さて林道を抜けて山懐に野天湯がある。
もちろんこんな所へ来るのは野天湯マニアぐらいだ。
そこで木の枝にウェアを引っかけて、野天湯へ。
少しぬるめだが、まあ熱いよりはよかろう。
仰向けになって空を仰いでいると翆が入ってきて・・・。
翆「起つかなぁーー」
そういってアチキのイチブツをしごいている。
だが野天湯の場で色事などを連想する気分でもない。
色気というよりは、交尾と言う言葉が当てはまる。
猿の交尾だ。
谷崎潤一郎の「夫は蛍光灯の光の下で、私の体のデデイルを仔細に点撿する」と小説にあったが、そんな気分はみじんもない。なんだろうね谷崎的欲望の世界は・・・。
「ウウッ!、たてるのぉー・・・」
でも、即物的に刺激されて、なんか別の感覚が働いて・・・。
翆「あっ、たった!!」
どこか生物的な感覚だ。そういって翆が膣に入れ込んで上に乗ってくる。
翆「うん、これでいいねぇー」
「なんか簡単な青姦だよなぁー」
翆が腰を腰を動かしてユク。
手で翆のオサネに回すが、温泉で膣液が流されてゆく感じ。
ヌルヌルというよりは、皮膚を撫でている感覚に近い。
でも膣内は少しウルウルとしてきた。
翆「ウウッ、ウゥッ!・・・、うんいいねぇー」
温かい湯が、いつまでもはいっていたい気分だ。
そうしているとチャージしてゆく・・・。
翆の腰が上下に動いてユク。
膣壁にこすられて次第に気持ちよくなるというよりは、射精信号が点滅している生物的な感覚だ。
翆のオサネを撫でるともなく撫でている。
翆「ハァーーっ、あああーーーーーー」
翆の嗚咽が山の間にこだましてゆく。
女は、こんな場所でも悶えるのだろうか。
それは野生の叫びといってもよいか。
翆「アチキー、出して好いよぉーー」
萌える感じでもないが、何故かチャージしている。
どこか自然界の生物だ。
次第にチャージが満たされてくると翆の腰が激しく動いて射精しちまった。
「ウグッ・・・・・」
お互いにくたっとなった身体に温泉の温度が心地よい。
いつまでもこうしていたい幸せ感を感じながら・・・、残渣が流れてユク。ここは源泉掛け流しだからね。
昔は、みんなこんな感じでフランクなセックスをしていたんだろう。
野生のDNAを呼び覚ましたみたいだ。
そうかぁー、このあいだ見た夢は、ここだったか・・・。