Chinaの崩壊は近いと期待していますが、アメリカも似たようなもののようです。
何と、財政赤字を議会が認めず、デフォルトの危機だそうです。
宮崎さんが詳しく書いてくれています。何だか世界が混沌としているようです。やはり、今年中に何かが起きるのじゃないでしょうか。
恒大集団のデフォルトが引き金になって世界大不況も可能性ありそうです。果たして、どんな年末を迎えるのでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021)9月30日(木曜日)
通巻第7069号
米国は財政赤字を議会が認めず、デフォルト危機。GPIFは「中国国債買わない」
米国で三つの重要報告書が、迫りつつあり中国の金融危機を物語る
ザンビアの対中債務が過去に公表してきた34億ドルではなく、じつは66億ドルだとしたのはジョン・ホプキンス大学の「中 国アフリカ研究所」。原因は情報の非公開と透明性の欠如にあると分析した。
ウィルアム&メリア大学の「エイドデータ」チームは、中国の一帯一路の細部に亘るプロジェクト13247件を調べ、 2013年の開始以来、854億ドルを投下してきたことが分かったとした。
また過去五年間は毎年370億ドルの投資をなしている、とした。
中国政府は「援助」としてきたが、実態は一帯一路関連の財政支出、つまり相手国にとっては債務であるカラクリを解析した。
ゴールドマンサックスは、中国の地方政府だけの債務総額は8・2兆ドル(邦貨換算で903兆円)に達しているとし、これは中 国GDPの52%となるとした。筆者は前作までに、中国の地方政府の債務を860兆円内外と推定してきたが、GSの数字が、 これより大きくなった。いうまでのなくGSはウォール街における、親中派企業のトップである。
さてこういうタイミングで、米国では国債上限をめぐって議会の駆け引きが苛烈になっておりイエレン財務長官は「10月18日 までに議会承認がなければ、米国は破産状態になると警告した。
2021年8月時点で米国の債務は、政府債権、地方自治体、社会保障基金に公債と借入金を合わせると30兆1216億ドル。 純債務は24兆7195億ドルとされている。すでに天文学的な巨額だが、1960年以後のアメリカは、債務上限を78回引き 揚げてきた「実績」を誇る。
イエレンは「アメリカがデフォルトとなると『経済は壊滅的』になると警告し、一方では中国人民元の台頭を注視しているが、ド ルの基軸通貨の地位を脅かすことはないだろう、と見通しを語った。
米国の国債は発行限度額を議会がきめるという不思議な制度になっており、現在までの上限は24兆ドル。これを超えるのは秒読 みだから、土壇場で、いつもそうしてきたように与党に野党が恩を売って、合意に達する前の儀式みたいなものと言える。
日本の公的年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は人民元建ての中国国債投資を見送ると発表した。現 在、運用資金は193兆円、このうち47%が外国債券で運用しているが、殆どが米国祭で、今までにも、中国債券を保有した業 績は報告されていない。
この公的年金の件を妙佛 DEEP MAXさんが取り上げてくれています。GPIFって何を考えているのでしょうか。この期に及んでChinaに投資しているとは。
もしかしたら、年金暮らしの私にも大きな影響があるかも。
年金が止まる恐れは少ないでしょうが、それでも何が起きるかは分からないのが今の世界でしょう。さて、年金が止まれば終わりです。それも仕方ないでしょう。
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