喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「六甲」2023年11月号より

2023-11-06 10:40:44 | 文芸
11月号「六甲」より。
巻頭のお二人、牧野秀子さんと田岡弘子さんの歌です。


ベテランのお二人がそれぞれちがった作風で楽しませてくださいます。
牧野さんは柔らかな作風。田岡さんは深い所を軽く歌い上げて。

今月号のもうお一人はこの方を選びました。

石原智秋さんです。
「眼球」という言葉が二カ所に出てきます。
歌の中にあると「ガンキュウ」は強烈ですね。
患者の心持がよく出ていると思いました。

中西浩さんのこの歌にも共感しました。
「いつの間にか診察券が五枚となる老後も元気で短歌作りす」。

ほかの人にもいいのはあって楽しませてもらってます。
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