COVID-19で外出自粛が1年以上断続的に続いている。コロナ禍の時間を利用してやりがいのある事をしたい。そこで二つの事をしていた。
一つは小説と、このイラスト描きである。
「小説:小樽の翆」を書き始めたのが、昨年1月。その頃FBで中国の新型肺炎が話題にあがってきた頃だった。1月末には横浜港へ感染者を乗せたクルーズ船がやってきた。そのあとの日本の状況は、ご存じの通りの事態である。そんな外出自粛の最中に官能小説を描き続けていたのは、正解だった。せめて小説のなかでは自由に遊びたい。
そして書かないでいると小説の登場人物達が、画面の奥から私に向かって「どうしたんだいーー!」と呼びかけてくるという感覚になる。それは小説の登場人物達に癒やされているようだ。フゥーーん、小説を書くってそんな面白い体験があるんだ。それは、書いてみないとわからなかった世界である。
それにイラストでは絵具のカラーチャートがつくってあった。多分色を重ねる練習として描いたラフが下の画像だった。透明水彩絵具には色を混ぜるという手法と重ね合わせるという手法がある。
図1.カラーチャートによる配色練習
そうだ!、こんな色をつくっていたんだ、もっとカラーチャートを使わなきゃと気がつく。そこがドローイングの面白さだ。外出自粛のとき、家でクリエイションしていたのは正解。ハイハイ!、家から出ませんよ!、飲食店にもゆきませんよ!!。
・・・
もう一つはダイエット。
昨年夏からエアロビクスにウェイトトレーニングを加えて京都アクアリーナで汗を流していた。時折緊急事態宣言で閉館している時期もあったが、まさにそんな隙間をぬって通っていた。そうしたらトレーニング開始前に66.5kgあった体重が、現在57〜8kgと8〜9kgの減量になった。
外では黙食に禁酒、というわけだから自宅で飲酒飲食だ。最初は、夕飯を腹持ちの良い中華風野菜スープにしたのをかわきりに肉や揚げ物から、野菜と魚のメニューに変えてみた。それから体重が減りだした。
そうすると出ていたお腹も引っ込み、高血圧の薬も不用となり、標準値のコンディションに何十年ぶりかで近づいた。気がつくと外食は、揚げ物ばかりで野菜が少なすぎる上に、ものすごい高カロリー食だということがわかった。これでは食べ続けていたら確実に肥える。だから自炊を続けた。
体脂肪を減らせば体重は落ちる。この体脂肪が容易に減らない。というのも卵や肉はタンパク質が補充されちゃうから減量しない。元からある体内の体脂肪をタンパク質に変える事で筋肉をつけながら体重を減少させてきた。
その結果、体が軽くなり膝関節への負荷もなく、つまり体調が基本的によくなり、先日病院の血液検査結果の値は、あらゆる病気の可能性が見られず、すべてが改善してしている。つまり健康!。
肥えれば高血圧。高血圧の薬を飲めば老後に認知症。こんな悪循環を断ち切らなければ。
どうせコロナ禍でお店はやってないのだし外食はやめとこ、この考え方は調度よかった。というのも外食は、凄く高カロリー食ばかりだということに気がついた。しかも野菜が大変少ない。これを食べていたら確実に太るし不健康になってゆく構造だ。だから外食への見方が変わった。
女性の場合はもともと体脂肪が男性よりワンランク高いから、痩せるというよりは筋肉が締まるという事だが・・・。
そんなわけでコロナ禍では、クリエイションとダイエットに専念していた。
加筆
エアロビクスとウェィトトレーニングをしている京都アクアリーナも4月20日から休館だったが、奇跡的に6月2日から開館になった。6月中に市がおこなっているワクチン集団接種の予約ができたので8月にはフィールドへ出られるだろう。
このブログも毎月11日頃から別テーマで10日程続けて、再び小説に戻るというスケジュールが常態化してきた。明日からは10日程、別テーマが続きます。
小説を書き始めてから。毎日なにがしかのクリエイションをするという週間が身についてしまった。そうしないと頭が許してくれないところがある。だからブログの筆は進む。それに描きためておかないとイラストは、すぐにはできないからね。時折書き上げたブログを加筆し、時間のズレがないようにしているが、小説は夏の章も終わりに近づいてきた。
それにしてもたまに食べる日清のチキン焼きそばの旨い事。時折ジャンクフードが食べたくなる。どうせ少し太っているはずだから、明日からまたエアロビクスに励もうっと・・・。
(5月31日記)
図2.京都アクアリーナのスタジオ