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地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

ようこそ。地理の部屋と佐渡島へ。069 「新緑に包まれた乙吉から」の読み方

2005年05月05日 17時27分43秒 | Weblog
「新緑に包まれた乙吉から」は、里山を通る一本の山の道をさかのぼっ てみた記録です。取り立てて目立った記事はありませんが、シリーズの 01から順にご覧いただくことをおすすめします。 震災による林道の被災例を示していると共に、雪も融けた五月初旬、中 越地方の里山の様子も紹介しています。 写真は、斜面を土砂と共に崩れ落ちた山桜の花です。落ちて倒れてもなお花 が咲きました。その生命力を感じる一方で、愛 . . . 本文を読む

新緑に包まれた乙吉から 10

2005年05月05日 06時32分06秒 | 新潟県中越地震
 知らされていた最初の崖崩れの現場に着いた。崩れ落ちてきた土砂と共に大中小、色々な木も横たわっている。道路は完全にふさがれた格好だ。  先に紹介していた軽トラックであってももうどうにもならない。藪のように見える中には、大木が一本ある。徒歩とはいっても、崩れた斜面側に一旦高巻きして行かねばすすめない状況だ。進むかどうか躊躇もしたが、先に進んでみることにした。天候が良くて、崩れ落ちた土砂が乾いていたの . . . 本文を読む

新緑に包まれた乙吉から 09

2005年05月05日 06時28分39秒 | 新潟県中越地震
 林床を歩く時、下から上を眺めるのも良い。青い空に新緑の芽吹きが鮮やかである。このアングルを写真に納めるのは大好きだ。撮影したのは自分だが、元はといえば自然のなせること。自然が作り出す造形・景観にはいつ見ても手あかの付いていない新鮮な美しさを感じる。  やはり、人間の力は自然には勝てない。長時間上を見ていると首が疲れるので、適当なアングルを決めたら早々に写真に撮り、次を探した方がよい。肩がこって . . . 本文を読む

新緑に包まれた乙吉から 08

2005年05月05日 06時24分05秒 | 新潟県中越地震
 クサソテツ。こちらではコゴメとかコゴミと言われているポピュラーな山菜。ゼンマイ状にクルクルと巻いている新芽がうまい。ゆでて色々な調味料で味わえる。醤油・ポン酢・めんつゆ・マヨネーズ・ごまあえ等々何にでも合う。何より収穫後の処理が面倒でないのが良い。この辺はゼンマイやワラビよりはありがたい。  かんりにんはものぐさなので、以前はコゴメ少々・木の芽(アケビの新芽)・シオデとこの3種類だけを山遊びの . . . 本文を読む

新緑に包まれた乙吉から 07

2005年05月05日 06時22分46秒 | 新潟県中越地震
 新緑の里山を歩くのは楽しい。若葉の緑は淡い緑で目に優しい。一方で里では終わった桜。山の桜はこの時が満開。新緑、芽吹きの中の山桜は実に美しいものである。よーく見ると花と新芽の緑が混ざっている。  木立の上の方を見ながら歩く。一方で目を足下に移すと林床には山野草とその花や山菜。この辺のゼンマイはすっかり伸びきっていたが、ワラビは今がちょうど良かった。お気に入りのシオデは探したが見つからなかった。あ . . . 本文を読む

新緑に包まれた乙吉から 06

2005年05月05日 06時16分58秒 | 新潟県中越地震
 歩き続けると、道路の舗装がパックリと口を開けた場所がまた現れた。ここは段差も大きい。幾度となくこの様な写真を撮り続けてきているが、道路とはいえ痛ましい。  重機が入れば簡単なのかも知れないが、費用がかからぬ訳ではない。ここに来るまで見てきた箇所に補修を入れるとなると費用はいかばかりか。交通量の少ない道路であるから、当分は予算措置を待つことになるが、いずれは直さねばなるまい。今はよいが、梅雨時期 . . . 本文を読む