Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング460. 小説:小樽の翆389. 理想型

2021年06月29日 | Sensual novel

 

 小樽に大きな本屋というと、駅前バス停横の紀伊國屋か、ウィングベイの喜久屋書店か。

画材屋に出かけるついでもあるから、紀伊國屋が便利だ。

アダルト本のコーナーを冷やかしつつ。だが最近この手の本も少なくなってきた。

販路がWEBサイト経由に変わっちまったか。

何しろ若い女の子が股間を隠している姿がほほえましい。

隠せば妄想がフル稼働するというわけだ。

妄想力を鍛錬するといったらよいか。

まあ彼女のいない高校生向けの本かなぁー。

といって創造力が進化するわけではないのが少し悲しい。

やはり全部見えていてこそ人間のボディだなぁー。

男だったらギリシャ彫刻のマルスだ。

筋力ある兵士であり、高い知性を併せ持つ。

つまり男は筋力と知性の両方あることが理想型だ。

片方だけじゃあかんというわけだ。

女は・・・美の象徴ビーナスか・・・。

あらっ!、美!!、理想は一つだけかい?。

なんかずるいぞ・・・・。

ビーナスねぇー・・、そう思いながら通り過ぎるOL達のボディを観察している。

ボディ全体を見回しながら、股間を眺めて身体の中心位置を定める。

もちろん股間下部は身長の1/2よりは少し下がったところにある。

女性の方が腸が男より1m長いから、それを納めるのに長い胴体が必要になる。

だから女って男より胴長なんだけど・・・。

それがボディの緩やかな曲線で見る者を飽きさせない不思議なオブジェになる。

やはり美だけでいいのか。

そうやって男と女の理想型に思いを巡らせつつ・・・。

そういえば、翠の友達のシホさんの定食屋がこの近くだった。

お昼はここだな。

コメント
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