サイパン島の地図を見ると左側（西側）は道路も整備され比較的にぎやかですが、東側は人家も少ないです。ジャングルツアーの次の目的地「禁断の島」への道は狭くてかなりでこぼこ。オフロードドライブを楽しみましょう。つまり頭や振動にご注意です。助手席は前が見えるので車の動きが予測できますが、後ろは大変！「キャア！キャアァァ！」
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禁断の島（写真）は太平洋に突き出た台形の島です。その昔、男たちはここから沖に向かって泳ぎ、サメやバラクーダ（おにカマス）に負けないで（食べられないで）帰ってきた強い男だけが妻をめとることができたそうです。「今ではそんなことしないよ。今はツヨイは大切じゃない。オカネ！」とマークさん。女性一同うなずく。
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断崖から島を見て写真を撮っていると、にわかに黒い雲が近づいてきました。そしてスコールが至近距離に迫っています。追いかけられるように走り、車に逃げ込みました。セーフ！ さすが熱帯です。雨の境目がくっきりしています。<o:p></o:p>
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ツアーはサイパンで最も高い山、標高466ｍのタポチョ山に到着しました。山頂からは島全体を見渡すことができます。ここも日本軍の基地があり、いくつかのパネルが設置してありました。元日には初日の出を見る人たちでにぎわうそうです。<o:p></o:p>
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写真：山頂からサンホセ・ススペ地区を見る。遠くの島はテニアン島。ちなみに最近また話題になっている三浦さんはススペ地区にある留置場にいるらしい。<o:p></o:p>
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サイパンの海の色って泣きたくなるぐらい深い青色です。太平洋の真ん中にあるからでしょうか？陸地からすぐの海がこんな青色って、日本ではまずありえません。もしかすると島の両側で色が違うかもしれません。
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北部マドック岬の先端にあるグロットは、洞窟の中にできた天然のプールです。100段あまりの階段を下りていくと真ん中に小さな島があり、周囲の流れは台風の影響もあるのでしょうか、かなり荒い波が立っています。向こう側にある鍾乳岩の洞窟が青く光って美しく、「青の洞窟」とも呼ばれることに納得です。流れは急でしたが、ダイビングの人たちがいました。水中に潜るとどんな色に包まれるのでしょう。有数のダイビングスポットとなっています。
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カラベラケープはチャモロ語で「骸骨の洞窟」という意味です。古代からここをお墓としていたのでしょうか、チャモロ人の骸骨がたくさん発見されました。そして洞窟には古代チャモロ人が描いたと思われる壁画もあります。頭のない胴体だけの文字のような簡単で小さい絵です。<o:p></o:p>
なぜ骸骨だけが残されたのかというと、昔身体の骨、特に大腿とか腕とかの骨は釣り針ややりに利用したからだそうです。洞窟の岩や壁を見ていると不思議と骸骨に見えてくるのです。（写真）<o:p></o:p>
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