも、
 どこか様子がヘンです。
 日本人経営の小さなホテルで、日本語は通じるし、
 部屋は綺麗で、食事は美味しい。
 ただ、奇妙なルールがある……。

 リピーターはなし。
 つまり、
 ホテルに滞在できるのは、
 初めてここに泊まるお客さんだけ。
 どれほどここが気に入ったとしても、
 二度目はない――

「ふぁうゥ~???」
「がるがるぐる!」(←訳:たしかに奇妙!)

 ホテルの意図は、どこにあるのでしょう?
 お客さんたちもまた、
 それぞれに何か隠しているような?
 秘密を抱えているような……?

「こッ、こわくゥなッてきたでス!」
「がるーぐるるっ」(←訳:ホラーですかっ)

 南の島、
 奇妙なホテルと、
 クセのありそうな滞在客たち、
 そして事件が????!
 と聞いて、活字マニアさんは
 景山民夫さん著『ボルネオホテル』を思い浮かべるかもしれません。
 
 『ボルネオホテル』は、歴としたホラー作品ですが、
 こちらの『ホテル・ピーベリー』は……
 ホラーストーリーではないようですけれども、
 怪しく、穏やかならぬ空気が、そこかしこに……?!?

「はわいィなのにッ、ひんやり~ッ?」
「ぐるがるぐるがるっ!」(←訳:ドキドキするようっ!)

 異国で見るほの昏い夢、
 活字マニアの皆さまも、束の間、その夢の一場を体感されたし~!
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日もホカホカで!

2012-01-15 23:26:21 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 私たちの地元・八王子を含む関東南域は乾燥注意報発令中!
 空気が乾燥しきっていると、
 なんと(今日もびっくり)!
 冬でも脱水状態になってしまうんですって!

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 みなさまッ、すいぶんッほきゅうッ、しましょゥッ!」
「ぐるるー!ぐるがるがるるるがる!」(←訳:虎ですー!ビタミンCも一緒にね!)

 水分を摂って、
 風邪予防にもなる栄養素も摂取できて、
 そして身体もホカホカに温まる……
 そんな飲物があったらいいな~♪
 と、夢想する活字マニア諸氏に!
 はいっ、本日ご紹介いたしますのは、こちらですよ~!

  


 
           ―― 永谷園生姜部の しょうがスイーツ ――



 監修は永谷園生姜部の皆さん、製作協力は大越郷子さん 2011年12月に発行されました。
 『ポカポカ、おいしい、こころも元気!』と副題が付されています。
 前回記事では、
 ドリンク『冷え知らずさんの生姜湯チャイ風』について
 お喋りいたしましたが、
 今回は、御本です!書籍です!

「しょうがぶゥのォ、れしぴィぶッくゥ!」
「がるるーぐるぐるがるる!」(←訳:生姜部、出版界に進出!)

 永谷園生姜部さんは、
 2007年に発売した《冷え知らずさんの生姜シリーズ》のヒットを受け発足!
 現在は、
 我こそはショウガ好き!な
 17名のメンバーがおられるそうですよ。

「しょうがァはかせッ、でスかァ~」
「筋金入りの生姜好き!」

 その生姜部の方々が
 御本の題名通り、
 生姜を使ったスイーツとドリンクのレシピを
 みっちりガイドして下さっています。

 『しょうがパウンドケーキ』を皮切りに、
 『しょうがクッキー』
 『しょうがプリン』
 『しょうが入りわらびもち』
 『しょうが風味のそばぼうろ』……
  御本の表紙写真になっているのは『しょうがのシフォンケーキ』ですよ♪

「わッほォ~♪ すばらしィ~♪」
「ぐるる~がるがるる!」(←訳:生姜のパレードだ~!)

 けれど、
 レシピ以上に注目したいのは、
 巻頭に掲載されている
 《しょうがの基礎知識》や、
 スイーツや飲料のベースとなる《材料作り》のページです。

 しょうがの種類、
 しょうがに含まれる辛味成分と特徴、
 そして
 『しょうがシロップの作り方』!

「ふァ~、しろッぷもォ、てづくりィでスかッ!」
「がるるがる~ぐるる!」(←訳:こうやって作るんだ~!)

 健康食品店などで売られているしょうがシロップって、
 少量でもお高いのよね。
 ならば、自分で作っちゃおう!
 どっさり作って、使い放題~!

「なるほどッ♪♪」
「ぐるがるるぐるぐるるー!」(←訳:国産ショウガを買占めだー!)

 ジンジャラーさんにとってはバイブルに、
 え~?しょうが~?というショウガパワー懐疑派さんにも参考になりそうな
 しょうがスイーツ入門書、
 《冷え知らずさんの生姜シリーズ》愛好家さんは
 必読の一冊ですよ~♪

「しょうがでェ、ふゆをォ、のりきらなくちゃッ!」
「がるるるるっぐるっがるるがる!」(←訳:春だって夏だってショウガ、使えます!)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホカホカを、内側から!

2012-01-14 23:08:42 | 美味
 こんにちは、ネーさです。
 寒い寒い週末ですね。
 ならば!と今日はホット物件を揃えてみましたよ~!

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ほッとぶッけんッ??」
「がるるー!ぐるぐるるぐるがるる?」(←訳:虎です!それって温泉饅頭とか?)

 温泉饅頭……それもステキね~♪
 おっと、いえいえ、そうじゃなくて。
 モニターに当選して、
 こういう御品をいただいちゃったんですのよ。
 
  

 『コーセー』さんの《潤肌粋ジンジャーコラーゲン》!

 吸収型コラーゲン3000㎎と、ジンジャーエキス、ビタミンC入り!
 これは良いですね!
 コラーゲン&ジンジャーの組み合わせ!

「ききめェ、ありそうゥッ!」
「がるるぐるぐるる~♪」(←訳:試してみようよ~♪)

 そうですわね。
 せっかくいただいたんですから、飲んでみなくちゃ!
 いっただきまーす!

「テディちゃもォ、おすそわけッ、いただきまスゥ!」
「ぐるがるるぐるぐる!」(←訳:ボクもいただきます!)

 ごくごく、ごっくん。
 おお、いかにもコラーゲンな、ゼラチンの味わいと、
 フルーティなお味……
 ショウガのお味は、あまり感じられませんけど、
 とっても美味しいです♪

「うむッ!おいしィでスゥ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:おかわり欲しい!)

 一日一本が目安、だそうですよ。
 適量を守って飲みましょうね。
 
 そして、もひとつ、ショウガ飲料を!

  

 『永谷園』さんの
 《冷え知らずさんの生姜湯 チャイ風》!

 おクスリ屋さんで発見して、即買いしました!
 ジンジャラーの心の友『永谷園生姜部』さんの名作ですわね~♪

「てあしィ、ほかほかにィ、なりたいィおかたにィ~」
「がるぐるるがる!」(←訳:おすすめだよね!)

 《潤肌粋ジンジャーコラーゲン》のスッキリな風味に比べ、
 《冷え知らずさんの生姜湯チャイ風》には
 シナモン、クロ-ブといったスパイスが加えられています。
 皆さま、
 それぞれのお好みでホッとするブレイクタイムをお楽しみ下さいな~♪♪

「じゅけんせいィのみんなもォ、あッたかァ~くゥ!」
「がるっぐる!」(←訳:なってね!)

 桜さく春が、来ますように!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ARTにLOVE!日本版!

2012-01-13 23:22:07 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 昨日は鴨さんにびっくりさせられましたが、今日は……
 わわわっ!

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ネーさッ、ばけつにィ、こおりィがッ!」
「がるる!ぐるぐるる~ぐるがる!」(←訳:虎です!分厚いよ~この氷!)

 しかも、日陰に張った氷は昼間になっても溶けていませんね。
 今冬の寒さの証明、というところでしょうか。
 お子ちゃまたちのように氷を割って遊びたいのを我慢して、
 さあ、本日も読書タ~イム!
 前回記事で御紹介いたしました『乙女の美術史 世界編』の姉妹作品は、
 は~い、こちらで~す!

  



            ―― 乙女の美術史 日本編 ――


 
 著者は堀江宏樹さん、滝乃みわこさん、2011年11月に発行されました。
 『世界編』のターゲットは、西洋&東洋の世界美術史全域……
 そしてこちらの『日本編』は、
 当然ながら日本の美術史が主題です。

「ふむふむゥ、
 きッとォ、せかいしィよりはァ、にほんしィのほうがァ~」
「ぐるぐるがるるるがるる!」(←訳:分量が少ないから楽だね!)

 いえいえ、そうとは限りませんでしょ。
 鑑賞者それぞれに、見方や解釈があります。
 自分の国の美術に対する愛着や想いもあります。

 著者の堀江さん&滝乃さんは、
 この『日本編』冒頭の『はじめに』では、
 こんな風に述べておられますよ。

 《この本でとりあげる作品は
  いわゆるオーソリティの美術史とは異なっているかもしれません。》

 そして、

 《この本はお勉強をするために書かれたものではありません。
  芸術品が作られた背景をかみしめつつ、
  楽しみながらページをめくり、
  そしてあらゆる日本美術を愛するためのきっかけになってくれることを、
  私たちは願っていますす。》

「がるるぐるがるがるるる!」(←訳:やっぱりLOVEだね!)
「うむうむっ、だよねッ♪」

 日本の美術を愛すればこそ、
 堀江さんと滝乃さん、
 斬り込み隊長となって
 定型と定説で凝り固まった既成の美術解釈に挑みます!

 第一章『古代・中世』では
 画聖・雪舟さんを
 実は画欲ギラギラの生臭坊主だとブッタ斬り!

「ひええッ!」
「ぐるっ!」(←訳:怖っ!)

 第二章『近世』では、
 宗達さん&琳派は常識軽視?のデザイナー集団だ!と見抜き、
 伊東若冲さんってホントはデキるビジネスマンでもあったのだ!と主張。

「えッ、そうなのォ??」
「がるぐるる!」(←訳:うそみたい!)

 第三章『近現代』では
 あ~あ、バラされちゃいました、
 高村光太郎さんの独善ぶりが……!
 肉食系・夢二さんの惚れやすさも!

「ばれたのでスかッ」
「ぐるぐるがる!」(←訳:バレバレだよ!)

 終章では萩尾望都さんの『ポーの一族』、
 近世の章では山田芳裕さんの『へうげもの』にも言及して、
 日本美術潮流の行く末を見つめます。
 21世紀の美術は、
 どくへ行くのか――

 一見、奇想天外な、
 でも『世界編』と同じく最新の研究結果をベースにした分析は
 読み手に《自分で考える》という
 魔法をかけます。

 いったい何が、
 著者さんたちにこのような解釈をさせたのでしょう?
 作家さんたちの作品のどこが、
 残された資料のどの部分が、
 これは仮面だ!
 と声を上げる発端となったのか――

 アート好きさんは、
 『世界編』『日本編』併せて
 ぜひともお読み下さい♪

「わらッたりィ、がッかりィしたりィ、おどろいたりィ!
 いそがしィ~ごほんでスゥ!」
「がるがるぐるるるぐるがる!」(←訳:でもLOVEに溢れてるのだ!)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ARTにLOVE!

2012-01-12 23:26:15 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 今朝方のことです、窓の外で不審な物音が……!

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 うぬぬッ! なにやつゥ!」
「がるる!ぐるるがるるー!」(←訳:虎です!出会え出会えー!)

 がらっ!
 と意を決して窓を開け放つと……あら?
 水鳥?
 ははあ、近くの川から飛んできた鴨さんでしたか!
 
「ふァ~、びッくりィだッたでスゥ!」
「ぐるがるるるがるる!」(←訳:ああ驚いちゃった!)

 ビックリの種って、そこらじゅうに転がっているようですね。
 本日の読書タイムでは、
 おカタいアート好きさんはびっくり!な一冊を御紹介いたしましょう。
 こちらを、どうぞ~!

  


 
             ―― 乙女の美術史 世界編 ――


 
 著者は堀江宏樹さん、滝乃みわこさん、2011年11月に発行されました。
 ……え? 乙女って何?
 この御本は乙女を自認する女子しか読んじゃいけないの?!?
 とお悩みの活字マニアさん!
 それは……考え過ぎ、ってものです。

「ふァ~、あんしんッしたでスゥ!」
「がるぐるるがるぐる!」(←訳:クマやトラが読んでもいいんだね!)

 ええ、もちろん!
 乙女であってもなくても、ぜーんぜん問題ありません。
 著者の堀江さん&滝乃さんは、
 本文冒頭の『はじめに』でこう記していますよ。

 《一度読んだだけで頭に残り、すぐに美術館に行きたくなる本を目指しました》

 そうです、
 御本の巻頭の、
 カラー口絵コーナーが『乙女の美術館』と題されていたって、
 ビビる必要はないんです。
 感性柔軟な乙女の視点、
 おおいにけっこうじゃありませんか♪

「ぐるるーがるがるがるる?」(←訳:第一章は古代と中世ー?)
「ふむふむゥ、
 とばしてまスねッ!」

 一冊で世界史を俯瞰しちゃおうというのですから、
 展開は速うございます。

 第一章の『古代・中世』では、
 エジプトの胸像、
 ローマの彫刻、
 イスラム教美術、
 十字軍のドロ沼とビザンティン美術に
 スポットライトが当てられています。

 第二章の『近世』では、
 待ってました!のルネッサンスから、
 ルネサンス後のバロックや
 フランス革命の頃のロココ絵画を。

 第三章の『近現代』は、
 ゴヤさんの時代、
 ラファエロ前派、
 印象派、エコール・ド・パリ、
 ロダンさんの彫刻、
 ミュシャさんの印刷芸術……と
 バラエティに富んだ構成ですね。

「ゆうめいがかさんッ、おおぜいィとうじょうッ!」
「がるるがるるがるぐるる~!」(←訳:教科書に出てくるヒトばっかり~!)

 出来るだけ多くの画家さん彫刻家さんを取り上げたい、
 平等に扱いたい、
 と著者さんたちが心掛けてはいても、
 なんとなく、
 解説に熱がこもってしまうアーティストさんの章があるのは、
 読んでいて微笑ましく感じられます。

 マッチョ大好き!ミケランジェロさん。
 やさしさのひと、ベラスケスさん。
 恋多き?フェルメールさん。
 破滅型にして武闘派カラヴァッジョさん。
 復讐者ジェンティレスキさん。
 選ばれない女カミーユ・クローデルさん。
 すべてが悪循環するエゴン・シーレさん。
 妻ラブ?なダリさん。

「きりくちィ、ざんしんッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:大胆な分析!)

 POPな語り口、
 笑いを誘う【番外読み物】、
 スポーツ新聞風の『週刊歴女』のページなど、
 遊んでいるように見えて、
 その実は
 最新の研究や学術論文、
 科学的な分析結果を基点にした美術論は
 楽しくもためになる怪作、いえ、快作です!
 
 アート好きさん、
 そして、
 学校の四角四面な美術の授業が好きになれなかった御方、
 ぜひとも、一読を!

「ゆにーくゥ、でス!」
「がるるぐるがるるるぐるるる!」(←訳:でもARTへのLOVEがある!)

 次回は姉妹作『乙女の美術史 日本編』を御紹介いたします。
 お楽しみに~!
 
 

 

 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする