冬の始まりの頃は、どこかぎこちない。
夕飯、お風呂、寒いから翆を抱えてお布団へゆく。
布団で翆と足を絡ませながら枕話か。
翆「今日は、なにも話題がないの」
話題がなくても、することは一つ。アチキの指が翆の股間をはってゆく。
健康な膣だ。アチキの指を受け入れて、いつものように元気にうごめき出す。
翆「ああっーーん、感じちゃう」
翆が抱きついてきて、ディープなキスをしたまま・・・
翆「あッあーーん」といって股間をすり寄せてくる。
この抱き心地がいいんだろうな。翆のおさねの回りをそっとなてでゆく。
おさねは、触りそうでかすめてゆく。
翆「ウッ、ウッ、じらすとすごく燃えちゃうよぉーー」
今日は、じらそうかな・・・・。一回いかせて、二回目に翆の足を抱えて深く入れようかな、そんなイメージを描きながら、翆をじらすことにした。
翆「アチキー、早く入れてぇー・・・」
まだまだ、もう少しじらそう・・・・
翆「ハア、ハア、ハア・・・・、まだ来ないよー」
翆の膣がヒクヒクしだした。
翆「はやくいれてぇー・・・、欲しい、欲しい・・・・」
そういって翆のからだがビクビクと痙攣し始めた。
翆「ウッ、いく!、いく!、いっちゃうよ・・・・」
まだでしょう、そう思っていたら本当に身体が激しく痙攣しだした。
翆「いじわるぅー、いく、いく、いく・・・ぁぁっーーーー」
最初の頂点がおとずれたかなぁー・・・
翆「なんか、てでいった!、あっ、来ちゃったねぇー!!」
「いっちゃったか?」
翆「違う!、生理ですぅー!・・・」
「ハハァーー!、なんという鉢合わせ・・・、アチキはまだいってない」
翆「ゴメン、生理来ちゃったから手でしてあげるね」
シュボッと火が消えたみたいだ。そういって翆の手でしごいて、これでは病院の性処理だなぁー。
シーツに翆の血が点々としているところは処女とやったみたいだと感傷にふける間もなく・・・
翆「シーツ、洗濯機に入れておかなきゃ、はい!、アチキ転がって!!」
翆は、タンポンをつめて洗濯器へシーツを持っていった。
代わりに洗いざらしのシーツをだしてきた。
翆「お話し、ないの?」
「うん、燃え尽きないよーー」
世界の全てから肩すかしを食らわされたような1日だった。
冬の始まりというのは、そんな気の抜けた日があるんだ。