喫茶 輪

コーヒーカップの耳

空が青いから白をえらんだのです

2022-06-22 15:12:56 | 
今朝、図書館まで歩いて。
今日は途中で公民館に用事がありましたので、往復5000歩ぐらいかな?
この本をお借りしてきました。



『空が青いから白をえらんだのです』(詩・受刑者 編・寮美千子)。
これは先にお借りした『世界はもっと美しくなる』の姉妹編です。
実はこの二冊、同時に予約していたのですが、後から出た方が先に準備されたのでした。
今日お借りしてきたこちらの『空が…』の方は、2010年の発行。先に読んだ方は2016年発行でした。

表紙のタイトル文字ですが、「奈良少年刑務所詩集」の方が大きな字になってます。
ですが、奥付を見るとそちらは副題ですね。
「空が青いから白をえらんだのです」が正タイトル。

刑務所内部の写真が載ってました。



この前、テレビで見たのでしたが、「星野リゾート」のホテルになるとのこと。
「奈良監獄ホテル」だって。趣味の悪いネーミングだ。まあまだ仮定でしょうが。

さて最初の詩です。
←クリック。
たった一行の詩。
「くも」です。
空が青いから白をえらんだのです

本のタイトルにもなっている一行詩。
幾通りにも解釈できそうです。
「白をえらんだ」のはだれなのか。
お母さんなのか。
あるいはA君なのか。
はたまた「くも」自身なのか。
これだけではよく分かりません。
そこで左ページの解説を読んでください。
涙なしには読めませんね。

さてこのあと、わたしは読み終わるまでに何度涙を催すのでしょうか?



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