喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「昭和の川柳百人一句展」

2016-02-18 16:21:53 | アート・文化
神戸文学館に用事があって行ってきました。
丁度「昭和の川柳百人一句展」というのをやっていたので、ついでに見てきました。











我が新子さんのもありました。


この句、わたしに覚えがありません。
館長さんに「句集に入ってますかねえ?」とお尋ねすると
「全句集には入ってるでしょうが」とのこと。
「傷つけてその夕焼けを愉しまむ」、わたしは新子さんらしい、いい句だと思うのだが、人によれば「なんで新子さんはこの句を選んだんたろう?そんなにいい句ではないのに」という人もあるらしい。まあ、取りようは人それぞれですから…。


帰りに珍しい光景を見ました。

ブタの散歩です。こんな黒い斑点模様があるブタは初めて見た。
飼い主の男性に話を聞くと、ベトナムで買ったミニブタなのだと。
世界で二番目に小さなブタということでした。
触ってみたけれど、我関せずとおとなしいものでした。
しっかりとした毛が生えていましたよ。
これはまだ子どもだが、大きくなっても100キロを超えることはないとのこと。
名前を聞くと、「ブ~ブ~です」と。
あら、当たり前の名前だ。
オスとのことだが、
「家にはメスの黒ブタがいて、でも一度に二匹の散歩は無理なので」と。
しかしなあ、動物園の前にこんなのがいたら、てっきり逃げてきたのかと思ってしまう。ここは王子動物園のそばの交差点です。
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童謡 青い目の人形

2016-02-18 08:57:51 | 懐かしい話
『愛子』を読んでいて、自分の教養の低さが情けなくなる。
こんな箇所がある。
「あーおい目をしたおにんぎょは…」
愛子が子ども時代の、戦前の場面である。
わたし「あれ?」と思ったのです。
この歌は戦後にできたものとばかり思っていました。
というのも、わたしが幼稚園の時(昭和24年)に習ったのでした。
まあ、だからといって戦後の作とは言えないのですが、
その歌詞の内容から言えば、戦争に負けたアメリカと「仲良くしましょ」ということで、
幼稚園児に教えたのかと思いこんでいた。
それでちょっと調べてみました。
すると、野口雨情の作詞で1921年(大正10年)に作られている。
しかし、太平洋戦争中は歌うことを禁止されていたのだと。
そういうことだったのですね。
わたしが、戦後の政策として教えられたと思いこんでいたのは、あながち間違いではなかったのでしょうが、
野口雨情作詞を知らなかったのはちょっと恥ずかしい。
しかも雨情は昭和20年1月に亡くなられている。

因みにこの歌を幼稚園で教えて下さったのは、今同じ町内に住む堂本さんの奥様です。
不思議な縁があります。

童謡 青い目の人形 (童謡歌手、内田由美子さん)

コメント (2)
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