昨年の11月から読み始めた『坂の上の雲』全8巻(文庫本)を読了しました。
司馬遼太郎さんはやっぱり凄い作家さんですね。
よう、こんな小説を書かれたものだと。
10年がかりだったというが、心底凄いと思いました。
主人公の中では、わたしは海軍軍人になった秋山真之が好きです。
島田謹二さんの解説の中にこんな記述がありました。
《ロシア事情に精通する外交官や軍人たちは、ロシアをご都合主義の国とみた。自分が有利になるためには、約束もするが、都合が悪くなれば、何もかもけとばしてしまう。(略)ロシアはいつも土地をまきあげる。(略)この侵略癖は、あの国の根性といおうか、国柄といおうか、とにかく油断はできない。》
小説の中にもそのような記述が何度も出てきて、わたしは「ロシア」という国は、今も変わっていないのだなあと思ったことでした。
司馬遼太郎さんはやっぱり凄い作家さんですね。
よう、こんな小説を書かれたものだと。
10年がかりだったというが、心底凄いと思いました。
主人公の中では、わたしは海軍軍人になった秋山真之が好きです。
島田謹二さんの解説の中にこんな記述がありました。
《ロシア事情に精通する外交官や軍人たちは、ロシアをご都合主義の国とみた。自分が有利になるためには、約束もするが、都合が悪くなれば、何もかもけとばしてしまう。(略)ロシアはいつも土地をまきあげる。(略)この侵略癖は、あの国の根性といおうか、国柄といおうか、とにかく油断はできない。》
小説の中にもそのような記述が何度も出てきて、わたしは「ロシア」という国は、今も変わっていないのだなあと思ったことでした。