雨でした。店は暇でした。
所用でまた姫路へ行ってきました。電車で。新快速で約一時間。徒歩を含めて二時間近く。
姫路に着くと雨は止んでいて、徒歩で。
行き先の近くの川、外堀川、一般には三左衛門堀というのだと。
ジョギングに良さそうだ。
撮り損なったが、白鷺が二羽飛んでいた。姫路城のことを白鷺城ともいう。
ハクロ!うちの電話番号だ。
昨夜、子ども将棋教室指導。
天気悪いのに多かった。
神戸の中村信司さんから、詩集『一ツの詩』を贈られる。
中から一篇。
「たった一つの詩のために」
峠三吉には
「にんげんをかえせ」がある
宮沢賢治には
「アメニモマケズ」がある
>
詩人ナカムラ君には
何がある
無いのである
すべての人に読みつがれ
愛されるものがまだ無い
>
ある人は
「詩集」を出版しないかと
言ってくれた
有難い話である
そうしたいとも思う
>
今の私の詩を
並べて詩集にして
果たして読んでくれるだろうか
>
もう一歩
みんなに愛される
詩を作りたい
生きとるうちにできなければ
それまでである
詩人ナカムラ君は
消え去るのみ
それでも仕方が無いではないか
>
詩を作り続ける
たった一つの
人びとに読まれ
愛される詩のために
もう少し生きていよう
>
また春がやってきた
チューリップと
杜若が
ベランダの向こうに
咲いている
桜は今満開だ
詩人ナカムラ君を
励ましてくれる
>
やってやろうじゃないか
>
今回もこの人の詩を評論することはやめよう。
読んでみて下さい。
わたしはこんな詩、好きです。
中村氏、84歳。一人で手づくりの詩集である。尊い。
滉・咲友・季代くる。
「輪」は、明日、明後日と休ませていただきます。
誰にも愛される詩!あれは神さまが連れてきてくださるのかもね。わたしはそう思うのですが…。
私にも、もう少し時間がありそうです。
その時間を さて どんな風に過ごせば好いでしょう。
咲友ちゃんの真剣なまなざし。見習わなくては。
目の中で暴れても痛くない…、ですねえ。
>>
但馬あさこ様
時間、「まだある」か、「もうない」と思うか。
油断はいけないし、諦めはもっとダメですよねえ。