第70回や第77回で も書きましたが、日本の女性は表向きは権限もなく弱い立場のように見えて、裏では世界一実権を持っていたと思います。ところが、電化製品などで家事が楽に なってますます楽をできる時代に、政治や企業・マスコミに踊らされて、外で安い賃金で働くようになり、その素晴らしい地位を捨ててしまったように思うのは 私だけでしょうか。
世界の女性、特にアメリカではレディファーストなんておだてあげ、外で働かせ、給料は亭主が握って、奥さんににはその都度必要なお金しか渡さないのだそうです。それに比べると、表面上の不自由なんかより実利の方がよっぽどいいと思います。
そのレディファーストについての面白い話がありました。
なぜ日本にはレディファーストが根付かないかに ついてゼミで討論した事がある。... July 30, 2013
"なぜ日本にはレディファーストが根付かないかについてゼミで討論した事がある。
例によって女子学生たちは日本男性批判と想像上の外国人紳士崇拝の言辞を並べていたが、30分ほどで教授(女性)が静かに、だが力強い声で言い放った。
「レディーが絶滅しつつある日本ではレディーファーストを普及させようがありません」
教授は海外で教鞭を執っていた時期が長いが、茶道華道ともに師範の免許を持つ人。
その教授曰く「与えられる平等や優遇をあさましく求めるのは日本女性特有の醜態」自らレディとならずして、レディ扱いを求めるのは常軌を逸していますと。
女子学生達はその後、ひとことも喋りませんでした。"
これも痛快ですね。男と競って仕事をする代わりに、自分を磨いて女性としての魅力を身につけることを忘れて権利を主張するようになり、折角の世界一の地位を捨ててしまった日本の女性を見事に言い当てています。
尤も、男も、社会の仕組みが変わったといえども家で女房を養う収入を稼げなくなったので大きなことは言えませんね。
結局は、戦後教育での日本解体の陰謀はこんなところにも大きな影を落としていると言えるのじゃないでしょうか。
男が、家族を養える職があって、女が家庭で子育てや家事に専念する社会が戻らない限り日本の再生はなったとは言えないでしょう。