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REDリターンズ

2013年12月20日 23時54分14秒 | 洋画2013年

 ◇REDリターンズ(2013年 アメリカ 116分)

 原題 RED 2

 staff 監督/ディーン・パリソット 脚本/ジョン・ホーバー エリック・ホーバー

     キャラクター創造・原案/ウォーレン・エリス カリー・ハムナー

     撮影/エンリケ・シャディアック 美術/ジム・クレイ

     衣裳デザイン/ベアトリス・アルナ・パスツォール

     SFX/VFX監修/ジェームズ・マディガン 音楽/アラン・シルヴェストリ

 cast ブルース・ウィリス ジョン・マルコヴィッチ アンソニー・ホプキンス

     ヘレン・ミレン キャサリン・ゼタ=ジョーンズ イ・ビョンホン

 

 ◇メアリー=ルイーズ・パーカーが、ノッてる

 続編というのはたいがいそういうものだけど、

 なにより主人公たちの説明をしなくて済むのが楽だ。

 いきなり事件が展開させられる。

 ま、今回は、

 ヘレン・ミレンは『クイーン』のエリザベス女王を、

 アンソニー・ホプキンスは『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターを、

 それぞれパロディにし、それを愉しんでるところもあったりして、

 アクション・コメディはしかめっ面しないで愉しむしかないわね。

 ただ、なんだか、世界の平和をしょって立ってしまうのが、

 あまりにも短絡的な感じがしないでもないし、

 大御所を並べると、どうしても見せ場を順番に作らなくちゃいけないのが、

 なんだかちょっぴり、ハリウッドも辛いんだな~とおもわざるを得ない。

 そういう中で、ほんとに愉しんでるように見えるのが、

 メアリー=ルイーズ・パーカーだ。

 ブルース・ウィリスの恋人だから事件についていくっていうだけではなく、

 拳銃大好き女の子だから事件に巻き込まれたくて仕方ないっていうのがいい。

 たしかに、

 自分の好きな男が、

 キャサリン・ゼタ=ジョーンズみたいなお色気たっぷりお姉さんに気がありそうなら、

 当然、やきもちを焼くし、その嫉妬が行動力のみなもとになるのはわかるけど、

 拳銃をぶっぱなしたい、とか、カーアクションをやってたいとかいう衝動が、

 彼女を突き動かしているのだという設定は、好い。

 だから、

 次の任務があるといって、

 ラテンの某国で拳銃をぶっぱなすおまけが生きてくるんだけどね。

 

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