団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

無政府主義

2012年12月06日 | 日記・その他

  昨日はこの偉大な地球に生かされている人類がその地球に影響を与えているな んてのは単なる思い上がりじゃないかと書きましたが、トッテンさんがそんな考えにつながりそうな面白い考えを取 り上げていました。

耕助のブログよ り  2012年11月29日

No.   1018 クロポトキン思想再考を  

・・・略

    では、もし過去のやり方に戻れないならどんな解決策があるのかとさまざまな本を読み、その中で興味をもったの がロシアの科学者であり哲学者であったクロポトキンの無政府主義の思想である。彼の提唱する無政府主義とは、中 央政府に縛られない、相互扶助を中心概念に据えた政府支配のないコミュニティー社会をつくることだ。

昨今では、 無政府主義、アナーキズムといえば、テロリズムと同義とされるが、それは資本主義政権が意図的に結び付けようと しているものでクロポトキンのそれとは異なる。彼は人道主義者であり、国家共産主義でも帝国主義者でもなかっ た。彼がアナーキズムを提唱したのは、自然科学者として自然を観察し、共同体の中で互いに協力しあうことが、生 産と消費を最も効率的に行う方法だと考えたからである。

彼の言う無 政府主義とは、社会のヒエラルキー(ピラミッド型の階層的組織構造)を排除することだ。鳥や蜂、その他の集団行 動をとる動物はヒエラルキーなしに共同作業を行う。ではなぜ人間だけがヒエラルキーを形成しなければならないの だろう。

この地球上 で人間が他の生き物より抜きんでて成功したのは、コミュニケーション能力や協調性、自発的に行動したり一緒に何 かを作り上げることができるからだ。しかしその一方で人間社会に大きな格差や不平等が生じたのは、ヒエラルキー による権力者と非権力者、階級差別の容認、盲目的に命令や規則に従わせる、等々の理由による。

 生き物は 渡り鳥が移動する時など、何か目的のために群れをなす。ある行動をする場合にも餌を食べる順番などがあったりす るが、そこに特権階級や命令系統はない。女王蜂に権力があるのではなく産卵という理由があるだけだ。生物の社会 では権力や地位を理由に他者を服従させることはない。クロポトキンはまた、「現在の生物は生存競争の勝者であ る」というダーウィンの進化論を誤用しており、そのために人間社会では経済や市場原理で「弱肉強食」があたかも 当然のように受け入れられているのだという。このようにクロポトキンは例を挙げて動物社会では同じ種族内では決 して競争がなかったことを指摘する。動物に生存競争はあってもそれは干ばつや洪水、寒波や病気が相手であって、 仲間同士は常に協調しあってきたのである。

あらゆる生 物が政府がなくても自発的に互いに協力し、きちんと組織されてるなら、人間だけが例外であるはずはない。特に、 今の日本政府を見るにつけ、クロポトキンの思想を再考すべきだと強く思うのだ。

 なまじ頭 脳の発達でとんでもない進歩を遂げ他の生物の頂点に立っていると考えてきた人類ですが、実際のところは単に苦労 をしょい込んだだけなのじゃないでしょうか。なまじこんな発展した時代に生まれたので今更エネルギーや文明の無 い世界に生きることは考えられませんが、最初から無いものであり知らなければそれ程悲しむこともなく生きること を謳歌していたのかもしれません。もしかいたらその方が本当は幸せだったのかもしれません。
    かといって、折角地球の今の日本という人類史上一番恵まれた時代に生まれ合わせた幸せもかみしめたいという思いもあります。こんな良い時代に生まれ合 わせた人類は本の一握りなのですからその幸運をかみしめるためにも、それを後世の人たちにも味あわせてあげ るためにももう少し良い時代を作り上げたいものです。

               それが今の時代の人たちの責任かも!


アップサイクル

2012年12月05日 | 日記・その他

  今回の一連の極貧パソコンでも分かると思いますが、私は本当に 根っからのケチです。兎に角安いものが好き。物を捨てるのが大嫌い。これはまだ使えるのじゃないかと考えなかなか捨 てられません。使えるものは徹底的に使い倒したい。つまりは最新式のパソコンも欲しいがどちらかと言えば古いものを 使い倒す方に快感を覚えるようです。これは性格もあるのでしょうが、戦後の物の無い時代に育ったという育ちも少しは 影響しているのかもしれません。私自身は結構そんな自分の性格に満足しているところもあります。
    さて、そんな私が極貧パソコンの中でも書いたように自動車のシートを利用した座 イスを自慢に思いながらネット生活を満喫しているのですが、どうやらそんなやり方を「アップサイク ル」なんて言うそうです。

    greenz.jp グリーンズより  2012/11/27

  “あ るもの”をアップサイクルしたら、リゾートにピッタリの極上ハンモックができちゃった!

  ・・・ 略

  「古い モノを使ってレベルアップした新しいモノと価値を生み出すこと」は「アップサイクル」と呼ばれていますが、身の 回りのものが意外と面白いものに生まれ変わる可能性はたくさんありそうです。・・・以下略

  ‘アッ プサイクル’   タグのついている投稿

  レベル アップかどうかは知りませんが、自分なりに価値を生み出していると思いながら使っているのですからそう呼ばせて もらっても良いような気がします。
    極貧生活もこうやって古いものを大事に有効に使っていると結構楽しいものですよ。しかし余り、アップサイクルが広まると又経済の停滞なんてことになる のでしょうか。

                     それでも節約が好き!


温暖化か

2012年12月04日 | エネルギー 環境

  地球温暖化が本当かどうかが最近は話題になっていますが、原因は何であれ、 ワクワクするような出来事が起こっていますね。あの北極海航路がいよいよ実現されそうな様相です。今回は日本に も直接関係しているようです。まさか自分が生きている間に北極海を船が通るなんてことを誰が想像したでしょう か。世の中何が起こるか分からないものですね。

  U.S. FrontLine Newsよ り  November 26, 2012

  LNG 船、初の北極海通過 ノルウェーから日本へ

 【共同】BBC放送によると、ノ ルウェー北部から日本へ向かう液化天然ガス(LNG)輸送船が26日までに北極海を通過した。LNG輸送船 の北極海通過は初めてで、地球温暖化による海氷の減少に伴う北極海航路の活用に弾みがつきそうだ。

 LNG船は15万立方メートルの ガス積載が可能で、11月7日にノルウェー北部ハンメルフェストを出発した。バレンツ海や北極海を通過し、 12月初旬に日本に到着する予定。ロシア政府系の天然ガス企業ガスプロムがギリシャの会社から船を借り受け 運航、ロシアの原子力砕氷船が伴走している。

 北極海の利用により、エジプトのスエズ運河を通過するルートに比べ運航距 離で約40%、日数も約20日間短縮することができる。ガスプロムは1 年以上前から準備を進め、今回使われたLNG船は10月に貨物なしの状態で北極海の試験航行に成功してい る。

  あの人類の壮大な工事でできたスエズ運河と言えば日本の企業が大きくか かわっていたのだそうです。何時ものねずさんが書い てくれています。
  ス エズ運河を造った男たち・・・五洋建設

  あのすごい運河を日本の企業が改修したのは知りませんでした。日本人て やっぱり凄いですね。その日本人の快挙も人類がもたらしたかもしれない温暖化の影響には影が薄くなりそうです ね。
  関連するような記事もありました。

   時事ドットコムより   2012/11/30

  地 球の海面、20年で11ミリ上昇=グリーンランドと南極の氷減少で

  グリーンランドと南極大 陸を覆う氷が減少した結果、1992年から2011年までの20年間で地球全体の海面水準が11.1ミリ上昇し たと、英リーズ大や米航空宇宙局(NASA)などの国際研究チームが、30日付の米科学誌サイエンスに発表し た。

 日本の「だいち」を含む10個の衛星による観測成果で、氷の減少量と海面 水準への影響をこれまでで最も正確に見積もったという。温暖化対策を検討する基礎データになると期待される。

 20年間の氷の減少量は、グリーンランドが2兆9400億トン、南極大陸 が1兆3200億トン。地球全体の海面水準への影響は、1990年代は年間0.27ミリの上昇だったが、近年は 同0.95ミリの上昇と、約3.5倍となった。特にグリーンランドの氷の減少ペースが90年代半ばから約5倍に 加速している。

  何かが地球に起こっていることは間違いないようですが、果たして温室効 果ガスの影響かどうかは分からないでしょうね。もし人類のエネルギーの使い過ぎによる影響とすればやはり人類の 増えすぎでしょうね。地球上に生きるあらゆる生物の中でこの奇跡の地球に生まれたという恩恵に仇なすのは人類だ けというのも悲しいものがあります。そろそろ真剣に考えても良いのかもしれませんが、太陽や地球はそんな人類の やることなんて殆ど影響ないと笑っているのかもしれません。それほどスケールのでかいこの地球じゃないでしょう か。その地球に影響を与えているなんて思うのは人類の思い上がりかもしれません。

そうであれば良いのですが!


Opera

2012年12月03日 | PC

  極貧パソコンの中でも書きましたが、私のパソコンに求める最低の 条件はGoogleEarthが動くことなのですが、今回の一連の極貧パソ コンの中ではXP3台と2000にはインストールもできませんでした。今はメイン機と以前のメインキVista で動いています。このあたりもソフトがバージョンアップすると動かなくなるのかもしれません。
    もうひとつ、はブラウザでOperaを使うことですが、これは2000に最新のものは入りませんでした。幸い、以前入れていた古いバージョンがなんと か動かせるようになったので使えるようにはなりました。
    私がOperaにこだわるのは何と言ってもページの拡大・縮小が自由に設定できることです。歳がよると目に一番に来るのか小さい字では読めません。と ころがOperaだとこの拡大・縮小が思いのままです。最初の立ち上げの場面も150%に設定しています。そこ から200%にしたりで使っています。お陰でサイト巡回も快調です。他のブラウザーも最近は設定できるようです が、もう今更帰る気持ちはありません。
    そんな、Operaに心酔している私にとって後押ししてくれる良い記事がありました。

   GIGAZINE(ギガジン)より   2012年11月26日 13時00分57秒

    なぜOperaがベラルーシでは最もポピュラーなブラウザなのか

現在世界で最もポピュラーなブラウザの座を争っているの は、StatCounterのデータによるとGoogle ChromeとInternet Explorerで、Firefoxがちょっと離れた第3位、さらに離れてSafariがあり、Operaは第5位となっています。しかし、国別に見てみ ると、ベラルーシだけはOperaがNo.1ブラウザなのだそうです。ノルウェー生まれなので「生まれ故郷では シェアが高い」というわけでもありませんが、いったいなぜOperaはベラルーシで愛されているのでしょうか。

   StatCounterは300万以上のサイトのデータからブラウザの シェアを分析していますが、間違いなく「ニッチなブラウザ」であるはずのOperaがベラルーシではシェア No.1という事実があるそうです。これが現在の全体シェア、OperaはSafariよりも下に位置していま す。

   Operaは世界で2番目に古いブラウザとして1996年にノルウェーで 誕生しました。MicrosoftがWindowsにバンドル(同梱)していたInternet   Explorerは圧倒的なシェアを誇っていましたが、ギークたちが求める機能は搭載されておらず、対抗馬であ るOperaには熱心なファンがついていました。しかし、激しいブラウザ戦争の中で、IEがどんどん人気のある 機能を取り込んでいったことで、Operaのビジネスは危機に瀕しました。

 IEがWindowsと一 体化してシェアを伸ばしてコンピュータを支配する中で、IEに立ち向かうブラウザとして、Chromeは GmailをはじめとするGoogleの各種サービスとの結びつきを強めてユーザを囲い込み、Firefoxは コミュニティで構築された膨大なアドオン群を持ち、オープンソースファンたちの支持を得ました。

   そんな中、Operaは「最速」をウリとして戦いを繰り広げ、ベラルーシにおいて大きなシェアを獲得することに なりました。その理由は、ベラルーシがBeltelcomという国営企業によってインフラを独占された社会主義 国家であったという点にありました。

 Beltelcomの支配 下にあるベラルーシのインフラ状態は最悪だった、と語るのはOperaのコミュニティマネージャー、Espen   Andre Overdahl氏。しかし、その最悪な状況下で、OperaにはHTMLや画像を自前のプロキシサーバで最適化することで表示を高速化する機能があった ことなどから支持を得られたそうです。これはベラルーシのミンスクに住むウェブ開発者Gleb   Kanunnikau氏も同じ見解を持っています。

   2009年から2010年にかけてベラルーシにもADSLが導入され、毎月の転送量規制がなくなりましたが、そ れまではインターネットというと速度制限のかけられたものでした。また、費用も非常に高かったため、少しでも ネット代を浮かすべく、みんながOperaを使っていたそうです。

   これはデスクトップだけではなくモバイルも同様で、「モバイル端末のブラウザといえばOpera   Mini」が今でも通用しています。これは、2010年までAndroid端末が輸入されず、iPhoneも 2011年まで輸入されなかったことから、いわゆるウェブブラウザの搭載された携帯電話というのがなかったた め。Opera   Miniは低機能な端末からでもブラウジングができる無料ブラウザで、高度なトラフィック圧縮アルゴリズムを持っていることから、未だに遅くて高価なベラ ルーシのモバイル通信事情の中では重宝されているそうです。これは、端末がAndroidやiPhoneであっ ても同じだとのこと。

 Chromeに代表される ライバルもじわじわと追い上げてきていますが、暗号化通信のようなセキュリティ面もまた欠かせない要素の1つな ので、どんなライバルが現れてもOperaのシェアを脅かすには至らないだろう、とKanunnikau氏は 語っています。

 「未 熟なインフラが効率重視のブラウザを求めさせた」ということで、ベラルーシと同じようにインフラ整備が十分とは いえない東欧諸国やカザフスタン、南アフリカでもOpera人気は高め。しかし、ベラルーシ国内のインフレに よってルーブル切り下げが実施され、2009年には45ドル(平均月給が約342ドル)かかっていたネット接続 のコストが、今は7ドル(平均月給は約470ドル)になるなど、優位性は縮小しているようです。

   世界で2番目に古いブラウザだったんですね。これは全く知りませんでし た。パソコンを始めた時にはIEと NetscapeでしたがOperaは影も形もなかったと思ってました。
    兎に角私にとっては拡大の簡単さが一番です。最初に使ったのは何時だったでしょうか。第1322回で既に使っていたと書いていますから 10年以上使っているようです。これはもうちょっと代えることは難しいでしょうね。
    というか今のところ不自由はないのでこのまま使い続けるつもりです。スピードも速いというのも知りませんでしたが、きっといらちの私にあっていたので しょうね。今回こんな記事を見るとますます好きになりました。
    何といっても5番目というのが他人と同じことはしたくないというへんこつな私にぴったりです。今のブラウザに不満を持っている人は試してみたらどうで しょう。尤も、トップになったりしたらそれだけで使いたくなりそうなので今ぐらいが良いかも。でも中止になると 困るのでほどほどには普及してもらいたいところです。

                      これからもお 世話になります!


欠陥のあるこの金融システム

2012年12月02日 | マネーゲーム

  昨日は日本の進むべき方向が見えてきたと鎖国を取り上げましたが、また一つ 日本というか世界の進むべき方向を書いてくれていました。今度は何時ものトッテンさんです。

  耕助のブログより   投稿日:2012年11月19日

  No. 1017 貨幣創造を政府の手に

一昨年、私は『アングロサクソン資本主義の正体』という本を出版し、その中 で、政府が財政赤字に苦しむのは、政府が自ら貨幣を発行する権利を放棄し、民 間銀行に委託しているからだということについて書いた。

多くの人が貨幣は政府や日銀が作っていると思っているかもしれない。財布の 中の紙幣は確かに造幣局で作られたものだが、通帳に記載されているお金は違 う。それは民間銀行が「貸出」(ローン)を通して作ったお金であり、預金者が 要求すれば用意すると銀行が約束しているものにすぎない。実際のお金として口 座間を移動しているが、それはいざとなれば現金化できると人々が『信用』して いるから成り立っているのであり、信用創造と呼ばれるのはそのためだ。部分準 備銀行制度により銀行はわずかな準備金を積むだけで莫大な金額を貸 し出すことができ、これが投機資金として使われバブルを起こし、それが破裂して多大な経済的、社会的損害をもたらしている。

欠陥のあるこの金融システムに異議を唱えてきた学者は少なくないが、去る8 月IMF(国際通貨基金)の調査部門から、「シカゴ計画再訪(Chicago Plan Revisited)」という研究報告書が発表された。シカゴ計 画というのは世界大恐慌の1930年代、アメリカの経済学者アーヴィング・ フィッシャーらが提示したもので部分準備銀行制度をやめて貸出において銀行に100%の預金準備率を要求するというものだ。それで公的債務および民間債務 が削減するとフィッシャーらは説いた。

大恐慌から抜け出す策としてルーズベルト大統領はケインズ理論を採用し、シ カゴ計画は検証も実行もされることはなかったが、IMFのマイケル・クムホフ らは、動学的確率的一般均衡モデルと呼ばれる分析を行い、フィッシャーの主張 通り、もし銀行がお金を創造することをやめれば世界はもっと安定するだろうと いう結果になったという。この報告書はIMFの見解でも方針でもないと明記さ れているが、それでもIMFのような機関がこのような代替案を提案することは 画期的である。

社会に流通するお金の8割から9割は銀行の「貸出」によって作られたお金 で、貸りたお金は政府でも個人でも利子をつけて返さなければいけない。つま り、銀行が無から生み出した信用創造という貸出に付加される利子のために、返 済金額は貸出金額を常に上回り、そのために経済はかならず利子分だけ成長する ことを求められるのだ。

このIMFの報告書は過激な解決策といわれるか、またはただ無視されるかも しれない。もし部分準備制度を廃止し、100%の準備金が必要になるな ら、銀 行は負債と同額の準備金を国から借りなければならず、万が一真剣に検討される ことになれば、特権を失う銀行が激しく反対することは間違いないだろう。

完璧な金融システムはない。しかし900 兆円を超す日本の国および地方の長 期債務を考えると、今の金融システムで累積債務が減ることはない。なぜなら債 務返済でいくら国債を発行してもそれに対して巨額の利子を払い続けなければな らないからである。今こそ貨幣創造を民間銀行から政府の手に移す議論を始める ときだ。

    第 3939回などで何度か取り上げてきた「エ ンデの遺言」(YouTubeより)を思い出します。今の世界の停滞の本当の原因は「お金」で す。それも利子です。つまりはマネーゲームにあることは間違いないでしょう。
  誰もがこの現実を受け入れられないのが今の世界じゃないでしょうか。特に1%のお金持ちにとっては絶対 に受け入れられないでしょうね。私だって、その1%に属していたらこんな考えを鼻で笑うかもしれません。し かし、幸いにも99%の方、それも下の方に属しているのでこの考えが本当に腑に落ちます。
  この「エ ンデの遺言」は全世界の人に見て欲しいですね。これからの世界をもっと住みやすいようにするに はマネーゲームの禁止しかないでしょう。
  余談ですが、NHKも昔は役にたつことをしていたのですね。いつからこんなにおかしくなったのでしょ う。

世界の進むべき方向が見えてきたかも!


★鎖国のすすめ

2012年12月01日 | 鎖国のすすめ

   第 4760回第 4793回などで何度も取り上げてきたように、これからの日本の進むべき方向は鎖国じゃないだろう かと考えるこの頃です。とは言いながらも今の時代に鎖国は余りにも現実離れしているのじゃないだろうかと悩んで いました。
  しかし、いつものサイト巡回の中で素晴らしい考えに当たりました。これは本当に目から鱗です。これぞ日本の 進むべき方向だと確信できます。

 「国際派時事 コラム・商社マンに技あり!」より  Nov 27, 2012

  <配 信コラム> 平和堂が「和平堂」になる日

・・・略

中国市場の将来

 中国が目指しているのは、 日本みたいに国産ブランドで市場をおおいつくす国です。

 日本みたいに、自動車はほ とんどが国産ブランド、家電品も国産ブランド、化粧品も国産、そこにわずかに贅沢品やニッチな商品としての輸入 ブランドがある、という景色。

 東南アジア諸国がそれを望 んでも、ムリ。

 しかし、中国や韓国は、そ れができる国なのです。産業がひととおり揃っていて、勤勉実直な労働者がいますから。

前例あり

発電プラントや製鉄プラントも、中国は1980年代までは輸入プラントをかなり採用していました。しかし、1990年 代後半からは日本からこれらのプラント輸出はほぼ皆無。

 中国国内のメーカーがかな り高度なものまで自分で作っています。

 日本メーカーの商機は、大 型タービンの軸となるローター材のように技術的に中国で作れない基幹部材や、高炉ガスを利用する特殊なガスター ビンのようなニッチな商品に限定されています。

 日本の重電機業界側もそう いう状態を当然のこととして受け止めているから、今さら

 「中国へ発電プラントが売 れなくなって困っている」

 などと言う企業はありませ ん。

 話題にならないから一般の 日本人はそのことを知らない。

 しかし、そういうことが、 これから次々にいろんな市場分野で起こってくるのだという割り切りが必要です。

 そうならないと考えるとし たら、それこそ中国人をバカにしています。

中国企業の席捲は現在進行形

 すでにケータイは、中国企 業が中国市場を席捲(せっけん)していますね。基幹部品が依然として日本製だとしても。

 検索エンジン関連ビジネス も、中国共産党が Google を追い出しにかかっていて、中国企業の独擅場(どくせんじょう)になるのは目に見えています。

 家電品もパソコンも、中国 ブランドが強い。中国政府は国産品販売支援策を、おりおり繰り広げますから、海外ブランドは太刀打ちできませ ん。

 合弁企業の製品が売れて国 富の一部が流出するより、純国内企業の製品が売れたほうが、中国経済にとってはメリットがある。

 だから、中国側が官民一体 で動いて、海外ブランドは粛々と駆逐されていきます。・・・以下略

   全文は長くなるので略しますが、 是非リンク元を読んでください。この方は以前から中国との貿易は短期間で利益を確保する覚悟で進出すべきと書か れていましたが、その根拠が今回の記事で納得が行きました。
  成程、これは日本が辿ってきた道だったのですね。この覚悟で中国や韓国と付き合い、他の国々とはまた 違った考え方で進出するか貿易で付き合えば良いのです。やはり日本は国内で日本人の優秀な労働力を生かして 行くべきなのです。そしてその道はこの中国との付き合い方を基本に考えれば十分対処できそうです。これは是 非とも日本の政・官・財のえらいさん達に気がついてほしいものです。

  話は変わりますが、この記事の中で 独擅場という言葉が出てきました。「ドクセンジョウ」とルビが振ってあるのであれ「ドクダンジョウ」じゃないの かと不審に思いました。しかし、このブログ主のことですこれは何かあるなと辞書を見てみるとやはり「ドクセン ジョウ」が正しいそうです。
  また、無知をさらけ出しました。

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どくせん‐じょう〔‐ヂヤウ〕【独×擅 場】 その人だけが思うままに振る舞うことができる場所・場面。ひとり舞台。

◆    「擅」を「壇」と誤り、「ひとり舞台」 の意から「独壇場(どくだんじょう)」というようになった。

本当に勉強になります!