若き日にパイロットに憧れ入社試験で見事に落とされた私としては、まさかあの会社が倒産するとは夢にも思いませんでした。
アメリカの航空業界の様相を見ていればそんなことが起きるのもあたりまえなのでしょう。
チョッと古いですが、そんな日航の破綻と日本のそれを上手く組み合わせた面白い記事がありました。
・・・略
JALの失敗の責任を歴代の経営者と従業員だけに帰するのはフェアではない。JAL乗り入れを前提に不採算確実な空港をあちこちにつくり、無定見な航空行政を続けてきた国土交通省や政治家たちも同罪である。
人間はとことん失敗しないと気がつかない動物ではあるが、JALにも引き返し可能なターニングポイント(分岐点)があったはず。それに経営者も政治家も気付かなかったがために今日の事態を招いたわけだが、外国人への参政権付与も大失政へのターニングポイントになりかねない。
鳩山首相は「日韓併合100年というタイミング」を理由にあげたが、そんな軽い気持ちで違憲の疑いのある法律を出していいのか。それとも成立に熱心な小沢幹事長の一喝が怖いのだろうか。マニフェストにも載っていないものを強行するのは、日本国民への裏切り行為である。
この外国人参政権がもし通れば、後世の日本人が「あの時の能天気な日本人が我々をこんな目に合わせたのだ。」と憎しみを込めて非難することになるのかもしれません。これほど大きなターニングポイントがあるでしょうか。
昨日も書いたように検察に任すしかない無能力が何とも歯がゆい。
何とか、夜明けのターニングポイントに!