あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

韓国の世界遺産第1号 石窟庵(ソックラム)

2015-08-15 14:43:52 | 韓国の世界遺産第1号 石窟庵(ソックラム

                         写真は前回の続き「山陰海岸ジオパークと丹後半島」

                         撮影日;2015/6/21~23

                        写真上:美しい丹後半島海岸線。小船に並ぶカモメたち

 

  今日は終戦記念日ですが、それにはふれないで自分自身のちょっと昔のお話をしたいと思います。それは今から10数年前、社会人入学した大学院で「メディアとジェンダー(バイアス)」に関するレポートを書いていたときのこと。

 

  内容的には、当時人気があった民放各社の「サスペンス系2時間ドラマ」、その予告編の調査をしました。ビデオを1コマ1コマ見て、「男女の表情・表現方法の違い」を分析し数値化するというものでした。ご想像できるように、統計的にも男女別の違いがくっきりと出る結果となりました。

 

  ところが動画をコマ毎に見ているときに突然、前後と脈絡なく「とても怖い形相をした男の顔」が出てきて、びっくり、ドキドキ!! あっ、もしかしてこれは例の「サブリミナル」じゃないの? 当然ながら現在ではNHK・民放とも放送基準法により「サブリミナル的表現方法を禁止」しています。

 

  ※サブリミナル効果というのは、たとえば視覚的にはっきりと認知できないような短時間の刺激(映像)でも、それが無意識下に残り行動や思考に影響を与える、というものです。 日本では1995年、TBSのオウム真理教関連番組において、教祖・麻原の顔等の画像が何度も挿入されていたことが問題となりました。

 

  考えてみれば、ジェンダーバイアスよりサブリミナル表現のほうがより問題かもしれないのに、「テーマが違う」と無視し、なかったことにしてしまいました。しかしこのことが後々「ノドにささったトゲのように」長く尾を引いています。ジャーナリストとしては最悪だ、サイテーだ~~。

 

  その時に抱いた疑問・問題点などをなぜそのときに処理、あるいは表現できなかったのかと反省すると、「(特に女は)余計なことを言うな」「トラブルに巻き込まれることは避けよ」「偉そうな態度は器量を下げる」などといった教育やしつけなのでしょうねえ・・・。これこそがまさにジェンダーバイアス(社会的性差)だわ。まあそのほうが無難で良いこともあるのですけどね。

 

  あれこれ言いましたが、つまりは「どうしても納得できない、この疑問をなんとかして欲しい」があるなら、きちんと表現するべきだと今は実感しているということです。たとえ確実な証拠がなくても「言おう♪今日はとことん言い明かそう~♪」、そして「あいよっこが黙ってない!」んだよ。TVを見すぎ?

 

  今日は長い前置きで終りそうですが、次回からは2013/4/6~9の「韓国桜ツアー」(以前のブログでは2013/5/8~2013/10/15「慰安婦問題を超えて」の最初に触れています)に行ったとき、楽しみにしていた観光場所のひとつ「石窟庵」で、とってもとってもがっかりしたことに関して書きます。

 

  実は同様のツアーは他にもあったのですが、韓国の大仏さま?と思える「石窟庵」は絶対に見たかったので、それが含まれているツアーを選んだのに・・・。

                                

 

        写真:浦嶋神社は浦嶋伝説の「浦嶋子(うらしまこ)」を祀る。

           「蓬山(とこよ)の庭」は竜宮城にある庭を再現した

          写真:これが伝説の亀?

              その他に室町時代から伝わる「玉手箱」もあるそう

                   写真:浦嶋神社の個性的な狛犬

          写真:浦嶋海岸にはおびただしいウミネコの軍団

              沖合いの聖地「冠島」にはオオミズナギドリの繁殖地があるので、

              「もしかして?」と期待したけど、どうやらウミネコみたい。

              海岸にいた男性に「それではあの沖に竜宮城があるのですね?」

              と聞いたけど「・・・・・・・さあ~?」