喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「カバトまんだら通信」終刊号

2023-12-27 18:38:22 | 文芸
俳人木割大雄さんからお贈りいただきました。木割さんの個人誌



添えられたメッセージ。
個性的で魅力的な字ですね。

この通信は初めて戴いたのですが、それが終刊号とは。
木割さんとお会いしたのは今年初めてでしたから仕方ないですね。

まだ全部は読んでませんが、このページの「網干」に関するところ、興味深いです。

赤尾兜子が昭和52年に「山陽ニュース」に書いたものですが、「ほほう」と思いました。
山陽電車の網干駅とJR網干駅は4キロも離れていることの理由が書かれています。
そうか、そうだったのか!と思った次第。
JR網干駅はよく利用するのですが、いつも「なんでこんな田舎に」と思っていました。
一度車で通ったことがある山陽電車の網干駅のあたりはにぎわっているのにと。

また別のページにこんな写真が。


昭和50年生田神社会館。
写っている人の顔ぶれが凄い。
小野十三郎、富田砕花、司馬遼太郎、赤尾兜子、陳舜臣、大岡信、永田耕衣、津高和一、港野喜代子、須田刻太、梅原猛、奈良本辰也、加藤隆久、足立巻一、田辺聖子、多田智満子、榊莫山、中西勝、白川渥、竹中郁、春木一夫、などなど。
奇跡のような集合写真ですネ。

なお、赤尾兜子については宮崎翁からお聞きしたエピソードがあるが、それは事情があって拙著『触媒のうた』には取り入れなかった。

『触媒のうた』主に近代文学史の秘話が満載。



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