昨日は、悪魔の友達の気まぐれな企てをつぶしたので口直しがしたい。公園から小樽の海でも描きながら、小春を冷やかして口直ししよう。子供って、時には大人のストレス緩和になるんだと気がついた。
いつものように下校途中の小春がやってきた。
小春「叔父さん、いつも同じ風景で飽きない?」
「同じ風景だからこそ飽きないんですよ。だって自分の顔を毎日鏡で眺めるでしょう。それと同じさ。彼氏とうまくいってる?」
小春「もちろんよ、ユウ君とセックスしたら、彼、毎日スキンシップを求めてくるのよ」
「それは、小さな恋の幸せ感があっていいですねぇー」
小春「だからあ校舎の裏のトチノキで陰になっているところで、立ちバックよ。ユウ君にゴム付けたら早くやってっていうの。制限時間5分よ!、といってね。ユウ君も頑張って立ててくれて私の中へズルっと入れてくるの。最近スッとはいるようになった。はいってきても痛くないよ。でっ、腰を動かして早くダしてぇーって。だって小学生がセックスしているなんて先生も気づかないでしょう。ここだけの秘密ね」
「オオッ、そんなことを知っているのか」
小春「ヤリマンの美希姉ちゃんが教えてくれたもん。だって後ろからやるとパンツ下ろすだけだから簡単だし素早くできるじゃん、というわけ。その美希姉ちゃんが最近静かになったの。
「今の彼氏に決めたらしいよ。ヤリマン卒業だって」
小春「それで彼氏の部屋に入り浸っているの。毎日よ。そんなにセックスってできるの?」
「多分丈夫な彼氏なんでしょう」
小春「そうなんだあ、私はずっとユウ君でいいよ」
「そりゃ、今幸せ?」
小春「うん多分、幸せってこんな感じなんだと思った」
「まあ先生にばれて驚かさないように(笑)」
小春「うん、でね!、私より先にセックス経験がある子から聞いたんだけど、担任の先生は、まだ処女らしいの。だからバレたら女の嫉妬でいじめられるよって、忠告してくれたの」
「おおっ!、そんなところに敵がいたか・・・」
小春「うん、ちゃんとやるときは金精様ね」
「金精様の御利益に預かろうというわけだ」
小春「御利益!、うーーん子宝かしら、じゃあ、ご飯炊かなきゃならないの。今日はおかずもつくるの、だからバイバイね!」
小学校6年といったら、もう立派な女の身体だ。それを子供だと認識している大人達がズレているのだろう。
まだ小さな身体だけど、しっかり女になってたくましく成長してゆく。そんな後ろ姿をみると、こちらも幸せ感を感じる。