第 4954回で我が坂出市の対岸の岡山の塩田跡地に日本最大級のメガソーラーが進出してくると驚きま したが、何と、もっと強烈なのができるようです。それも、外国企業が島へ設置するのだそうです。
スマートジャ パンより 2013年04月17日 自然エネルギー:
ドイツ企業が日本国内に建設を予定するメガソーラーは特色 のあるものになりそうだ。規模が国内最大、海底送電ケーブルで離島から本土に送電など、他社の計画にも影響を与えそ うな内容だ。 [畑陽一郎,スマートジャパン]
離島に巨大なメガソーラーを建設し、海底高圧ケーブルで本土に送電する。これまでにないタイプのメガソーラーが立 ち上がりそうだ。
計画したのはドイツの太陽光発電事業者Photovolt Development Partnersだ。同社はドイツやイタリア、スペインに13のメガソー ラーを建設した実績のある企業。
九州西部の五島列島の北端、宇久島(長崎県佐世保市)に出力475MWのメ ガソーラーを建設する。宇久島は面積約25km2の起伏のある島だ。メガソーラーは複数のブロックに分かれた形 で建設する。約50km東に離れた本土との間を、抵抗損失の小さい高電圧直流送電(HVDC)ケーブルで接続 し、九州電力に売電する計画だ。買取期間として20年を予定する。
経済産業省の認可(再生可能エネルギー発電設備認定申請書)を受けた企業は、日本国内にあるTeraSolで、2015年から2016年にかけて発電開始を予定している。…以 下略
こ れ本当なんですかね。本当だったらちょっと悔しいと思うのは私だけでしょうか。何故、日本の企業が考えなかった のか。日本の企業も海外で発電事業をやっているので今さら外国企業に進出するなとは言えないでしょうが、これを 思いつかなかったことが悔しいですね。
やはりスケールで日本は劣るのでしょうか。なんて思ってたら、又、進出してくるようです。
013年04月22日 自然エネルギー:
スペ イン企業がなぜ日本でメガソーラー、複数拠点で44MWを計画
日本がメガソーラー立地において、国際企業の草刈り場となる可能性がある。買取価格に魅力があるからだ。ドイツ企 業の9カ所945MWというプロジェクトに続き、スペイン企業が2年間で 44MWという計画を明らかにした。 [畑陽一郎,スマートジャパン]
・・・ 略
スペインIsofotonは、2013 年4月18日、日本国内におけるメガソーラープロジェクトについて発表した。
同社の計画規模は大きい。2013~2014年の期間に合計出力44MW程 度のメガソーラーを国内に建設する。太陽電池モジュールのうち、24MWは内製(スペイン製)だ*1)。まず 2013年内に2MW級のプロジェクトを複数立ち上げ、合計出力20MWを目指す。
*1) 同社は1981年設立の企業であり、研究開発にも力を入れている。3種類の半導体を積み重ねた多接合型太陽電池セルの開発や、同太陽電池セルを使った太陽 光追尾可能な集光型太陽電池モジュールを開発している。
具体的な地名が挙がっているプロジェクトは2つ。先行するのは筑波山のふも と、茨城県桜川市大国玉地区に置く2MWのメガソーラー。送電網への接続許可が取れているため、東京電力に全量 売電する。買取価格は42円/kW、2013年第4四半期からプロジェクトを開始する。同時期に、広島県で出力 1.6MWのメガソーラーを計画している。
同社は2012年3月に日本法人であるイソフォトン・ ジャパンを設立しており、家庭用太陽電池モジュールを販売している。2012年11月には他の5社 と共同出資し、山口県宇部市の産業団地、宇部テクノパークに出力1.344MWのメガソーラーを計画。2013 年初頭に完成したばかりだ。
これは一か所じゃないですからまだ考え付きますが、やはり最初のでかいのは驚きです。こうなると、 日本の企業も見落としが無いか考えてもらいたいですね。
それにしても、今や土地の奪い合いで殆ど残っていないと思っていたのですが、甘かったようです。電力の買い 取りの規制が緩和されればまだまだ可能性のある土地はあるのでしょうね。これは日本全体としてもっと真剣に考え てもらいたいものです。
それにしても、残念!