Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング449. 小説:小樽の翆378. 野天湯

2021年06月08日 | Sensual novel

 

 さて林道を抜けて山懐に野天湯がある。

もちろんこんな所へ来るのは野天湯マニアぐらいだ。

そこで木の枝にウェアを引っかけて、野天湯へ。

少しぬるめだが、まあ熱いよりはよかろう。

仰向けになって空を仰いでいると翆が入ってきて・・・。

翆「起つかなぁーー」

そういってアチキのイチブツをしごいている。

だが野天湯の場で色事などを連想する気分でもない。

色気というよりは、交尾と言う言葉が当てはまる。

猿の交尾だ。

谷崎潤一郎の「夫は蛍光灯の光の下で、私の体のデデイルを仔細に点撿する」と小説にあったが、そんな気分はみじんもない。なんだろうね谷崎的欲望の世界は・・・。

「ウウッ!、たてるのぉー・・・」

でも、即物的に刺激されて、なんか別の感覚が働いて・・・。

翆「あっ、たった!!」

どこか生物的な感覚だ。そういって翆が膣に入れ込んで上に乗ってくる。

翆「うん、これでいいねぇー」

「なんか簡単な青姦だよなぁー」

翆が腰を腰を動かしてユク。

手で翆のオサネに回すが、温泉で膣液が流されてゆく感じ。

ヌルヌルというよりは、皮膚を撫でている感覚に近い。

でも膣内は少しウルウルとしてきた。

翆「ウウッ、ウゥッ!・・・、うんいいねぇー」

温かい湯が、いつまでもはいっていたい気分だ。

そうしているとチャージしてゆく・・・。

翆の腰が上下に動いてユク。

膣壁にこすられて次第に気持ちよくなるというよりは、射精信号が点滅している生物的な感覚だ。

翆のオサネを撫でるともなく撫でている。

翆「ハァーーっ、あああーーーーーー」

翆の嗚咽が山の間にこだましてゆく。

女は、こんな場所でも悶えるのだろうか。

それは野生の叫びといってもよいか。

翆「アチキー、出して好いよぉーー」

萌える感じでもないが、何故かチャージしている。

どこか自然界の生物だ。

次第にチャージが満たされてくると翆の腰が激しく動いて射精しちまった。

「ウグッ・・・・・」

お互いにくたっとなった身体に温泉の温度が心地よい。

いつまでもこうしていたい幸せ感を感じながら・・・、残渣が流れてユク。ここは源泉掛け流しだからね。

昔は、みんなこんな感じでフランクなセックスをしていたんだろう。

野生のDNAを呼び覚ましたみたいだ。

そうかぁー、このあいだ見た夢は、ここだったか・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする