我々団塊の世代の女の子の名前には殆ど100%と言っていいくらい「子」が下についていました。それが当たり前 だったし、何でかなと考えることもありましたが、そんなものだと深く考えてませんでした。
ところが、最近は「子」のつかないなんだか暴走族が使うようなできるだけむずかしい漢字を使うことがはやっ ているようです。これも時代の流れでしょう が、私としては女の子には「子」が付いている方がしっくりくるものがあります。かといって、それをとやかく言うつもりもありません。
ところが、ネット巡回で面白い説があるのを知りまし た。これは本当に、目からうろこでした。
Business Media 誠よ り 5月14日
意 外に知らないけっこう間違いやすい漢字:「女神」と書いてなんと読む? キラキラネームいろいろ (2/6)
・・・ 略
子 という字は「一」と「了」からできていて「一」は初め「了」は終わり → 人生の初めから終わりまで○○な子になり ますように・・・という意味もあります…以下略
これは初めて知りました。本当ですかね。ちょっとサーチ してみました。
こ 【子・児】
名詞
1.(幼い)子。子供。[反対語] 親。
2.人を親しんでいう語。男にも女にもいうが、男が愛する 女性に対して用いる場合が多い。…中略
3.(鳥などの)卵。「鳥のこ」
-こ 【子・児】
接尾語
1.その仕事をする人の意を表す。「舟(ふな)こ」。
2.人に対して親しみをこめて呼ぶときに用いる。「背 (せ)こ」「吾妹(わぎも)こ」。
3.親しみの気持ちをこめて、人の名に付ける。
参考 3.は、平安時代以降、女性の名の下に付けて「(女 御(にようご))多賀幾子(たかき こ)」のように用いるが、正しく「こ」と呼んでいたかどうかは未詳で、「中宮(ちゆうぐう)定子(ていし)」のように音読するのが普通である。また、古く は、「小野妹子(をののいもこ)」「蘇我馬子(そがのうまこ)」などのように男性にも用いた。…以下略
どうやらそうした由来はないようですが、これは今のややこしい感じの名前と同じでその時代のはやりだったのかも しれません。つまりは、「一」と「了」の考え方をこれは良いと思った人たちが使い始め、それがブームになって定着し たなんてのはどうでしょう。
いつの時代も親は子供に幸せになってほしいと思いながら名前を付ける。その時に、この考えはすんなりと受け 入れられたのじゃないでしょうか。
勝手に、解釈しましたが、いずれにしても「子」にそんな思いがあったと考えるのは何となくうれしいものがあります ね。自分の名前にそんな意 味があるなんて知らない人も多いでしょうし、付けた方の親だってそこまでは知らずに流行りでつ方のかもしれませんがそれでも良いのじゃないでしょうか。
長い間知らないながらなんでみんな「子」がついているのか不思議だったことに素晴らしい意味があったことを 信じます。
こんなことが又広まれば、再び「子」のついた名前が復活するかもしれませんね。
期待したりして!