あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

どうなる近未来? ヒトガタロボットの進化 ⑧

2014-10-02 12:42:14 | どうなる近未来? ヒトガタロボットの進化

      写真撮影日:2014/9/15~26。明日香地域では「棚田と彼岸花」が名コンビ。

      写真:奥明日香の稲淵には「雄綱・女綱」が。写真は女綱。

   「PC遠隔操作事件」の経過を「Piyolog:なりすまし(遠隔操作)ウイルスによる犯行予告事件をまとめてみました」というサイトで読んでみました。がっ、CPやネット関連の専門的な言語や説明は全く理解不可能なのであります。また現在進行中の裁判の経過も知らないため、かなり無責任で想像たくましいお話になってもご勘弁を。

 

 片山裕輔被告に関しては、逮捕されたのが2013/2/10、保釈となった2014/3/5まで1年以上拘留され、保釈中の5/16に送ったスマホからの「自作自演メール(小保方銃蔵メール)」が見つかって姿を消し、2014/5/19に「自分が犯人です」と弁護士に告白しました。

 

 つまり事件発覚からの「犯行予告メール」「脅迫メール」はじめ、「自称・真犯人からのラストメッセージメール」「自作自演メール」などは片山被告が出したものであり、それ以後の6/1 に送付された「PC遠隔操作事件の『真犯人』を名乗るメール」※矢野さとる氏(おーぷん2ちゃんねる管理人)が公開 は彼とは全く無関係な人ということになりますね~。

 

 そこで②の疑問点です。最後の2通だけを比べても酷似していて、別人であることが納得できません。どうやら「絶対に自分は安全」という自信のもとに、饒舌な語り口、確かに相当高い知識・情報・技術のレベル、人をくったような物言いを展開しています。

 

しかも「真犯人からのラストメッセージ」※2014/8/10に江川氏が名づけ、解説。パズルを解いた先着1名に送付されたらしい。(あいよっこ注:実際にはラストにはなっていないです)では「犯人像のプロファイリングが難しくなるように工夫している」と書いてあり、警察への強烈な対抗意識はあっても、完全なる「上から目線」のようですね~。

 

 メールを読んでいると、真犯人が何度も書いている「警察・検察・裁判所へのうらみつらみ」また「日本社会、ことに天皇への対抗意識」「幼児・あるいは幼児性に対するこだわり」「オウム事件への関心」というキーワードが立ち昇ってくるようです。

 

  一方で片山被告の事件に対する動機は何? 彼には、一連のメールから感じるような強い関心やこだわりがあるのでしょうか? 確かに学習院中退からは天皇制否定がないとはいえないし、前回の「月刊精神分析」の「父親との葛藤によるのでは?」という分析もあるのでしょうが、どうも弱い感じです。結局「自分はサイコパス」という理由ですべてを説明しているとも思えてきます。

 

 ところで真犯人は他人をだましたり、欺いたりすることが得意な反面、自分自身に対しては妙に嘘がつけない、レベルを落としたりバカになったりすることができない性分だとも感じます。

 

「しょーもないことをいっぱい考えるのが得意」と書いているように、全体のシナリオの複雑さにも関わらず、ストーリーのつじつま・整合性がきちんと合っている、という印象なのです。彼自身「自分はサイコパス」と考えているかもしれません。

 

 もちろんこうしたあいよっこのプロファイリングは、真犯人のことばによれば「・・・『観測気球』という表現が半分合っていて、あとの半分は『面白半分』」なのですが・・・。

 ***続く***

                                        

    

            写真:ふつーの田園風景も素朴