ダイビングはするから寒波が来たといって喜び勇んで出かけはする。
だが山男の如く雪山を徘徊する意志は皆無。
歩ける範囲の集落にとどめている。
歩ける範囲の集落があって幸いだった。
撮影ポイント探しで気力消耗し、被写体が現れたら写しとけばいいさの意欲喪失。
建築学的興味のためには、街が明治の頃から繁栄してきたとする来歴が必要だ。
それがないと北海道は、新建材の家が碁盤の目に並ぶ住宅街ばかりになってしまう。
美国はかってニシン漁で栄えた来歴がある。
風向きで吹き込むところには、玄関の軒先近くまで積雪がある。
「叔父さん、こんなのよりニシンの伝習館のほうがいいよ」と地元の叔母半は教えてくれるが、ちゃんと撮っておきましたぁー。
ホカロンをダウンコートの下に入れたが、2時間もいれば観光センターのストーブにかじりつく。
定食屋の開店が待ち遠しい。
もちろん味噌ラーメンで暖まり、帰りのバスで熟睡して、元気を取り戻して、午後からの仕事に取りかかれる。
定食屋の前でコートや機材の雪を払いのけるが凍り付いて払えない。
だから店の室温で溶かす。
それでも動作する。
山で撮影すれば、そんなことは当たり前にある。
だから冬の環境では、この組み合わせしか持ち出せないか。
そんな機材をiPhonで撮影した。
室内の自然光だが、彩度の高いシャープな画像だ。
これまでのカメラの発想からは一線を画している。
プログラムの力といってよい。
ただし、零下の環境では、バッテリー消耗は早そうだ。
鰊漁の屏風絵(図版依拠:小樽市総合博物館・運河館展示史料)
定食屋やまとみにて
追記
昨日は、ファイザー・ワクチン1回目の接種日だった。
京都市第一回集団接種申込でMacからアクセスし10分後に接続できた。こりゃコンサートチケットの予約争奪戦だ。初期パスワードのまま走れるだろう、走れた、最後の画面に来て初期パスワードではアカンかった。ならば戻ってやり直しをしていたら、5月の予約枠はすでに埋まり6月に予約できた。それで予約表を出力して一件落着。7,000件の申込が25分で終了したと報道されていたから、やはりWEB経由の方が処理能力は格段に高いから、接続のタイミングで入れるチャンスはあるかもしれないと判断したのは正解だった。
そしたら接種2日前に接種日時等のお知らせが郵便で届いた。「時間どおりにお越しください」と書いてある。またまた不安を起こす文面だ。余計な詮索を働かさざるを得ない。いつも疑念が膨らむ行政の文面だ。
私のブログのフォロワーで、やはり京都市で集団接種を受けたshigeji8888さんのブログが参考になった。なんだ異常に待たされることはないのだ。ならば買い物ついでに頃合いの良いところでゆくか・・・。
保健所の入り口で体格のいいオレンジ色の作業服を着たダンプカーの運転手みたいなガードマンの姉ちゃんに案内された。まあ建設現場風もおもろい趣向でしょう。そう思いつつ接種会場に上がったら総勢30人程のスタップがいる。この大仰さはなんだろうか。意外にもすいており、時間は大分早かったがそのまま受付されて、あとはベルトコンベヤーに乗せられたように接種を完了し、最後にきっちり3週間後の同じ日時の二回目の予約表をもらった。意外にも簡単な結末だった。
接種から帰宅し、1台のMacシステム入替え準備を始めた。だから今週は片肺飛行だ。ついでに8TBのSynologyを増設して撮影画像のストックに備える。調度よい機会だから部屋も大掃除だ。6月は衣替え、模様替えの季節なのだろう。蒸し暑い夏が近づいてくる前にかたづけようというわけだ。その頃には、コロナ禍ともおさらばだ。
2021年3月1-2日、積丹町美国
NikonF3HP+MD4,Carl Zeiss PlanarT*50mm/F1.4ZF2、Carl Zeiss DistadonT*ZF25mm/F2.8、Tri-X
フィルム現像:写真弘社
iPhon7