我が家の照明は蛍光灯のままで念願のLEDは何時のことやらという状態です。尤も、試しに一つ二つやってみても良いかなと言う程度でそれ程真剣に考えているわけではありません。費用体効果から考えると貧乏な我が家には当分は高嶺の花です。
それに、我が家の照明程度では削減してもそれ程の効果も無さそうです。しかし、数がまとまれば大きな数字になるものです。そんな記事がありました。
NIKKEI NET Biz Plusより 1月19日
高島屋全店、LED照明に 12年までに15万個、電気代5分の1
高島屋は全売り場で2012年までに白熱電球の一種であるハロゲンランプを発光ダイオード(LED)照明に切り替える。東京都が4月から導入する大型施設を対象にした二酸化炭素(CO2)排出規制などに対応し、省エネ型照明を採用、コスト削減もねらう。企業に省エネ管理の強化を求める改正省エネ法が4月から全面施行されることもあり、商業施設などでLED導入が加速しそうだ。
高島屋は商品や売り場を目立たせるため、店舗照明の一部に光が強く使用電力が多いハロゲンランプを使っている。今後3年かけて東京や大阪など全国18店舗のハロゲン推計15万個弱をLEDに置き換える。投資額は30億円前後を見込む。
同社によると、百貨店のCO2排出量のうち約4割を照明に使う電力消費が占めている。ハロゲン全廃で電気代を従来の約5分の1に圧縮し、冷房効率の向上でCO2排出を7%以上削減する計画。年間5億円強のコストを減らす。
高島屋には及びませんが三越もやるそうです。
18日読売新聞より
ウシオライティング(東京都中央区)は昨年12月、白熱電球の形状と光を再現した同社製のLED電球=写真=が、東京都中央区の日本橋三越本店に採用されたと発表した。
売り場のシャンデリアや壁面の照明器具の白熱電球計303個が、同社のLED電球に交換された。これにより、年間約5万2000キロ・ワット時の消費電力量が削減できる見込みという。
店舗照明をLEDに交換すると言うことはディスプレイ用にも十分耐えられるということなのでしょうね。わが体育館の照明である水銀灯などもLEDに換えることができるようになるのも近いかも。そうなると工場などの照明も一気に交換が進むのかもしれません。早くそうなって欲しいものです。
それにしても大企業が取り組むと数字が大きくなりますね。大企業が全てLEDに切り替えるとどのくらいの効果が出るのでしょうか。案外馬鹿にならない数字が出そうですね。
こうやって、大企業が先陣を切って大量に採用すれば、思ってた以上に早く単価が一気に下がるかもしれません。そうなれば我が家でも採用できるようになるかもしれません。
早くそうなって欲しい!